GM(黒):『職員室』 多くの先生の拠点ともなる最高生徒会内の組織のひとつ。
GM(黒):ノヴァリスは日々激動の変化を見せている。その対応に追われ、全体的に業務量は増してきている。
GM(黒):しかしそんな中でも生徒の悩みには真摯に向き合わねばならない。先生の辛い所であり、やりがいでもある。
柳瀬 起亜:「うーん…………」かたかたかたかた。
柳瀬 起亜:赤いポニーテールにこれまた赤いジャケット。指ぬきグローブの女性。その胸は豊満である。
柳瀬 起亜:「予想通りというか、まあこれまた騒ぎが大きいわね…星徒の影響かしら」
柳瀬 起亜:口を3の形にして、何となく赤鉛筆を乗せている。仕事はパソコンでやってる。
柳瀬 起亜:「今日の所はアタシだけだし、これ以上何かデカい事が起きないといいんだけど~…」
柳瀬 起亜:書類仕事は手慣れたものだ。この前の水着絡みの事件を纏めたりしている。
柳瀬 起亜:「…いや、ゾディアック・ビキニって結局何だったのかしら…………」
久遠セツナ:そして『すぐ行くねー』の十数分後──
久遠セツナ:がごん──
久遠セツナ:天井のダクトが、勢いよく開く。
久遠セツナ:「来たよー!」
久遠セツナ:這い出てきたのは黒髪の少女。
柳瀬 起亜:「ウワーッ!?」
久遠セツナ:くるくる──しゅたっと着地。
柳瀬 起亜:「び…」
久遠セツナ:よいこらしょと背負うのは、身の丈2mほどの巨大な魚状のなにか。
柳瀬 起亜:「びっくりした!」
久遠セツナ:「へー、星室庁の中って、こーなってたんだ?」
久遠セツナ:きょろきょろと、楽し気に視線をめぐらす。
柳瀬 起亜:「えーっと…セツナちゃん、であってるわよね?」
柳瀬 起亜:目を丸くしている。
久遠セツナ:「うん、ボクが久遠セツナ!」
久遠セツナ:「グリード旅団学園の旅団長で」
久遠セツナ:「冒険者──だよっ!」
柳瀬 起亜:「とりあえず…次からは普通に入ってきても大丈夫よ…?というか普通に入ってきてほしいというか…」
柳瀬 起亜:「冒険者…グリードだから、かしら……」
久遠セツナ:「うんうん、でもこー」したり顔
久遠セツナ:「なんか入るのが難しそうなとこ、入ってみたくならない?」にぱっと快活な笑み。
柳瀬 起亜:(あっこの子こういう事が好きなだけだわ)と察した。
柳瀬 起亜:「なるほどねえ…」
柳瀬 起亜:にこりと笑顔になる。
柳瀬 起亜:「やりたいならしょうがないわね……」
久遠セツナ:「うんうんそうそう。仕方ない仕方ない」
柳瀬 起亜:「えーっと…それで」背中に目を向ける。
柳瀬 起亜:「それが例の…おさかな?」
久遠セツナ:「あ、えっと」
久遠セツナ:「ってことは、柳瀬せんせー?」
柳瀬 起亜:「ええ、アタシが柳瀬起亜!よろしくね!」
柳瀬 起亜:職員室はがらんとしている。
久遠セツナ:「女のせんせーも居たんだ!」びっくり
柳瀬 起亜:「ええっ!?普通に結構いるわよ!?」
久遠セツナ:「そっかー」
久遠セツナ:「ボクが会ったことあるの、男の大人のせんせーだけだから」
柳瀬 起亜:「まあ、男の先生の方が目立つのは確かにあるけれど…ふむふむ」
久遠セツナ:「あ、それでね柳瀬せんせー」すぱっと切り替える。
柳瀬 起亜:「はいはいなんですかい」
久遠セツナ:「これが例のおさかな──トキヲシルだよっ!」(じゃじゃーん!
柳瀬 起亜:「…………」
久遠セツナ:トキヲシル
柳瀬 起亜:「なんて?」
久遠セツナ:ノヴァリスの河口でごくまれに獲れる、成熟しきった巨大な鮭状生命体。
久遠セツナ:歳を経て脂はすっかり落ち切っていますが、旨味たっぷりの身を干物にしたものは滋味に富み、食通の間では好まれている。
久遠セツナ:水揚げされる時に悟ったような表情をするのが特徴。
久遠セツナ:グリード狩猟日誌より抜粋。
柳瀬 起亜:「ええと…ちょっと待って?」頭を右手で押さえ。
柳瀬 起亜:「アタシ”外”が長いから…その、生態とかについていけないんだけど……」
久遠セツナ:「あ、そっか。そうだよね。えーっと」腕を組み、ほんの数瞬だけ悩む。
久遠セツナ:「──おいしいおさかなです!」そして至った結論はとてもシンプル。
柳瀬 起亜:「なるほど、とても分かりやすいわね!」
柳瀬 起亜:考え過ぎる事をやめたのだった。
柳瀬 起亜:「で、このトキヲシルをおすそ分けと」
久遠セツナ:「うんっ!」
久遠セツナ:「トキヲシル、好きな子は好きなんだけど──」
久遠セツナ:「『もっと脂が乗ってる方が好き』って子が多くて」
久遠セツナ:※ノヴァリスの生徒はみな十代の若さです。
柳瀬 起亜:「あー。若い子はそうよね……」
柳瀬 起亜:「油ものとかの方が好きだものね……」
久遠セツナ:「うんうん、好きな人は好きなんだけどね」
久遠セツナ:「で、ミナトちゃんが」
柳瀬 起亜:「うんうん」頷いて話を聞いてる。
久遠セツナ:「『先生方ならご年齢的にも好まれる方が多いかもしれませんね』って」
柳瀬 起亜:「なるほど、そう言う繋がり」
柳瀬 起亜:「まあ、食生活とかが乱れに乱れまくってる先生は枚挙に暇がないけど……」
久遠セツナ:「あと、つけとどけで少しでも心証を良くしておきましょう──って!」
柳瀬 起亜:「なるほど」
柳瀬 起亜:「それ言っちゃだめよって言伝されてたりしないかしら」
久遠セツナ:あれ、これは言っちゃダメなんだっけ? みたいなことをひとりごちる。
柳瀬 起亜:「あやっぱり……」
柳瀬 起亜:「まあ、ともあれわかったわ。有り難くいただくことにして」
久遠セツナ:「あははー、それじゃこれはないしょで!」
柳瀬 起亜:「うん、内緒、内緒」しーって指。
柳瀬 起亜:「それじゃ、せっかくだから一緒に食べましょうか?」
柳瀬 起亜:「”冒険”したらお腹減ったでしょ」
久遠セツナ:「あ、いいの!」
久遠セツナ:「じゃあチャチャっと切っちゃうね?」
柳瀬 起亜:「うん、あっお米とかは食べられる?」
柳瀬 起亜:「その辺、結構差が激しいから…」
久遠セツナ:すらり──と、腰の後ろに差した黒い小剣を抜く。
柳瀬 起亜:備え付けの炊飯器を動かし、同時にお湯を沸かす。
久遠セツナ:「ボクお米すきだよ! おかわりだってしちゃう」
久遠セツナ:シュカッ! シュカッ! シュカッ!
柳瀬 起亜:「うん、なら大丈夫か」
柳瀬 起亜:「わあ」
久遠セツナ:まるでバターでも切るかのように、身厚なトキヲシルが三枚に卸される。
柳瀬 起亜:「すごー……」
久遠セツナ:「えへへー、すごいでしょ?」自慢げな笑み。
柳瀬 起亜:「うんうん、我流みたいね。大きな生物特化って感じ?」
久遠セツナ:「んー、特化とはちょっと違うかなぁ?」
久遠セツナ:ちゃきん──と再び納剣しながら。
柳瀬 起亜:小さいお茶碗と大きなお茶碗を出す。大きいのは当然セツナちゃん用だ。
久遠セツナ:「冒険してるとね、何が出てくるかわからないから」
久遠セツナ:「何かに特化じゃなくて」
久遠セツナ:「何が来ても大丈夫──じゃないとかなぁ?」
柳瀬 起亜:「……成程、”冒険用”って言うのが近いわけだ」
久遠セツナ:身の丈100mの巨大生物を相手取るときも
柳瀬 起亜:ご飯をよそっていく。当然山盛りだぞ。
久遠セツナ:まな板の上のトキヲシルを相手取るときも
久遠セツナ:そのスタンスはまったく変わらない。
久遠セツナ:「あ、先生七輪あるかな? 直火がやっぱり一番美味しいけど」
柳瀬 起亜:「制式剣術とかとは外れるけど、よく考えられてる。凄いわね……」
久遠セツナ:「ここで焚火とかしたら、たぶん怒られるよね?」
柳瀬 起亜:「七輪は……ちょっとないかなあ?」あははと笑う。
柳瀬 起亜:「それよりも、もっと良い食べ方があるわよ」
柳瀬 起亜:端っこをちょいちょいっと切り取って、ご飯に乗っける。
久遠セツナ:「?」お茶碗を受け取りながら。
柳瀬 起亜:その上から、じゃばーっとお湯をかけていく。
久遠セツナ:「おおー!」
柳瀬 起亜:ほこほこほこ…あっという間に身がピンク色。
柳瀬 起亜:「これにしょうゆをかけて―」
柳瀬 起亜:てれー。
久遠セツナ:ほかほかあがる湯気と香りに、満面の笑み。
柳瀬 起亜:「完成~トキヲシルのお茶漬け!」
久遠セツナ:「これは──おいしそうだねぇ」(じゅるり
柳瀬 起亜:「油が少ないって言うなら焼いたりするよりはこっちの方がいいかなって思ったんだけど」
柳瀬 起亜:「どうかしら?」
久遠セツナ:「うんっ、すっごくおいしそう!」
柳瀬 起亜:「うん、それじゃいただきましょう!」
久遠セツナ:そわそわと、せんせーとお茶漬けを交互に見る。
久遠セツナ:「やったー!」
久遠セツナ:「いただきまーす!」
柳瀬 起亜:それを見て上機嫌に笑う。
柳瀬 起亜:「うん、いただきます」自分の分も。
久遠セツナ:もぐもぐと、炊き立て御飯とトキヲシルの身を口にして──
柳瀬 起亜:最近常備されているスポーツドリンクをコップに出し、飲みながら食べる。
柳瀬 起亜:「あちち…」
久遠セツナ:「ふわぁ──」幸せそうな笑み。
柳瀬 起亜:うん、うんと満足そうに頷く。
久遠セツナ:「おいしいねぇ──これ」
柳瀬 起亜:「素材がいいみたいね、これだけで十分味わいと出汁が出るわ」
久遠セツナ:そして再びどんぶりに挑む。
久遠セツナ:「トキヲシル、冒険に行ったときによく干したのを炙って食べるんだけど」
久遠セツナ:「全然ちがうねぇ──」
柳瀬 起亜:「うん、同じ素材や食べ物でも正解って言うのは一つじゃないの」
柳瀬 起亜:「色々試して、学んでいくこと――それも”冒険”の一つじゃない?」
久遠セツナ:「なるほど。さっすがせんせー、すごい!」すっかり胃袋をつかまれる。
柳瀬 起亜:「…あ、でも先に言っておくけど!」
柳瀬 起亜:「全部食べちゃだめよ!他の先生も食べるんだからね!」
久遠セツナ:「うん! ──あっ!」
柳瀬 起亜:「あっなにその不穏な”あっ”は」
久遠セツナ:「──これ、皮のとこ七輪で炙って載せたら、もっとおいしくならないかな?」
久遠セツナ:真剣な顔で。
柳瀬 起亜:「おお」
柳瀬 起亜:「なるほど……」
柳瀬 起亜:「……でも、今日の所はガスコンロで我慢してくれないかしら……?」
久遠セツナ:「うーん」腕を組み考えこんで。
久遠セツナ:「それじゃ、今日はそれで!」
柳瀬 起亜:「うん、ちょっとずるっこしたげるから」
柳瀬 起亜:いいながら、ガスコンロに自分の手を握り。
柳瀬 起亜:血を少しかける。彼女の血は起源を辿り、それを強くする。
柳瀬 起亜:つまり、ガスコンロを七輪並みにすることもまあ不可能ではない。
柳瀬 起亜:ぱちぱちぱち!あっという間に良い匂いが漂う。
柳瀬 起亜:「よし、……皮は1枚しかないわねこれ」
柳瀬 起亜:「それじゃ、二人の内緒って事で!」
久遠セツナ:「うん!」笑顔で応じて──
GM(黒):
GM(黒):では交流判定です
GM(黒):交流判定に成功して、合計の達成値が20以上なら絆ポイントを獲得できます
柳瀬 起亜:わいわい
久遠セツナ:がやがや
GM(黒):今回は、楽しく会話する <交渉> 難易度9
GM(黒):もしくは一緒に遊ぶ 【肉体】【感覚】 難易度9
GM(黒):とかかな
柳瀬 起亜:一緒に遊ぶの方がそれっぽさがあるかな?
GM(黒):判定する時は二人同一の技能で判定してね
久遠セツナ:ですかね? 潜入もしたし。
柳瀬 起亜:(おかねをかまえる)
久遠セツナ:支援のオートエフェクトとかしていいんでしたっけ?
GM(黒):OK
柳瀬 起亜:使っていいやつです
久遠セツナ:ではせんせーの判定にコンボ 気ままな風
柳瀬 起亜:あっありがてえ~
久遠セツナ:ダイス+7の達成値+15してください。
柳瀬 起亜:すごい
柳瀬 起亜:では肉体判定、元が1でもこれだけあれば俺でもやれるぜ
柳瀬 起亜:8dx+15
DoubleCross : (8DX10+15) → 10[1,2,3,3,3,7,9,10]+5[5]+15 → 30
柳瀬 起亜:しゃあっ
久遠セツナ:3dx+30
DoubleCross : (3DX10+30) → 9[3,9,9]+30 → 39
久遠セツナ:クリティカルはならず──が、合計39です。
柳瀬 起亜:よしよし
GM(黒):成功!
久遠セツナ:全力で──遊ぶ!(`・ω・´)
柳瀬 起亜:たのしかったね
久遠セツナ:ごはんおいしかったー
GM(黒):絆ポイントは
GM(黒):絆P:PC名/LV1
GM(黒):みたいな感じに記載しておいてください
柳瀬 起亜:はーい(かりかり)
久遠セツナ:はーい!
GM(黒):ではアフタートーク!
GM(黒):また最初の一言からカウントしていきます
GM(黒):
GM(黒):――――
GM(黒):―――
GM(黒):――
GM(黒):
柳瀬 起亜:『たくさん食べたわねー』
柳瀬 起亜:『お米買い直さないと』
久遠セツナ:『こないだはごちそうさま!』
久遠セツナ:『せんせーに教えてもらったおちゃづけ』
久遠セツナ:『アネノちゃんやハヅキちゃんに教えてあげて、みんなで食べたよ!』
柳瀬 起亜:『あら、良いわね』
柳瀬 起亜:『あれ、自然環境なら自然とお湯を使えるから結構便利よ』
久遠セツナ:『せんせーにもお礼申し上げてください──って、ミナトちゃんが』
柳瀬 起亜:『煮沸しないと危ないからね、水』
柳瀬 起亜:『うんうん、受け取ったわ』
久遠セツナ:『あ、それでねせんせーせんせー!』
柳瀬 起亜:『はいはい、何かしら?』
久遠セツナ:『このまえはガスだったけど、七輪もおいしいと思うので』
久遠セツナ:『こんど獲りに行こう!』
久遠セツナ:『で、その場で食べようよ、お茶漬け!』
柳瀬 起亜:『獲りに』
柳瀬 起亜:『……ええっと』
久遠セツナ:『ぜったい美味しいよ!』
柳瀬 起亜:『アタシはそう言う系はちょっと…大分、弱いんだけど……』
柳瀬 起亜:『言ってて情けないけど…』
久遠セツナ:『冒険して、獲物をしとめて』
久遠セツナ:『それでみんなで、お茶漬け!』
柳瀬 起亜:『……でも、聞いてるとやりたくなるわね…』
久遠セツナ:『飯盒でご飯を炊いて』
久遠セツナ:『熱々の御飯に、仕留めたばかりのトキヲシルを乗せて』
柳瀬 起亜:ぐぐう~(お腹の音)
久遠セツナ:『炙った皮とちょいちょいってして、あっついお茶をだばーって!』
柳瀬 起亜:『うわーっぜったいおいしいやつよそれ!』
久遠セツナ:『うんうん、ぜったいおいしいよ!』
久遠セツナ:『あんなにおいしかったんだもん』
久遠セツナ:『みんなで冒険のあとに食べれば、絶対もっとおいしいよ!』
柳瀬 起亜:『いいわねえ……』
柳瀬 起亜:『…よし!今度グリード行ったらやりましょ!』
GM(黒):※〆!
久遠セツナ:『うん! それじゃ明日迎えに行くね!』
柳瀬 起亜:『明日』
久遠セツナ:『おやすみなさーい!』
柳瀬 起亜:過労ねこのスタンプ。
柳瀬 起亜:”聞いてないに”ゃん”のやつであった。
GM(黒):
GM(黒):これにてユニコーン終了! お疲れ様でしたー
柳瀬 起亜:お疲れさまでした~~~~!!!
久遠セツナ:おつかれさまでしたー!
久遠セツナ:なるほど、これがユニコーン……(覚えた