『敗者達のタイバーン・ジグ』



GM:黒鉛筆
メイン 見学

本作は、「F.E.A.R.」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『ダブルクロス The 3rd Edition』の二次創作物です。
(C) FarEast Amusement Research Co.Ltd.


PC1:"思想狭窄ファナティコス"   黒田くろだ コノカ (キャラシート) PL:もやし炒め
黒田コノカ

PC2:"底なし兎アルネヴェト"   白巻しらまき トバリ (キャラシート) PL:冬野柚子
白巻トバリ

PC3:"万民太平等イクアリィ"  マリガル・ノルトル (キャラシート) PL:トリケラプラス
マリガル・ノルトル

PC3:"アルカトラズ" 不発うたず ナカズ (キャラシート) PL:とーどー
不発ナカズ

目次

  • プリプレイ
  • オープニング1
  • オープニング2
  • オープニング3
  • オープニング4
  • ミドル1
  • ミドル2
  • ミドル3
  • マスターシーン
  • ミドル4
  • ミドル5
  • マスターシーン2
  • ミドル6
  • クライマックス
  • バックトラック
  • エンディング1
  • エンディング2
  • エンディング3
  • エンディング4
  • エンディング5
  • マスターシーン3

  • プリプレイ


    GM:オーヴァード・ノヴァ『敗者達のタイバーン・ジグ』
    GM:キングダム懲罰奉仕部セッションやっていきたいと思います。
    GM:まずは自己紹介から
    GM:PC1、黒田コノカさん
    GM:(キャラシート)
    黒田コノカ:はい。
    黒田コノカ:黒田コノカ、元キュナリオン生にして違法キングダム生です。
    GM:元おまわりさんが巡り巡って何の因果か自分の手に輪っかがかかることに
    黒田コノカ:元はキュナリオンで指揮官だか策士だかをやってたんですが、竜王にボコボコに負けて辞めました。
    黒田コノカ:片手間の相手に負けたので認知は一方的ですが、めちゃくちゃに恨んでおりキングダムをひっくり返してめちゃくちゃにすることで復讐してやろうと思っています。
    黒田コノカ:基本的に物腰は柔らかく口調も丁寧ですが、全部台無しにするつもりなので友情とかそういうものは最初から積み上げる気がありません。でも表面的には仲良くするよ
    GM:態度を繕えてえらい
    黒田コノカ:他の懲罰奉仕部とはちょっと違って、キングダムに反旗を翻したその先に目的が何も無いので微妙にすれ違いそうな感じ。敵対が確定してる人もいるので仕方ないね
    黒田コノカ:性能的にはセットアップでバフをまき散らして後は好きにしろ、って感じです。ハイペリオンフォートの登場で情報収集もちょっと強くなった
    GM:バフの量がおかしいんだ
    黒田コノカ:攻撃性能はまあそこそこに、他の皆に頑張ってもらおうかなという所存です。よろしくお願いします
    GM:そんなコノカさんのハンドアウトはこちら!

    PC1:黒田コノカ(PL:もやし炒めさん))
    シナリオロイス:“臣問官インクイジター”ヘンリー・ホプキンス
    罪状:反逆未遂、共謀罪。それがあなたの罪だ。懲罰奉仕部はその罪を雪ぐ刑場であり、キングダム崩壊の為の作戦本部だ。
    先日得た『殉葬棺』のオリジナルの情報を活かすべく大ノヴァリス博物館地下の遺跡に攻め入るには戦力が足りない。そこであなたは“免罪王”の記憶にあった暗号文字列にあった、もう一つの情報を利用することにした。
    理事会のエージェントであり、“免罪王”の父、ヘンリー・ホプキンスの記憶の再構成に必要なキーワード。その言葉を口にすることで、“免罪王”の人格はヘンリーの物へと切り替わる。
    ヘンリーはあなたの求めに応じ、未発見の理事会の遺構の情報を語った。ボトムヤード湿地帯に隠された大気汚染兵器『毒吐き釜スピンドルストン』と、ミスルトウ樹海学園に潜む土壌汚染兵器『エルフィンミスチーフ』を。


    GM:ヘンリー再び
    黒田コノカ:変態親父め……何か一つは既に破壊されてるって風の噂が届いたりしてますがまあ気のせいでしょう。キングダムぶっ壊すぞ〜
    GM:がんばって〜
    GM:PC2、白巻トバリさん
    GM:(キャラシート)
    白巻トバリ:はーい
    白巻トバリ:「底なし兎アルネヴェト白巻しらまきトバリですー」
    白巻トバリ:キングダムの一般的な生徒ですが、ちょっとのんびり屋で、わりと興味か強制によってしか頑張れません。
    白巻トバリ:なお懲罰奉仕部に所属してしまっています、罪人ですねー
    GM:一体何をしたんだろう
    白巻トバリ:私は(直接的には)何も(といえない程度にしか)やってなかったのですけれど、友達がちょっと横領とか色々やったモノを押しつけられてしまいましてー
    白巻トバリ:誠心誠意お手伝いしてたのに、解ーせーぬー
    GM:許せないぜ
    白巻トバリ:そんな感じで良識あるお嬢様の振るまいをしていますが罪人状態。
    白巻トバリ:ただ……本性が他人の失敗・失墜に興奮する性癖って所がちょっと問題な子です
    白巻トバリ:私は、クレタちゃんが捕まるところが、見たかっただけなのに!!
    GM:うーんこれは困ったさん
    白巻トバリ:懲罰奉仕部に落ちてくる人、そのエピソードを聞けるだけであるいみ天国では?
    白巻トバリ:とおもいつつ免罪王様の思想に敬意を払い、勿論誠心誠意協力いたします、だって、成功しても、失敗しても、偉大な王が失墜するのですから。
    白巻トバリ:能力はシンプルな魔獣の衝撃による単体RC攻撃と、相手の足を引っ張る行動値や達成値の低下が持ち味です
    GM:ものすごく妨害してくる
    白巻トバリ:そんな私ですが、よろしくお願いしますー
    GM:はーい
    GM:トバリさんのハンドアウトはこちら!

    PC2:白巻トバリ(PL:冬野柚子さん) シナリオロイス:“ハルシネーション”月海クレタ
    罪状:横領罪、他余罪多数。それがあなたの罪だ。懲罰奉仕部はその罪を雪ぐ刑場であり、失墜の悦楽を味わう観覧席だ。
    他者の失敗を悦びとするあなた自身がここへ堕ちるきっかけとなった女、月海クレタ。彼女もまた時を置いて今、懲罰奉仕部へと堕ちてきた。周囲からの視線に執着し、着飾る為に部の資金を横領していた彼女は、一度はあなたを身代わりとすることで難を逃れたが、結局は手が後ろに回った。
    犯罪者となり、たとえ懲罰奉仕部で刑期を短縮し自由を得たとしても、前科者を見る周囲の目は冷たい。絶望する彼女の姿はあなたの愉悦を誘うに十分な失墜だろう。
    しかし、堕ちたままではそれで終わりだ。更なる失墜を見るには上へ向かう意志が必要となる。反逆を成し遂げれば犯罪者から英雄となれる。今の彼女はそんな甘言にすら縋るだろう。


    白巻トバリ:大丈夫ー私が協力しますからねークレタちゃん
    GM:堕ちてきた友達をもう一回堕とす為に上りましょう
    GM:では、PC3、マリガル・ノルトルさん
    GM:(キャラシート)
    マリガル・ノルトル:ほいさっさ
    マリガル・ノルトル:「おうおう!ザコ様の出番ってぇわけだなぁ」
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトル。一人称ザコ様の自尊心がたけーんだかひくいんだかわかんねー奴です。
    マリガル・ノルトル:王による統治をやめろ〜!という類のデモをぶち上げ即捕まった懲罰奉仕部の罪人。
    マリガル・ノルトル:平等主義を掲げる女。といっても頭がザコ様なのでその内実は結構ふんわりしてる。
    GM:暴徒の鑑!
    マリガル・ノルトル:シンプルに言うとつえーやつもよえーやつも金もってるやつももってないやつも頭いーやつも悪いやつも感染者も非感染者も関係なしに支配もされもせずやってこうぜ。ぐらい
    マリガル・ノルトル:もうちょっと考えような!
    GM:共産主義……?
    マリガル・ノルトル:ぶっちゃけ手段についてもそこまでこだわりは……ない
    マリガル・ノルトル:能力としては従者を生み出して操作する
    マリガル・ノルトル:そんだけ。ただ数が多い。ゴキブリの数倍多い
    GM:一匹見たら何匹も
    マリガル・ノルトル:濃縮体。裸の王様は伊達じゃねえぜ
    GM:フレーバーに思い切りすぎ
    マリガル・ノルトル:性能的には完全な従者型。数で雑魚パンチを繰り出したり。守護者でロイスを守ったり。セットアップの戦術でみんなのダイスを増やしたり。って感じかな。
    マリガル・ノルトル:戦術はこいつの頭でできるわけないので黒田さんに耳打ちしてもらいます。それをそのまま使う。いないときは電話か記憶を頼りになんとかします。
    マリガル・ノルトル:こんな感じかな
    マリガル・ノルトル:よろしくお願いします〜
    GM:そんなマリガルさんのハンドアウトはこちら!

    PC3:マリガル・ノルトル(PL:トリケラプラスさん))
    シナリオロイス:“免罪王ロード・マーシー”キャロル・ホプキンス
    罪状:騒乱罪。それがあなたの罪だ。懲罰奉仕部はその罪を雪ぐ刑場であり、万民平等を成し遂げる為の活動拠点だ。
    ショコラショコラン製菓学校から懲罰奉仕部に依頼が舞い込んだ。ミスルトウ樹海学園の中心に聳える大樹『伝説の木』の樹液の採取。――その依頼は、反逆の思想を抱えたまま刑期を満了した懲罰奉仕部OGを経由して、依頼人すらその本来の目的を知らぬままに誘発されたダミー依頼だ。
    『伝説の木』の内部には、黒田コノカがヘンリー・ホプキンスの残した暗号から読み解いた理事会の土壌汚染兵器『エルフィンミスチーフ』が隠されている。
    “免罪王”は、あなたにミスルトウ樹海学園への同行を命じた。


    マリガル・ノルトル:いぇあ
    GM:依頼を受けに行くぞ!
    マリガル・ノルトル:「うぉっしゃ〜!任せとけ!千人分の烏合の衆の働きをするぜ」
    GM:烏合の衆なのかよ
    マリガル・ノルトル:ザコの群れだから…・・
    GM:PC4、不発ナカズさん
    GM:(キャラシート)
    不発ナカズ:はいー
    不発ナカズ:罪状は外患誘致。八月革命時に理事会派の手引きをした罪で懲罰奉仕部入りしました。
    不発ナカズ:本人は「『理事会派の人が皆と仲良くしたい』って言っていたからぁ」と言っています。
    GM:みんな仲良くした方がいいもんね
    不発ナカズ:のんびりとした喋り方をしており「同じ人間、話せば分かるよぉ」とよく言っています。
    不発ナカズ:懲罰奉仕部での活動は品行方正でいかにも模範囚、といった振る舞い。なんで懲罰奉仕部にいるんだろうね。
    GM:何でかなあ
    不発ナカズ:データ的にはシンプルなRCアタッカー。シーンで邪毒をバラまいたりEロイスを切ったりDロイスを切ったりします。
    不発ナカズ:自己紹介は以上。よろしくお願いします。
    GM:めちゃくちゃロイス切ってくる……
    GM:ナカズさんのハンドアウトはこちら!

    PC4:不発ナカズ(PL:とーどーさん) シナリオロイス:“ホワイトロット”
    罪状:外患誘致罪。それがあなたの罪だ。懲罰奉仕部はその罪を雪ぐ刑場であり、他者と分かり合い手を取り合う為の交友の場だ。
    あなたは“免罪王”と共に、黒田コノカがヘンリー・ホプキンスの残した暗号から読み解いた理事会の大気汚染兵器『毒吐き釜スピンドルストン』を手に入れるべく、キングダム近郊ボトムヤード湿地帯へとやって来ていた。
    だが、『毒吐き釜スピンドルストン』を手に入れることはできなかった。――“ホワイトロット”。ノヴァリスに存在する兵器の破壊を掲げるノドスチルドレンによって、既に破壊されていたのだ。
    ノドスチルドレンの介入があった以上、もう一つの兵器『エルフィンミスチーフ』の回収には全力を注ぐ必要がある。“免罪王”は動かせる懲罰奉仕部全員の招集を宣言した。


    GM:ノドスチルドレンとも仲良くなれるかな〜?
    不発ナカズ:仲良くなれるよぉ
    GM:では、トレーラーを貼って始めて行きたいと思います。

    大ノヴァリス博物館における金剛王の報復事件。
    その裏で暗躍し、反逆の為の標を手に入れた者達がいた。

    反逆者。落伍者。犯罪者。
    キングダム連合学院が謳う王道から零れ落ち、罪の烙印を押された敗北者達。
    奉仕の名の下に、懲罰を待つ囚人達。

    彼女達の何が罪なのか? 一体何が悪なのか?
    秩序を脅かしたこと? 否。絶対の王権に異を唱えたこと? 否!
    敗北こそが罪なのだ。勝利だけがそれを雪ぐ罰となる。
    弱者よ立ち上がれ。敗者よ剣を握れ。

    ダブルクロス The 3rd Edition 『敗者達のタイバーン・ジグ』
    ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。


    OP1


    GM:オープニング1
    GM:シーンプレイヤー:白巻トバリ
    GM:登場侵蝕をお願いします。
    白巻トバリ:白巻トバリの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(30 → 39)
    白巻トバリ:あの、高くー無いですかー…?

    GM:キングダム連合学院刑務所。
    GM:”氷棺陵墓”に封印されるような特一級の犯罪者を除いて、罪状の軽重問わず多くの犯罪生徒が収容されている。
    GM:囚人達はそれぞれの房で厳しく管理され、プライバシーの完全な保障などあり得ない。
    GM:数少ない例外が、ここだ。
    GM:刑務所内大浴場。
    GM:犯罪生徒達は一時看守の目から離れ、刑務の疲れと汚れを洗い流す。無論、時間は厳しく取り決められている仮初の自由だ。
    GM:しかし、それは看守から解放されるというだけの話であり……
    囚人生徒A:「あァん!? 新入りがコンディショナーなんて上等なモン使ってんじゃねえよ!」
    囚人生徒B:「シャンプーももったいねえな! レモン石鹸で髪洗ってな!」
    月海クレタ:「そんなことしたら髪がごわごわになっちゃうじゃない!」
    GM:《“ハルシネーション”月海クレタ》
       -罪状:横領罪-

    月海クレタ

    白巻トバリ:「〜〜♪…ん?」一仕事終えた後で鼻歌を歌いながらご機嫌に身体を洗ってる所に、そんな声が聞こえて。
    白巻トバリ:《"底なし兎アルネヴェト“白巻トバリ》
     -罪状:横領罪、他余罪多数-

    月海クレタ:「こ……こんなところまで落ちてきて、こんな頭悪そうな奴らにまで馬鹿にされるなんて……」
    囚人生徒A:「んだテメエその口の利き方はァアアン!?」
    囚人生徒B:「水洗いさせるぞコラァ!」
    白巻トバリ:「(あーれー、あれれー?)」その顔は見知った顔、自分のことをハメて、一度は破滅を回避したはずなのに。
    月海クレタ:「最悪……知性の欠片も感じられない……体も貧相だし、何かちょっと匂うし……」
    囚人生徒A:「貧相な胸なのはテメエも同じだろうが!!!!」
    囚人生徒B:「泣くぞコラ!!!」
    GM:頭に血が上った囚人生徒がクレタに詰め寄る。このままでは手が出そうだ。
    白巻トバリ:「だーめーですよ?」手を上げようとした囚人生徒の背後によって、背中を指でなぞりながら
    囚人生徒A:「うひぃ!?」
    白巻トバリ:「こんなところで暴れて罪を重ねていたらー免罪王様にーおこられちゃいますからーね?」あくまで笑顔で、庇いに来ていて
    囚人生徒B:「てってめえは懲罰奉仕部の……イカレ兎!」
    GM:懲罰奉仕部は、一般の囚人達にとって二種類の人間がいると認識されている。
    白巻トバリ:「まぁ、まぁ心外ですー」
    GM:長期の刑期を軽減して、シャバで卒業する為に泣く泣く危険極まる奉仕活動に従事する重犯罪者か、
    GM:刑期が短いのに好き好んで危険な目に遭おうとする狂人かだ。
    GM:あなたは後者だと思われている。
    白巻トバリ:「私は罪を悔いて、真面目に、雪ぐためにー頑張っているだけなのにー」
    囚人生徒A:「馬鹿じゃねえのか? そんなことしなくたって、テメエくらいの刑期なら半年か、一年か服役すりゃあ出られる筈だろうが」
    囚人生徒B:「最上級生って訳でもねえのに何焦ってんだ? あァ?」
    白巻トバリ:「えーほらーちゃんと罪を悔いて、身を綺麗にしてでないと、”周りから”何て見られるかー」
    白巻トバリ:「私は、ちゃんと反省してますーって内外に示すのは大事ですよー?」
    白巻トバリ:「貴方たちももっと反省しません?」
    囚人生徒A:「そんないい子ちゃんするんなら最初っからこんなとこにゃいねえー!」
    囚人生徒B:「舐めたこと言ってるとテメエのシャンプーも全部レモン石鹸に詰め替えるぞ!」
    牢名主野オバ:「……あんた達、そこら辺にしときな」
    牢名主野オバ:とても同年代とは思えない威圧感を醸し出す囚人生徒が間に立った。
    囚人生徒A:「あ……あんたは……!」
    囚人生徒B:「オバ……さん」
    白巻トバリ:「はぁーい、ごめんなさい……」
    牢名主野オバ:「入浴の時間は短いんだ。あんまり騒がしくしてると看守に全員突き出すよ」
    囚人生徒A:「すみませんでしたァー!」
    囚人生徒B:「失礼しましたァー!」
    白巻トバリ:「反省してまーすー、ほら、クレタちゃんもー」
    月海クレタ:「……ふん。何であたしが囚人なんかに頭下げなきゃならないのよ」
    牢名主野オバ:「……ハッ」クレタの虚勢を鼻で笑って湯船に浸かる。
    白巻トバリ:「クレタちゃん……クレタちゃんも今は、囚人ですよねー?」困ったなぁって顔で
    月海クレタ:「……トバリ」
    月海クレタ:「こんなことで、あたしに恩を売ったつもり?」
    白巻トバリ:「んー?だめですかー?」
    月海クレタ:「あんたの正体をあたしは知ってる」
    月海クレタ:「あたしが気付いて先にあんたを蹴落としてなきゃ、あたしが先に落ちてた」
    白巻トバリ:「否定はーしませんねー?」
    月海クレタ:「だからあたしがやったのは正当防衛。今のも、あんたの助けなんか必要なかった」
    白巻トバリ:「えーでも私は、何もクレタちゃんをはめたりしてませんし、するつもりもなかったですよー?」
    白巻トバリ:「私は貴方のために、奉仕し、見守り、手を貸し、……間違いを正さないだけですから」
    月海クレタ:「失敗の匂いを嗅ぎ付けてくる寄生虫って訳ね」
    月海クレタ:「あんたの言ってることは全部薄っぺらいのよ。裏側に失敗して欲しいって本音が透けて見える」
    月海クレタ:「『罪を悔いて、身を綺麗にしてでないと、”周りから”何て見られるか』ですって?」
    月海クレタ:「同じよ。一度犯罪を犯した以上、どれだけ償ってもレッテルは剥がれない」
    月海クレタ:「あたしは……もう終わりなのよ」
    白巻トバリ:「まぁ、酷いです、悲しいですね、私は今でも友達だと思ってるのに」
    白巻トバリ:「クレタちゃんから見た私がそう見えちゃうのは、仕方ないですけどねー」
    白巻トバリ:「……(この、折れたところ、やけっぱちなところも可愛いですけれどー」
    白巻トバリ:「……そう、思いますか?もう終わりだと、どうしようもないと?」易しく、あくまでも優しく問いかける
    月海クレタ:「あいつらみたいに開き直って泥水啜れるようなプライドのない真似を終わりじゃないって言うなら別でしょうけどね」
    月海クレタ:「あたしはそんなのは御免よ」
    白巻トバリ:「じゃあ、クレタちゃんはどうするんですか?ただ周りに反発して、着飾り見栄を張ることすら出来ないまま、卒業まで泣いて過ごしますか?」
    白巻トバリ:「罪とはなんですか?終わりとはなんですか?……また、人から注目されたくはないのですか?」
    月海クレタ:「……何を言いたいのよ」
    白巻トバリ:「罪を越えるほどの功があれば、誉れがあれば、そんなモノは塗りつぶしていけると思いませんか?」周りに聞こえないように、身を寄せて耳元に囁く
    月海クレタ:「また、あたしを唆すつもり?」
    白巻トバリ:「”はい”」
    白巻トバリ:「私は失敗してほしいけれど……”絶対に負ける勝負”には誘わないとも、知っているでしょう?」
    月海クレタ:「……あんた、死んだら地獄行きね」
    月海クレタ:「悪魔みたいな奴。さぞ馴染むでしょうね」
    白巻トバリ:「ええ、横領してつかまるような、罪人ですので?」クスクス笑って
    白巻トバリ:「では、悪魔と相乗りしていただけますか?お嬢様?」
    月海クレタ:「……言っておくけど」
    月海クレタ:「あんたのことを友達だと思ったことは一度もないし、あんたのことは大嫌い」
    月海クレタ:「……今度は、利用しきってやる」
    白巻トバリ:「悲しいです、泣いてしまいます、兎って寂しいと死んじゃうんですよ?」
    月海クレタ:「古い俗説よ、馬鹿」
    白巻トバリ:「ふふ、じゃあまた一緒に懲罰奉仕部として、頑張りましょうね」
    白巻トバリ:「(ああ、クレタちゃん、見栄っ張りで、意地っ張りで……穴としっていながらはまりに行く愚かさが、大好きですよ」知られていたとしても、見えないように恍惚の笑みを浮かべていて

    GM:シーンカット
    GM:ロイス取得をロイス・購入タブでお願いします。
    白巻トバリ:月海クレタ 〇だぁいすきですよ/ちゃんと隠せるかなぁ

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    OP2


    GM:シーンプレイヤー:不発ナカズ
    GM:登場侵蝕をお願いします。
    不発ナカズ:不発ナカズの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(39 → 40)

    GM:ボトムヤード湿地帯
    GM:ボトムヤード湿地帯はキングダム近郊にある湿地帯で、水生生物のビオトープとなっている。
    GM:毒性の生物も多く、あなた達懲罰奉仕部は、定時制からの依頼で呪術的な素材の採集に来た。
    キャロル・ホプキンス:「……という建前の為の採集が今完了しました!」
    キャロル・ホプキンス:毒性生物がいっぱいに入った袋を掲げて叫ぶ。
    GM:《“免罪王ロード・マーシー”キャロル・ホプキンス》
    GM:《懲罰奉仕部部長》
    キャロル・ホプキンス
    糖蔵院サイロ:「キキキ、オレ的には既に割と満足だけどナ。毒ある奴は結構美味いのが多いんダ」
    GM:《“プレザーブ・ファーマー”糖蔵院サイロ》
      -罪状:窃盗及び誘拐罪-

    糖蔵院サイロ
    キャロル・ホプキンス:「サイロさんは食いしん坊ですね! ちゃんとお腹の中で毒抜きするんですよ!」
    キャロル・ホプキンス:「ナカズさん! 真似しちゃ駄目ですよ! サイロさんはちょっと胃が頑丈過ぎるんです!」
    不発ナカズ:「もちろんですよぉ〜」ゆるっと敬礼
    不発ナカズ:《”アルカトラズ”不発うたずナカズ》
        -罪状:外患誘致-

    不発ナカズ:「今日はこれでお終いでしたっけぇ?」確認のための問いかけ。終わりでないことは既に聞いていた
    糖蔵院サイロ:「帰って毒パしようゼ」
    キャロル・ホプキンス:「まだ終わりじゃありません! 帰っちゃ駄目です!」
    キャロル・ホプキンス:「私達の本来の目的は、このボトムヤード湿地帯に隠された理事会兵器」
    キャロル・ホプキンス:「『毒吐き釜スピンドルストン』です!」
    不発ナカズ:「そうだったねぇ。サイロちゃん、毒パはまだお預けだよぉ」
    糖蔵院サイロ:「そのスピン何とかが生物兵器であることを祈るゼ」
    キャロル・ホプキンス:「食べるのも駄目です!」
    不発ナカズ:「どんな見た目なんだろねぇ」
    キャロル・ホプキンス:「詳細は不明ですが、コノカさんの話では、このボトムヤード湿地帯に毒性生物が多いのはそもそも『毒吐き釜』が原因である可能性が高いそうです」
    キャロル・ホプキンス:「周辺と明らかに生態系が違っていて、恐らく『毒吐き釜』の毒に耐性を得て進化した生物が生態系に影響を与えたのではないかと」
    キャロル・ホプキンス:「普通短期間で生物が進化することはありませんが、まあノヴァリスですからね!」
    不発ナカズ:「ノヴァリスだからねぇ」
    キャロル・ホプキンス:「毒性生物の分布などから、大まかな辺りは付けてあります」
    キャロル・ホプキンス:「お二人とも、これを」ガスマスクを二人に渡す。
    糖蔵院サイロ:「ン」言われるがまま付ける
    不発ナカズ:「危険地帯だねぇ」素直に着ける
    キャロル・ホプキンス:自分はガスマスクを着けず
    キャロル・ホプキンス:「――赦し給え、『楽園刑場メム』」王鍵の起動句を口ずさむ
    キャロル・ホプキンス:縄状の遺産、『楽園刑場メム』が首に巻き付き、吊り上げる。
    糖蔵院サイロ:特に驚くことなくそれを見ている。
    キャロル・ホプキンス:『楽園刑場メム』は臨死体験を代償に空間そのものを妖精界へと置換する『チェンジリング現象』を引き起こす。
    キャロル・ホプキンス:妖精術を修めた免罪王は、そうすることでボトムヤード湿地帯の妖精達の声を聞くことができる。
    キャロル・ホプキンス:「か……、ぁは」
    キャロル・ホプキンス:「ごほっ……! げほっ……!」『楽園刑場メム』が解け、咳き込みながら地面に足を付ける。
    キャロル・ホプキンス:「入り口が……分かりました。近いですよ」
    不発ナカズ:「さすが部長〜」シュコーシュコー
    糖蔵院サイロ:「毎度思うが、食道が細くなりそうな王鍵だよナ」シュコーシュコー
    キャロル・ホプキンス:「さあ行きましょう!」
    キャロル・ホプキンス:今度はガスマスクを着けてずんずんと進む。
    GM:湿地帯を突き進み、一見水没している池に入り込み、その底にある隠し扉を通れば、『毒吐き釜』のある場所まで行ける……とのことだったが。
    キャロル・ホプキンス:「……おや?」シュコーシュコー
    GM:ある筈の池の水が抜けており、隠し扉が破壊されている。
    不発ナカズ:「先客がいるみたい〜?」コーホー
    糖蔵院サイロ:「割と新しい破壊だナ。まだ中にいるかモ」
    キャロル・ホプキンス:「入ってみましょう! まだ間に合うかもしれません!」
    不発ナカズ:「れっつご〜、ですね部長〜」
    GM:破壊された隠し扉を抜けると、地下通路になっている。
    GM:本来なら、侵入者から『毒吐き釜』を守る役割を担っていたであろう、地上のものより数倍から数十倍の体躯を持つ毒性生物達の亡骸が放置されている。
    GM:全て焼き殺されており、死んでからそう時間が経った様子は見られない。
    糖蔵院サイロ:「先客はサラマンダー……カ?」
    不発ナカズ:「どうだろうねぇ〜」
    キャロル・ホプキンス:「私はブラックドッグですが、電熱で似たような痕跡になるので何とも言えませんね」
    不発ナカズ:「火器に優れたブラックドッグの可能性もあるよねえ」
    キャロル・ホプキンス:「しかし間違いないのは、手練れであるということです」
    キャロル・ホプキンス:「これだけの数の毒性生物をどれも苦もなく倒している。痕跡から見て、恐らく単独で」
    不発ナカズ:「強そうだねぇ。何しに来た人なのかなぁ」
    キャロル・ホプキンス:「協力できればベストですが……対立した場合面倒ですね」
    キャロル・ホプキンス:「こちらの目的を知られた場合、『口封じ』ができません」頭上の十字冠を指さす。
    キャロル・ホプキンス:「まずは何も知らず迷い込んだフリをしましょう!」
    不発ナカズ:「私たちは〜、迷子! です」ゆるく敬礼
    糖蔵院サイロ:「キキキ……大量の死体を踏み越えて進む迷ネェ」
    GM:そうして進んで行くうちに、扉が破壊された部屋が見える。
    GM:ここまでは一本道。恐らくは『毒吐き釜』が隠されている部屋。
    キャロル・ホプキンス:「失礼します! 私達は迷子なのですがどなたかいらっしゃいますか!」
    GM:免罪王が先頭に立ち、部屋に入ると、そこには
    “ホワイトロット”:2mを超す長身の人型機械と
    ホワイトロット
    GM:白い炎によって燃やされ、解け落ちている釜型の機械があった。
    “ホワイトロット”:「……こんなところに迷子とは、ちょっと普通じゃないな」
    “ホワイトロット”:「何だ君達は」
    不発ナカズ:「普通じゃない迷子です〜」コーホー
    糖蔵院サイロ:「どうみてもお前も普通じゃねーだロ」
    糖蔵院サイロ:「お前が何なんだヨ」
    不発ナカズ:「社会人ですか〜?」
    “ホワイトロット”:「あー……そういう認識ならそれでもいいか」
    “ホワイトロット”:「そうだよ。そうだし、こっちに出口はないからそのまま帰るといい」
    キャロル・ホプキンス:「いえ、見たことのない型式です。理事会時代の代物なら私達が知らないのも当然ですが」
    キャロル・ホプキンス:「あなた、外から入ってきましたよね?」
    “ホワイトロット”:「まあ、流石に騙されないよな。で、君達はこれに用があったのか?」燃えている機械を指さす。
    不発ナカズ:「社会人じゃないんだぁ。どこの学校の子かな〜?」
    “ホワイトロット”:「……聞いたことくらいはあると思うよ」
    “ホワイトロット”:「漂流学区ノドス」
    不発ナカズ:「ノドス……男子生徒だぁ! 男の子ってこんな姿してるんだねぇ」
    キャロル・ホプキンス:「いえ、ナカズさんは八月革命からずっと捕まっていたので知らないと思いますが、そんなことはありません!」
    キャロル・ホプキンス:「ノドスチルドレンは、ノドスにいながら機械を操作してノヴァリスに干渉しているのです!」
    不発ナカズ:「あぁ、リモコン操作なんだ……? じゃあ男の子ってこんな姿じゃないんだねえ」
    糖蔵院サイロ:「いや、捕まってても男子がああだとは思わないだロ。ノヴァリスの前はどんな環境だったんだヨ」
    不発ナカズ:「ノヴァリスの男の子はあんな姿なのかな〜、って」
    “ホワイトロット”:「別に俺の姿がどうとかはどうでもいいけど」
    “ホワイトロット”:「俺の質問には答えないのか? これに用があるのかと聞いた筈だが」
    不発ナカズ:「部長〜、どうでしたっけ?」壊れた釜を指差して
    キャロル・ホプキンス:「うーん……少し迷いますが、ノドスチルドレン相手なら」
    キャロル・ホプキンス:「情報が漏れる危険よりも、情報を得る利点が勝ると見ました」
    キャロル・ホプキンス:「はい、我々はその『毒吐き釜』に用があります!」
    キャロル・ホプキンス:「……でももう壊れてます? それ?」
    不発ナカズ:「動かなさそうだねぇ」
    “ホワイトロット”:「俺が壊した」
    “ホワイトロット”:「そしてそうか……そういうことなら、君達は俺の敵だな」
    糖蔵院サイロ:「敵だっつーんなラ……」ガスマスクを外す。
    糖蔵院サイロ:口が肥大化し、目の前のノドスチルドレンの上半身を頭から胴体を噛み千切るように飲み込んだ。
    糖蔵院サイロ:「喰ってもいいよナァ!?」
    不発ナカズ:「サイロちゃん手……じゃなくて口が早いよ〜」
    キャロル・ホプキンス:「あぁ〜〜! もうちょっと情報を聞き出したかったのに!」
    糖蔵院サイロ:「ヤバそうな匂いがしたんでナ。ぼさっとしてたら逆にこっちが喰われル」
    不発ナカズ:「そんなことないよ〜。同じ人間、話せば分かってくれるよぉ」
    糖蔵院サイロ:「オレは気が短いんダ。お預けとか無理なタイプ……で……」
    糖蔵院サイロ:地面に膝を付く。
    糖蔵院サイロ:「ぐ、ァ……こいつ……とんだ悪食じゃねえカ……!?」
    糖蔵院サイロ:全身が白く炎上する。
    糖蔵院サイロ:十字冠の機能が発動し、光となって離脱する。
    不発ナカズ:「あぁ〜サイロちゃん〜〜」南無南無
    GM:見れば、残された下半身もいつの間にか白い炎になって消えている。
    “ホワイトロット”:「――驚いたな。ノヴァリスで過ごしてあんな容赦ない判断ができる奴もいるんだな」
    “ホワイトロット”:白い炎が集まって、その機体が再構成されている。
    不発ナカズ:「サイロちゃんは〜、お腹が空いてイライラしてたからぁ」
    “ホワイトロット”:「君は話せば分かるとか言ってたな」
    不発ナカズ:「そうだよぉ。まずはお話しよう〜?」
    “ホワイトロット”:「じゃあ、まずは名を名乗ろうか」
    “ホワイトロット”:「ノドスチルドレン15th――“ホワイトロット”」
    “ホワイトロット”:「話せば分かる。確かに、他の連中よりは俺は話が通じる方だと思うよ」
    “ホワイトロット”:「俺は他と違って、ノヴァリスの解体の為に動いている訳じゃないから」
    不発ナカズ:「こんにちは、ホワイトロットさん〜。私は”アルカトラズ”不発ナカズ、さっきの子は“プレザーブ・ファーマー”糖蔵院サイロ。そしてこっちが〜」部長に手を向けて
    キャロル・ホプキンス:「“免罪王”キャロル・ホプキンスです!」
    キャロル・ホプキンス:「では、“ホワイトロット”さんは何の為に行動しているのですか?」
    “ホワイトロット”:「俺は、ノヴァリスを解体した後・・・・・・・・・・・の為に動いている」
    不発ナカズ:「未来の話だ、素敵だねえ〜」
    “ホワイトロット”:「ノヴァリスを解体した後、その中にあるものはどうなると思う?」
    “ホワイトロット”:「こっちでも派閥が別れていてね。中身ごと解体するって言う奴もいれば、女の子には優しくしようって奴もいる」
    不発ナカズ:「紳士的だ、惚れちゃう〜」
    “ホワイトロット”:「俺はどっちでもいいが、中身が残った時の保険の為に動いてる」
    “ホワイトロット”:「生徒達……これはいいだろう。聞くに上手く導こうとしてくれる大人がそっちにもいるんだろ?」
    “ホワイトロット”:「道に外れた奴は個別に潰せばいい」
    “ホワイトロット”:「でも、これは駄目だ」『毒吐き釜』を指さす
    “ホワイトロット”:「人格もなく、ただ危険を撒き散らす兵器を、『外』の普通の世界には持ち出させない」
    “ホワイトロット”:「ノヴァリスの兵器は全て破壊する」
    不発ナカズ:「全部壊すの〜? 大変だねぇ」
    キャロル・ホプキンス:「それは困ります!」
    “ホワイトロット”:「ああ、だろうな。君達もこれを壊しに来たって感じじゃない」
    “ホワイトロット”:「利用する気だな。なら敵だ」
    “ホワイトロット”:「敵は殺す。――その十字冠がそれを許してはくれないのが残念だが」
    キャロル・ホプキンス:雷鳴が鳴り響く。赤い稲妻が地下で炸裂した・・・・・・・
    キャロル・ホプキンス:「――ナカズさん! お話はまたの機会に!」
    キャロル・ホプキンス:「彼には、全員でかからなければそれどころではありません!」
    キャロル・ホプキンス:「逃げますよ!」
    不発ナカズ:「部長も気が早いよぉ〜」
    不発ナカズ:毒性生物の亡骸が蠢く。
    不発ナカズ:「ホワイトロットさん、また今度ねぇ」亡骸たちがしんがりを務めるように、ホワイトロットとの間に立つ
    “ホワイトロット”:亡骸達の向こう側で、無機質な白い貌があなた達を見る。
    “ホワイトロット”:「不発ナカズ。糖蔵院サイロ。キャロル・ホプキンス」
    “ホワイトロット”:「――覚えたぞ」
    GM:雷撃によって地下空間の一部が倒壊し、辛くもあなた達は脱出を果たし、そのままボトムヤード湿地帯を後にした。

    GM:シーンカット
    GM:ロイス取得をロイス・購入タブでお願いします。
    不発ナカズ:ホワイトロット 友情/〇厭気 で取得、終了です

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    OP3


    GM:シーンプレイヤー:マリガル・ノルトル
    GM:登場侵蝕をお願いします。
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルの侵蝕率を1D10(→ 10)増加(48 → 58)
    マリガル・ノルトル:従者型やぞ!?

    GM:ショコラショコラン製菓学校 路地裏
    GM:懲罰奉仕部が、キングダムの植民姉妹校であるショコラショコランから依頼を受けることはままあった。
    GM:必然的にキングダムの領地外で依頼を聞くことになり、キングダム全域をカバーする監視網から逃れて反逆にまつわる密談をするのに適した機会であり、その為免罪王以外に懲罰奉仕部の生徒が同行することもままあることだ。
    GM:依頼人が待つ店舗に向かう道程も、できるだけ人通りの少ない裏通りを使う。無論その上で周囲に聞かれていないか細心の注意を払いながらの密談だ。
    キャロル・ホプキンス:「マリガルさんはミスルトウ樹海学園についてはご存知ですか?」
    マリガル・ノルトル:ぱっとみ。いや、二度三度みても男と見間違うような筋骨隆々の女が答える
    マリガル・ノルトル:《”万民太平等イクアリィ”マリガル・ノルトル》
            -罪状:騒乱罪-

    マリガル・ノルトル:「キャロルよぉ。ザコ様はザコ様だぞ」
    マリガル・ノルトル:「知ってるわきゃね〜んだなー。地理や情勢にゃ明るくねーよ。説明頼む」
    キャロル・ホプキンス:「なるほど! ではご説明しましょう!」
    マリガル・ノルトル:「おう、よろしくな。面白く!」
    キャロル・ホプキンス:「ミスルトウ樹海学園はこのショコラショコラン製菓学校と同じくキングダムの植民姉妹校です!」
    キャロル・ホプキンス:「その名前の通りものすごくいっぱい樹が生えていて、学区全体がとても深い森のようになっています」
    マリガル・ノルトル:「植林がんばったんだなあ」
    キャロル・ホプキンス:「どうなんでしょうね。元からあった森を利用したという話も聞きますし」
    キャロル・ホプキンス:「勝手に生えてきたなんて話も聞きます」
    キャロル・ホプキンス:「私はそこの辺りの事情に『エルフィンミスチーフ』が絡んでいるのではないかと睨んでいます」
    GM:『エルフィンミスチーフ』。
    GM:黒田コノカから齎された情報の中にあった、理事会兵器の名称だ。
    GM:正確には、土壌汚染兵器『エルフィンミスチーフ』。名称とミスルトウ樹海学園に存在するということのみが分かっており、詳細は不明だ。
    マリガル・ノルトル:「エルフィン…………童話っぽい名前だが。あー……」
    キャロル・ホプキンス:「妖精の悪戯、という意味ですね」
    マリガル・ノルトル:「なるほどな。キャロルはやっぱ物知りだ」
    マリガル・ノルトル:「っと、やっとボンヤリ思い出してきた。黒田の大将がみつけたっていってたやつだったか?違う?」
    キャロル・ホプキンス:「そうです! コノカさんはとても頑張ってくれています!」
    キャロル・ホプキンス:「なので、ミスルトウ樹海学園に向かう為に、OGの皆さんに頼んでショコラショコランの方に情報を流してもらいました」
    キャロル・ホプキンス:ここで言うOGとは、懲罰奉仕部の奉仕活動によって減刑し、釈放された生徒のことであり、在野でバックアップを担当するキングダムへの叛意を秘めた生徒達だ。
    キャロル・ホプキンス:「ミスルトウ樹海学園に私達が行けるような、そんな依頼を出してもらえるように」
    マリガル・ノルトル:「人脈っつーか人望結構あんのなお前」
    キャロル・ホプキンス:「同じ目的を持つ仲間です。私の力など、この立場くらいのものですよ」
    キャロル・ホプキンス:「それも、目的を果たせば失われる程度のものです」
    マリガル・ノルトル:(立場ねぇ)
    マリガル・ノルトル:「そうか?義理とか恩とか」
    マリガル・ノルトル:「色々やってりゃ勝手に思い残るもんだがな。ま、恨みとか憎しみもとーぜんそぉだがなぁ」
    キャロル・ホプキンス:「ではお聞きしますが、マリガルさんや他の懲罰奉仕部のみなさんは、私への恩義でこんなことをしているのですか?」
    マリガル・ノルトル:「ふっはっはっは」
    マリガル・ノルトル:「そういう奴もいるかもな。ザコ様はちげーけど」
    キャロル・ホプキンス:「みなさんそうですよ。自分の目的の為に行動している」
    キャロル・ホプキンス:「そうでなくてはいけません。私には、付き従う配下など必要ない……いえ、いてもらっては困るのです」
    キャロル・ホプキンス:「……ですが! 仲間は多い方がいいに越したことはありません!」
    マリガル・ノルトル:「それは当然そうだぜ」
    マリガル・ノルトル:「数は力、だからな」
    キャロル・ホプキンス:「今回の依頼は動かせる懲罰奉仕部全員で挑みます」
    キャロル・ホプキンス:ここで言う動かせる・・・・とは、懲罰奉仕部の裏の目的であるキングダムへの反逆の意志を共有しているメンバーのみで、という意味だ。
    キャロル・ホプキンス:懲罰奉仕部には当然ながら単に減刑の為に所属している囚人生徒も多い。
    キャロル・ホプキンス:それらを除くと、動かせる部員は免罪王含めて七人。
    マリガル・ノルトル:「でっけぇ。祭りになりそうだ。黒田の大将も出るんだろ」
    マリガル・ノルトル:「楽しみだ」
    キャロル・ホプキンス:「今回はノドスチルドレンの介入の可能性がありますからね」
    キャロル・ホプキンス:「サイロさんを一撃で倒した相手です」
    マリガル・ノルトル:「あ、何!?もうやられてんの!?ザコ様より先に!?」
    キャロル・ホプキンス:「でもある意味好都合ではありましたね。サイロさんはショコラショコランに行くと行ったら付いていきたがったでしょうけれど」
    キャロル・ホプキンス:「ショコラショコランではサイロさんは恐怖の対象ですからね」
    マリガル・ノルトル:「ま、そりゃそうだろ。つって代わりに赴くのがザコ様ってのもなんだがな」見ろこの濃い目のビジュアル
    キャロル・ホプキンス:「ナカズさんもノドスチルドレンとの戦闘で侵蝕を落ち着かせる必要がありましたし」
    キャロル・ホプキンス:「トバリさんは新入部員の教育係ですし、コノカさんは悪巧みで忙しいですからね」
    マリガル・ノルトル:「しゃーないしゃーない。……やっぱザコ様がこの仕事やってんの消去法じゃね?」
    キャロル・ホプキンス:「あははは! あ、見えてきましたよ!」
    マリガル・ノルトル:「あれか〜?」
    マリガル・ノルトル:期待を込めて視線を向ける
    GM:依頼人が待つスイーツ店。看板にある店名は『メリッサ』。
    キャロル・ホプキンス:「失礼します! 懲罰奉仕部の“免罪王”キャロル・ホプキンスです!」指定された裏口を開けて店内バックヤードに踏み入る。
    マリガル・ノルトル:「ザコ様が入店するぜ。あ、うっまそ〜なの置いとる」続いてはいる
    ネクタル・ハニーレイン:「それは仕上げがまだよ」
    ネクタル・ハニーレイン:そう言って釘を刺したのは、パティシエ服を纏った金髪の生徒。
    ネクタル
    ネクタル・ハニーレイン:「懲罰奉仕部。あなた達が『伝説の木』の蜜を採ってきてくれるのね」
    マリガル・ノルトル:(伝説の木……蜜?)うーんとしばらく脳内で沈黙が流れた後
    マリガル・ノルトル:「お前が依頼人か。懲罰奉仕部のザコ様だ。とってきてほしーっつーんなら頼まれてやるぜ」(合わせとくか〜)
    キャロル・ホプキンス:「伝説の木! 確かミスルトウ樹海学園の中心にあるとっても大きな木ですね!」
    ネクタル・ハニーレイン:「ええ。よろしく。免罪王様、ザコ様さん」
    マリガル・ノルトル:「よろしくな!で、こっちは名乗った。そっちも名乗ってくれっとやりやすいぜ。その方が平等だろ?」
    ネクタル・ハニーレイン:「そうね。犯罪者と言うからどんな凶悪な人が来るのかと思ったけど、真っ当なことを言うのね」
    ネクタル・ハニーレイン:「私は“メープルタフィ”ネクタル・ハニーレイン。ここの店長で、筆頭パティシエールよ」
    マリガル・ノルトル:「ネクタルね。っしお前の名は確かにザコ様のザコな記憶領域に刻みこまれたぜ」
    マリガル・ノルトル:「経営も菓子作りもどっちも一番ってことか。よくやんなぁ。やることと多くねぇか?」
    ネクタル・ハニーレイン:「ええ、だからあなた達に依頼したの」
    ネクタル・ハニーレイン:「特別な仕入れまでは手が回らないから」
    キャロル・ホプキンス:「『伝説の木』の蜜ということでしたね!」
    ネクタル・ハニーレイン:「ええ。この店は花の蜜や樹液を使ったスイーツの専門店なの」
    ネクタル・ハニーレイン:「普段から良質の材料を使っている自身はある。でも、パティシエールとしてそれで満足していては駄目」
    ネクタル・ハニーレイン:「ミスルトウの『伝説の木』の樹液は、誰も手に入れたことがないと言われているわ」
    ネクタル・ハニーレイン:「余所者には、木に近付くことも許されていないらしいの」
    マリガル・ノルトル:「ザコ様もろによそ者だが」
    ネクタル・ハニーレイン:「でも、懲罰奉仕部は頼めば何でもやってくれるんでしょう?」
    ネクタル・ハニーレイン:「私が強かったら自分で乗り込んでもよかったんだけど」
    ネクタル・ハニーレイン:「戦闘向きの能力じゃないの。それに、こんなこと頼んで引き受けてくれる人もいないし」
    マリガル・ノルトル:「なるほど、な」
    マリガル・ノルトル:「ザコ様っていってる奴がつええわけねーってのはわかるよな?けど」
    ネクタル・ハニーレイン:(名前じゃなかったの……!?)
    マリガル・ノルトル:「それでもお前がザコ様たちに依頼したのは間違いじゃねぇぜ」
    マリガル・ノルトル:「ザコ様はザコだが数は多い。多いってことは強くてチャンスも多いってこった。それにザコ様以外は頼りになるしな」
    キャロル・ホプキンス:「大丈夫です! マリガルさんもとても頼りになります!」
    ネクタル・ハニーレイン:「マリガルっていうのね」
    マリガル・ノルトル:「いいぜ。なんかそのいい感じにうまそうな蜜もって帰ってきてやるよ」
    マリガル・ノルトル:「お前はザコ様たちが帰ってくるまで最高にうめーレシピでも考えときな」「ザコ様はザコ様だぞ」
    ネクタル・ハニーレイン:「分かったわ、マリガル・ザコサマさん」
    ネクタル・ハニーレイン:「自身があるのかないのかよく分からないけど」
    ネクタル・ハニーレイン:「最初から他に頼れる人もいないし」
    マリガル・ノルトル:「そぉだそぉだ。どうせ選択肢ねーなら。ザコ様に乗った気分でいろい」
    ネクタル・ハニーレイン:「あまり人の上に乗る趣味はないのだけれど……よろしくお願いするわ」
    マリガル・ノルトル:「任しとけ」

    GM:シーンカット
    GM:ロイス・購入タブでロイス取得が可能です。
    マリガル・ノルトル:キャロル・ホプキンス ●仲間/隔意 で取得終了

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    OP4


    GM:シーンプレイヤー:黒田コノカ
    GM:登場侵蝕をお願いします。
    黒田コノカ:黒田コノカの侵蝕率を1D10(→ 8)増加(39 → 47)

    GM:時は遡り、数日前。
    GM:『毒吐き釜スピンドルストン』が未だ健在――どころか、懲罰奉仕部がその存在すら知らなかった頃。
    GM:キングダム近郊 セーフハウス
    GM:懲罰奉仕部はキングダムの目から逃れる為、学区外にいくつも密かにセーフハウスを用意している。
    GM:奉仕活動の為の外出を口実に、日々反逆の為の計画を練っているのだ。
    キャロル・ホプキンス:「今は間違いなくチャンスです!」
    キャロル・ホプキンス:「大博物館は遺跡の発掘の為に外部の労働力を積極的に募集しています」
    キャロル・ホプキンス:「私達懲罰奉仕部も、先日の事件でコネを作った甲斐があり、何度かお手伝いさせてもらっています!」
    黒田コノカ:彼女の対面。古臭い装飾が施された椅子に深く腰をかけながら、指先を見つめる。
    黒田コノカ:《”"思想狭窄ファナティコス"黒田くろだコノカ》
     -罪状:反逆未遂、共謀罪-

    黒田コノカ:「………………ふむ」
    黒田コノカ:「"入場"のチャンスではあるでしょうな」
    黒田コノカ:「ただ──お忘れではないと思いますが。発掘作業に"彼女"が同行しないという状況はあり得ない」
    黒田コノカ:「結局の所、クリアするべき課題は変わっていないのが心苦しい所ではありますなぁ」
    キャロル・ホプキンス:「そうなのです……しかも死蔵王だけでなく、金剛公まで発掘専任での労働に従事しています」
    キャロル・ホプキンス:「普通にやっていてはこの二人の目を盗んで小細工することは非常に困難であると認めざるを得ません……」
    キャロル・ホプキンス:「先日の偽死蔵王騒動で、非常時における対応を確認できたのは僥倖でしたが、もう一押し何かが欲しいところですね」
    黒田コノカ:「蜜蜂と雀蜂ならともかく……我々のような蟻がいくらか集まっても竜を蒸し殺すのは難しいでしょうなぁ。ましてや竜が2頭ともなれば……ハハ」
    黒田コノカ:掌に取り出した胡桃を転がしながら、自虐的に笑う。
    キャロル・ホプキンス:「懲罰奉仕部は質も量も……いえ、量だけならマリガルさんが補ってくれますが、真正面から当たった場合まるで足りません」
    キャロル・ホプキンス:「必要なのは、あちらの裏をかく奇策……それはコノカさんに期待するとして」
    黒田コノカ:苦笑と共に肩を竦めるが口は挟まない。
    キャロル・ホプキンス:「死蔵王の覇権解錠に力押しが無意味とはいえ、もっと戦力がなければ話になりません!」
    GM:それを補う可能性を、あなたは持っている。
    GM:ヘンリー・ホプキンスの記憶に残されていた暗号文字列。その殆どは殉葬棺のオリジナルに関する情報だったが、
    GM:もう一つ、残された文字列がある。
    GM:「王に正しき試練を、罪に正しき罰を」
    GM:更なる情報を求めるのなら、その言葉を免罪王の前で唱えよ、と。
    黒田コノカ:「そうですなぁ──。いっそのこと、王が誰か堕ちてくるのを待つのも一興……おや」
    黒田コノカ:わざとらしく、足元にあらかじめ落としておいた薄汚いメモの切れ端を拾い上げる。
    キャロル・ホプキンス:「イースターエッグや最高生徒会長選挙のこともあります。今後状況がどう転ぶか分からない以上、そんな悠長なことを――」
    黒田コノカ:「ふむ……"王に正しき試練を、罪には正しき罰を"」
    黒田コノカ:白紙のメモを読み上げるように、囁くようにその"言葉"を吐く。
    キャロル・ホプキンス:その言葉を耳にした途端、溌剌と語っていた声が止まる。
    キャロル・ホプキンス:表情が、変わる。同じ顔だが、およそ同じ人間とは思えない程に。
    ヘンリー・ホプキンス:何より、纏う空気が変わった。
    ヘンリー・ホプキンス:「――ふむ、遅かったな。やはり、記憶の通り慎重派のようだな」
    ヘンリー・ホプキンス:「しかし、私に頼る他あるまいとは思っていたよ。黒田コノカ」
    黒田コノカ:「"やはり"と仰るならもう少し自然な言葉を選んで欲しいものですな。彼女の記憶がどこまで残るのか分からないと思うと……」
    黒田コノカ:ぐしゃ、とメモ用紙を握りつぶす。
    黒田コノカ:「一々気を使って仕方ありません。小心者の胃をいじめないでいただきたい」
    ヘンリー・ホプキンス:「日常生活で耳にする言葉をキーにしていては何時人格の交代が起きるか分かったものではない」
    ヘンリー・ホプキンス:「ああ、それと今こうしている記憶は免罪王には残らないから安心するといい」
    ヘンリー・ホプキンス:「地下では元より不都合な話を聞かせるつもりはなかったから記憶を残したが」
    ヘンリー・ホプキンス:「この話は免罪王に聞かせたくない。君の都合で言えばそうなるのではないかな」
    黒田コノカ:「充分にご理解いただけているようで何より。頼りがいのある後援者で私も心強いですよ」
    黒田コノカ:「それで──この愚か者に一体どんな知恵を授けて頂けるのでしょうか」
    黒田コノカ:笑顔を絶やさないままに、小首を傾げる。
    ヘンリー・ホプキンス:「こちらの魂胆には興味はないか。利用できればそれでいい、というのはこちらとしても楽でいいが」
    ヘンリー・ホプキンス:「後々疑心暗鬼になられても面倒だが……その話は先に情報を渡して信頼を得てからでいいか」
    ヘンリー・ホプキンス:「こちらから提示するのは未発見の理事会兵器の在処だ」
    黒田コノカ:「ふむ?」
    黒田コノカ:「"未発見"ですか」
    黒田コノカ:「未使用のまま仕舞いこまれているのでしょうか?それとも貴方達がどこかへ隠した?」
    ヘンリー・ホプキンス:「私が直接管轄していた施設は地下秘匿所蔵庫だけだよ。だが、理事会の一員である以上、入ってくる情報もある」
    ヘンリー・ホプキンス:「たとえば、稼働前に八月革命が成立して日の目を見ることのなかった兵器や」
    ヘンリー・ホプキンス:「理事会の判断で封印した兵器」
    ヘンリー・ホプキンス:「レジサイダーや殉葬棺のように生徒が知らぬ間に封印と同様の状態となった兵器もある」
    黒田コノカ:「ふむ……そこに並べられると戦術的価値が測れませんな。回収のリスク次第でしょうか……詳細はご存じありませんか?」
    ヘンリー・ホプキンス:「知っている物もあるが、知らない物も多い」
    ヘンリー・ホプキンス:「兵器の詳細までとなると、たとえば大オアシスに沈んだ竜化器ハッチライザー……」
    ヘンリー・ホプキンス:頭に指を当てる。
    ヘンリー・ホプキンス:「……これは既に回収されているのか」免罪王の記憶から読み取ったようだ。
    黒田コノカ:「当然、回収の為に動いている人間もいるでしょうなあ。または、私共と同じ穴住まいか……」
    ヘンリー・ホプキンス:「……ふむ」
    ヘンリー・ホプキンス:「では、これならばまず回収されていないだろう」
    ヘンリー・ホプキンス:「『毒吐き釜スピンドルストン』」
    黒田コノカ:「物騒ですな」くつくつと笑う。
    ヘンリー・ホプキンス:「あれは用意なしでは大抵の生徒は近付けもしない。その存在が発覚した時点である程度の騒ぎになっている筈だ」
    ヘンリー・ホプキンス:「平時の全力稼働していない状態なら防毒マスクで防げるが、防衛機構は積極的に防毒手段を奪いに来ると聞いたことがある」
    ヘンリー・ホプキンス:「毒に耐性があるか、生命力の強いオーヴァードがいなければマスクなしでも危険な兵器だし」
    ヘンリー・ホプキンス:「全力稼働を許せばマスクなど意味はない。速攻で多数の防衛機構を破壊する手段も必要になるだろう」
    黒田コノカ:「それは……また……」
    黒田コノカ:必死に言葉を選んでいるが、しかめっ面を隠そうともしない。
    ヘンリー・ホプキンス:「お気に召さないかな」
    ヘンリー・ホプキンス:「味方も巻き込む兵器だ。確かに運用にクセはある」
    黒田コノカ:「いえ、いえ。どうしてもリターンよりもリスクの方に目が向いてしまう質なのです」
    黒田コノカ:「が、まあ。今はそうも言っていられないでしょう。効果のほどはお墨付きという事でよろしいでしょうか?」
    ヘンリー・ホプキンス:「ソラリスの猛毒と、α-Rブロッカーを同時に散布して十字冠の発動も阻む」
    ヘンリー・ホプキンス:「対生徒にも有効な兵器だ」
    ヘンリー・ホプキンス:「まあ、あまり詳細は免罪王には伝えない方がいいだろう」
    ヘンリー・ホプキンス:「一人で行くと言い出しかねない」
    黒田コノカ:「流石は御父上。良く分かっていらっしゃる」
    黒田コノカ:(危険ではあるが……仮にこちらが数枚"欠けて"も回収する価値はある、か)
    ヘンリー・ホプキンス:「いや、免罪王の考えていることはよく分からないよ」
    ヘンリー・ホプキンス:「私の教えを曲解してばかりだ」
    ヘンリー・ホプキンス:「さて、ではもう一つくらいは教えておこう」
    ヘンリー・ホプキンス:「『毒吐き釜』が大気汚染兵器ならば、こちらは土壌汚染兵器と言われている」
    ヘンリー・ホプキンス:「『エルフィンミスチーフ』」
    黒田コノカ:「土壌汚染。それはまた……管理者の持ちだす兵器とは思えませんな、ハハ」
    ヘンリー・ホプキンス:「こちらは詳細不明だ。ミスルトウ樹海学園に存在することだけは分かっている」
    黒田コノカ:「まあ、サブプラン程度に考えておきましょう。毒吐き釜スピンドルストンだけでも十分我々の手に余る」
    黒田コノカ:「さて──情報提供感謝します。セーフハウスにもあまり長く滞在できないのでこの辺でお開きにしましょうか?」
    黒田コノカ:柔らかな笑顔を浮かべる。
    ヘンリー・ホプキンス:「その前に私の立場を表明しておこう」
    ヘンリー・ホプキンス:「免罪王の目標は、至上王以外全ての王の退位」
    ヘンリー・ホプキンス:「君の目標は、キングダムの崩壊、といったところかな」
    ヘンリー・ホプキンス:「――私は、どちらでもいい・・・・・・・
    黒田コノカ:「…………………」
    黒田コノカ:柔らかな笑みを崩さないまま、数秒沈黙する。
    ヘンリー・ホプキンス:「私が遺産となった後に現れた至上王。免罪王はそれを真の王と崇めているが」
    ヘンリー・ホプキンス:「それを、一体誰が確かめた?」
    ヘンリー・ホプキンス:「あるいは、不夜王やロードマスターならば、その確信があるのかもしれない」
    ヘンリー・ホプキンス:「だが、それは私には分からないことだ」
    ヘンリー・ホプキンス:「ならば、私は至上王に試練を与えたい」
    ヘンリー・ホプキンス:「至上王が真の王足る存在ならば、自然と免罪王の目標が達成されるだろう」
    ヘンリー・ホプキンス:「至上王が偽りの狂王ならば、君の悲願が果たされる」
    黒田コノカ:「……是非、後者であることを願いますよ」
    ヘンリー・ホプキンス:「無論、我々が勝利した場合の話だがね」
    ヘンリー・ホプキンス:「そもそも歯牙にも掛けられないありふれた反逆になってもらっては困るからこそ」
    ヘンリー・ホプキンス:「こうして、謂わば懲罰奉仕部の顧問になるのだよ」
    黒田コノカ:「──我々に"敗北した場合"の話をする権利などありはしない」
    黒田コノカ:普段の、慇懃無礼な口調が鳴りを潜める。
    黒田コノカ:「現実を見る事が出来るのは地に足着いた人々の特権だ。我々のような──堕ちていくものは」
    黒田コノカ:「奈落から空を仰いで……夢を見るくらいがちょうど善いのです」
    ヘンリー・ホプキンス:「プレイヤーならば罰すべき価値観だが」
    ヘンリー・ホプキンス:「駒としては、素晴らしい考えだ」
    黒田コノカ:(最も──この賭けは私が勝つがな)
    黒田コノカ:苦笑を浮かべながら、腹の底で昏く嗤う。
    黒田コノカ:(真の王など居はしない。あんなものは唯のタグだ。お前の"臣問官"と同じく、な)
    ヘンリー・ホプキンス:「では、そろそろ引っ込むとしよう」
    ヘンリー・ホプキンス:「何か用事があればまた呼び出してくれ。死蔵王の手前実際に人格を消す必要があったから、私の自由にはいかない形にせざるを得なかった」
    ヘンリー・ホプキンス:「便利に使ってもらえると助かるよ」
    キャロル・ホプキンス:「――そんな悠長なことを言っている猶予はないのですよ!」口調と表情が切り替わる。
    キャロル・ホプキンス:「何よりただ待つだけでキングダムの盤石の守りが崩れることはありません! 聞いてますかコノカさん!」
    黒田コノカ:「ええ、勿論。聞いておりますとも」
    黒田コノカ:「全く仰る通り」
    黒田コノカ:「所で──以前、預かった暗号文の"残り"の解読を進めていたのですが」
    黒田コノカ:「もしかしたら──お役に立てるかもしれない情報が幾つか。お聞き願えますか?」
    黒田コノカ:暗く、昏く。どこまでも落ちていく奈落の底で、手など届きはしない空を見て嗤う。

    GM:シーンカット
    GM:ロイス取得をロイス・購入タブでお願いします。
    黒田コノカ:ヘンリー・ホプキンス 有為◎/侮蔑 で取得

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    ミドル1


    GM:シーンプレイヤー:白巻トバリ
    GM:全員登場!
    GM:登場侵蝕をお願いします。
    黒田コノカ:黒田コノカの侵蝕率を1D10(→ 2)増加(47 → 49)
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(58 → 62)
    白巻トバリ:白巻トバリの侵蝕率を1D10(→ 8)増加(39 → 47)
    不発ナカズ:不発ナカズの侵蝕率を1D10(→ 8)増加(40 → 48)

    GM:ミスルトウ樹海学園
    GM:この学区はほぼ全域が巨大な木に覆われた樹海だ。ミスルトウ領に足を踏み入れたはいいものの、周囲は木ばかり。
    GM:木が絶え間なく生えてくる為案内看板も置けず、地図はあれども、方向感覚自体が当てにならない。
    GM:土地勘のあるガイドか、目的地へと導く為の能力がなければ余所者は校舎や居住区に辿り着くことも難しい。
    喋る木:「教えてやらねーよ! ケケケ、迷え迷え!」
    GM:木が喋っているが、これはミスルトウ特有の種という訳ではなく、
    月海クレタ:「どうせいつもこうなのよ……! あたしの能力なんて役に立たないんだわ!」
    月海クレタ:月海クレタの能力で模造意志を与えられた物体は、月海自身の劣等感が反映され、大抵の場合彼女にとっての『悪者』としての意思を持つのだ。
    キャロル・ホプキンス:「いえ、十分です!」
    キャロル・ホプキンス:「片っ端からクレタさんの能力を使って、正しい道を教えなかったら焼くと脅せば、教えてくれる木も一本はいる筈です!」
    白巻トバリ:「そうですよー諦めずに行きましょう―クレタちゃん」
    白巻トバリ:「これはー貴方にしかできないことなんですからー」尊敬ですねーってうっとりしてる
    糖蔵院サイロ:「焼くんじゃなくて喰っちゃダメカ?」
    マリガル・ノルトル:「暴力支配だろうがやめろやめろ。それよりナカズにでも仲良くなってもらったほうがいいだろ」
    不発ナカズ:「食べたらお腹壊すよぉ〜サイロちゃん」
    糖蔵院サイロ:「オレの胃袋なめんなヨ」
    黒田コノカ:「別にどちらでもよいでしょう……基礎が悪人である以上相互理解を図るのは時間の無駄、ですなあ」
    月海クレタ:「もう嫌っ、頭おかしい奴と私の上位互換! 最悪よ!」
    不発ナカズ:「ん〜、私とクレタちゃんの術式は似てるところはあるけど、流派というか部門? が違うからねえ」
    マリガル・ノルトル:「ザコ様がさっさと見つけられりゃいいんだけどなぁ。いまいち役に立ってねぇザコなのはお互い様だ」従者をワラワラと展開して周辺の探査を行っている
    黒田コノカ:「上も下も見ればキリがないですよ、トバリ様。前だけ向いて歩きましょう。ほら」
    黒田コノカ:貧弱な肉体なので既に汗が滲んでおり、口調は丁寧なものの表情は"うんざりだ"と物語っている
    白巻トバリ:「悲しいです、サイロちゃんが何でも食べようとするから友人が頭おかしいなんてひどい扱いをー」悲劇ーって顔をしている
    月海クレタ:「あんたが筆頭よ!」
    マリガル・ノルトル:「あ?黒田の大将ダレてきてっか?担いでやろうか?」
    黒田コノカ:「結構ですよ……こんな早期に足手まといになる気はありませんので」
    白巻トバリ:「そんなー。おっと確かに―森を歩くのは大変ですからねーちゃんと前を向いて―」コノカちゃんの言葉に賛同しながらも周りを見てる余裕がある人
    黒田コノカ:ひらひらと手を振って断る
    糖蔵院サイロ:「オレの胃の中入るカ?」胃の中が巨大な空間になっており、人を入れて運ぶくらいはできるのだ。
    不発ナカズ:「食べられちゃう〜」きゃっきゃっ
    糖蔵院サイロ:「涎まみれになってもよければナ! キキキ!」
    黒田コノカ:「貴方が空腹の間はごめん被りますね……さっさと道を見つけましょう」
    黒田コノカ:声がどんどん低くなっていく。
    白巻トバリ:「きゃーお風呂が恋しくなっちゃいますねー」
    キャロル・ホプキンス:「みなさんが楽しく談笑している間に教えてくれましたよ!」
    マリガル・ノルトル:「仕事はえー。で、なんて?」
    白巻トバリ:「流石キャロル様ー」
    不発ナカズ:「部長えらーい」
    キャロル・ホプキンス:「いえ、私は何もしていませんよ。みなさんの会話を聞いてたらうんざりしたような声で教えてくれました!」
    キャロル・ホプキンス:「こっちです!」
    キャロル・ホプキンス:ずんがずんが進んでいく。
    マリガル・ノルトル:探索に回していた従者を集合させて続く
    従者の群れ:ゾロゾロゾロゾロゾロ。その数数百
    黒田コノカ:「やはり脅しは安易かつ有効ですな……ああ暑苦しい……」だらだら続く
    白巻トバリ:「いえいえ、きっとー私たちの誠意がクレタちゃんの能力に届いたんですねー」ぴょんぴょんと身軽に草の根も飛び越える様についていく
    月海クレタ:「気持ち悪いこと言わないでよ……」ふらふらしながら続く。こいつも体力はあまりない
    不発ナカズ:「クレタちゃんえらーい」のんびり後を追う
    糖蔵院サイロ:「何でもいいだロ。早く名産の食い物とかあるところ行きたいゼ」普通に付いていく
    白巻トバリ:「そうですねーえらいのでーお疲れなら抱っこしてあげちゃいますよー?」ふらつくクレタちゃんに
    マリガル・ノルトル:「えらいえらいお手柄お手柄」
    月海クレタ:「触らないでよ! 近付かないで化物!」
    マリガル・ノルトル:「嫌われすぎだろ……。なにしたん。お前トバリ」ええ……と引いてる
    キャロル・ホプキンス:「会って日は浅いですが、クレタさんは誰にでもこんな感じです!」
    白巻トバリ:「そんなー。私の中の獣が‥強すぎたばかりに―…大好きなのに―」くすくす笑いながら
    キャロル・ホプキンス:「でも、確かにトバリさんにしては特に当たりがきつい気がしますね……」
    月海クレタ:「こいつの本性知ってればまともな人間は嫌うわよ! それと同類に対してもね!」
    月海クレタ:「あんた達みんな頭おかしいわ!」
    不発ナカズ:「喧嘩するほどなんとか、ってやつかなぁ〜?」
    マリガル・ノルトル:「少なくともトバリのほうは好き好き光線だしてっからなあ」
    白巻トバリ:「ええ、ええ、照れ隠しみたいなものですし―クレタちゃんだって、やらなきゃいけないことは、分かってるタイプですから―いやいやでも―」
    キャロル・ホプキンス:「なるほど! 仲がいいのはいいことです!」
    月海クレタ:「……無理、疲れる……」
    白巻トバリ:「比較的ーコノカちゃん辺りと会話するとクレタちゃんは癒しになると思いますよー」唇に指を当て、この中だと会話しやすそうかな―なんて
    月海クレタ:「え、元キュナリオンなのにキングダムで捕まった奴なんて一番やばいじゃない」
    月海クレタ:「その手には乗らないわよ……!」
    黒田コノカ:「…………無駄口は体力を消耗しますよ」
    黒田コノカ:じろ、と視線だけ向けて小さく呟く。
    月海クレタ:「ひぃ……! 消される……!」
    月海クレタ:そう言って大人しくなる。
    不発ナカズ:「コノカちゃんがクレタちゃんをいじめたぁ〜」
    白巻トバリ:「あらあらー気がまぎれるかとー(相変わらず基本思考回路が真っ当な割に口が滑りやすくて迂闊ですねー」
    キャロル・ホプキンス:「あははは! コノカさんが怖がられています! あははは!」
    白巻トバリ:「まぁまぁ、折角同士になりましたし―仲良くしましょうねー?」
    黒田コノカ:「……何も面白くありません」歩みが速くなる。
    マリガル・ノルトル:「おうおう団体行動だぜ。先走んな先走んな」ずらぁっと続いていく
    マリガル・ノルトル:そうしてキャロルに並ぶとふと確認しておくべきことを思い出した
    マリガル・ノルトル:「そういやキャロルよぉ」
    キャロル・ホプキンス:「何ですか?」
    マリガル・ノルトル:「ここ来る時に使った依頼だが。当然・・やるよな?」
    マリガル・ノルトル:「伝説の蜜とやら。目的が終わったら。採ってかえるんだよな・・・・・・・・・?」
    マリガル・ノルトル:言葉は気軽だが
    マリガル・ノルトル:僅かに。そうしないなら何するかわからんぞ。という圧が込められていることがわかるだろう
    キャロル・ホプキンス:にっこりと笑う。
    キャロル・ホプキンス:「マリガルさんは見た目に似合わず繊細ですね!」
    キャロル・ホプキンス:「そんな当然のこと・・・・・・・・をわざわざ確認されるなんて、どうしたんですか?」
    マリガル・ノルトル:笑みで返す
    マリガル・ノルトル:「ああ、そうとこ好きだぜ。キャロル」
    マリガル・ノルトル:「仕事終わりに美味いケーキでも食って帰ろうや」
    糖蔵院サイロ:(まあ、ダミーの依頼でもやらなきゃ無用な疑いを呼ぶし、懲罰奉仕部の存在意義自体が疑問視されかねねえしナ)
    糖蔵院サイロ:(まあ、キャロルさんはそれを分かった上で、そうじゃない理由で同意してんだろうガ)
    糖蔵院サイロ:「オレは樹液のご相伴に預かれるならどっちでもいいヤ」
    不発ナカズ:「美味しいケーキが貰えると良いよねぇ」
    黒田コノカ:「………ふん」
    白巻トバリ:「あ、いいですね、ケーキ!クレタちゃんの好きな紅茶とかも飲みます?あの高い奴」
    月海クレタ:「そんなのあたし達に許される訳ないでしょ……」
    キャロル・ホプキンス:「懲罰奉仕部は私の権限で多少の融通は利くようになってます!」
    キャロル・ホプキンス:「ケーキと紅茶の差し入れくらいは問題ありませんよ!」
    月海クレタ:「そう……なんだ」少し表情が柔らかくなる
    糖蔵院サイロ:「お、ケーキ差し入れあんのカ。なら余計気合い入れねーとナ」
    マリガル・ノルトル:「サンキューキャロル。つーわけで美味い菓子食うためにいっちょ働くぞ!」本来の目的は頭から飛んでいるのかもしれない
    不発ナカズ:「ボトムヤード湿地帯のときみたいに途中脱落しないようにねぇ、サイロちゃん〜」
    白巻トバリ:「そうですね、ご褒美のためにお仕事お仕事、探しもの、頑張らないとですねー」表情の和らいだクレタちゃんをつつきに行って安易に突き落としたりは、しない‥!
    糖蔵院サイロ:「今回はケーキがかかってんダ。意地でも食らい付ク」
    マリガル・ノルトル:「そーだそーだ食らいつけ。ザコ様より先に脱落できると思ってんじゃねぇぞ」
    糖蔵院サイロ:「そこ張り合うの、お前の雑魚自認、自認っていうよりこだわりになってねえカ?」
    マリガル・ノルトル:「さーぁどうだろうなぁ」気持ちよく笑う
    GM:そうしている内に、木々の間隔が広くなり、視界が開けた場所に出る。
    GM:木の一部をくりぬいたり、幹に建物を括り付けたウッドハウスがいくつもある。
    GM:このウッドハウス群がミスルトウ樹海学園の校舎だ。
    GM:その中でもこの一帯で一番大きなウッドハウスが、生徒会室のある本校舎だ。
    キャロル・ホプキンス:「まずは生徒会長に挨拶をします! 植民姉妹校とはいえ、礼儀は大事ですからね!」
    不発ナカズ:「ご挨拶〜」
    白巻トバリ:「マナーは大事ですからねー」疲れもなさそうに辺りを見回してる
    マリガル・ノルトル:「そーな」植民に露骨に渋い顔をしながら従者群を引き連れて続いている。ズラァ……
    黒田コノカ:「また……牧歌的な建物ですなぁ」歩行スピードを落としてキャロルの背後に付く。

    GM:ミスルトウ樹海学園本校舎 生徒会室
    森林マルタ:「やーやー! よく来たね! ここまで大変だったでしょ! あ、座って座って」
    森林マルタ:「あ、私は森林マルタ。ここの生徒会長やらせてもらってるよ。よろしくね」
    森林マルタ
    キャロル・ホプキンス:「よろしくお願いします!」
    不発ナカズ:「よろしくお願いします〜」
    黒田コノカ:「お世話になります」一礼
    マリガル・ノルトル:「ザコ様はザコ様だ。よろしくな」従者を引き連れて入ろうとしたが止められたので体内に回収した。止めなかったら部屋がすし詰めだった
    白巻トバリ:「よろしくお願いいたします、マルタ様」ちょこんとスカートをつまみ、カーテシーのスタイルであいさつ
    月海クレタ:「よろしく……お願いします」
    糖蔵院サイロ:「うっス」
    森林マルタ:「で、今日は何の御用で? 材木ならこの前出荷したばっかりだけどまだいる?」
    森林マルタ:懲罰奉仕部ということは聞いているが、特に態度を変えた様子はない。
    森林マルタ:植民姉妹校の中にはキングダムに反感を抱く生徒もそれなりにいるが、どうやら彼女は親キングダム派のようだ。
    キャロル・ホプキンス:「『伝説の木』に行かせてほしいのです! 新鮮な樹液が欲しいという依頼がありまして!」
    森林マルタ:「あー……『伝説の木』か……」
    不発ナカズ:「ショコラショコラン製菓学校からの依頼です〜」
    森林マルタ:先程まで朗らかだった表情に陰りが浮かぶ。
    マリガル・ノルトル:「なんか。あんま行かれたくねぇ感じか?」
    森林マルタ:「ああ、いや……別に校則で禁止してる訳でもないし、全然行ってもらってもいいんだけど……」
    黒田コノカ:「……なにかトラブルでも?お手伝いできる事なら遠慮なく仰ってください」
    黒田コノカ:誠実さを意識した笑みを張り付ける。
    不発ナカズ:「仰ってください!」ゆるっと敬礼
    マリガル・ノルトル:「そだな。人手は十分あるし。頭いいやつもいるしなぁ」
    白巻トバリ:「そうですねー危ないとかでしたら一応大丈夫ですし―」
    森林マルタ:「これはうちの結構な恥部だから……キングダムの人にはあまり話したくなかったんだけど……」
    森林マルタ:「これから『伝説の木』に行くって人達に黙ってる訳にもいかないか……」
    森林マルタ:「『伝説の木』は、守られているんだ」
    マリガル・ノルトル:「ほぉ、巨人の番人でもいんのか?」
    森林マルタ:「いや……」
    森林マルタ:「カルト集団『伝説の木を守る会』に……!」

    GM:シーンカット
    GM:ロイス取得、購入が可能です。
    マリガル・ノルトル:ロイス保留。購入はどうしよっかな
    マリガル・ノルトル:高性能治療キット
    不発ナカズ:ロイスは保留、購入はボデマ
    不発ナカズ:2DX+1>=12
    DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 8[1,8]+1 → 9 → 失敗

    不発ナカズ:失敗、終了です
    白巻トバリ:ロイス保留、ボデマー
    白巻トバリ:2dx+6>=12
    DoubleCross : (2DX10+6>=12) → 10[3,10]+6[6]+6 → 22 → 成功

    白巻トバリ:きておきましょー(ごそごそ
    黒田コノカ:う〜ん。照準器でも買っとくか
    黒田コノカ:1dx+1
    DoubleCross : (1DX10+1) → 6[6]+1 → 7

    黒田コノカ:そら無理よ
    マリガル・ノルトル:血の絆+赤色の従者*3
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルの侵蝕率を24増加(62 → 86)
    マリガル・ノルトル:うひー一気に上がった。それでは従者たちで判定やっていきます
    従者a:高性能治療キット
    従者a:5dx>=9
    DoubleCross : (5DX10>=9) → 9[1,5,6,7,9] → 9 → 成功

    従者b:照準器
    従者b:ボデマ欲しがってる人いるな先そっちやるか
    従者b:ボデマ
    従者b:5dx>=12
    DoubleCross : (5DX10>=12) → 8[2,3,7,7,8] → 8 → 失敗

    従者c:再挑戦
    従者c:5dx>=12
    DoubleCross : (5DX10>=12) → 8[1,1,5,8,8] → 8 → 失敗

    マリガル・ノルトル:貴様ら……!終了です

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    ミドル2


    GM:シーンプレイヤー:不発ナカズ
    GM:全員登場可能。登場侵蝕をお願いします。
    不発ナカズ:不発ナカズの侵蝕率を1D10(→ 3)増加(48 → 51)
    黒田コノカ:黒田コノカの侵蝕率を1D10(→ 5)増加(49 → 54)
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルの侵蝕率を1D10(→ 10)増加(86 → 96)
    白巻トバリ:白巻トバリの侵蝕率を1D10(→ 5)増加(47 → 52)

    GM:では、まずNPCカードを提示します。
    “免罪王”キャロル・ホプキンス ☆1 セットアップに使用。対象:範囲(選択)。このラウンド中、対象のキャラクターを暴走させ、攻撃力を+15する。この効果は拒否できる。
    ☆2 クライマックスフェイズでは☆1の効果を+18に変更する。

    “ハルシネーション”月海クレタ ☆1 判定の直前に使用。判定ダイスを+3し、その判定の達成値を-1する。1ラウンド1回まで使用可能。
    “プレザーブ・ファーマー”糖蔵院サイロ ☆1 ダメージを受ける直前に使用する。そのダメージを-6d10する。1シナリオ1回まで使用可能。     
    ☆2 攻撃のダメージを算出する直前に使用する。☆3で軽減したダメージ分、その攻撃の攻撃力を上昇する。1シナリオ1回まで使用可能。


    GM:そして情報項目!
    情報項目 ・『伝説の木を守る会』について〈情報:ノヴァリス〉7
    ・『エルフィンミスチーフ』について〈情報:FH〉11
    ・“ホワイトロット”について〈情報:ノヴァリス〉〈情報:FH〉9
    ・“ハルシネーション”月海クレタについて〈情報:ノヴァリス〉5
    ・“プレザーブ・ファーマー”糖蔵院サイロについて〈情報:ノヴァリス〉8

    GM:判定どうぞ!
    GM:手番が余った人は追加で購入していいよ。
    従者a:ホワイトロットについていきます
    従者a:5dx>=9
    DoubleCross : (5DX10>=9) → 10[4,4,8,8,10]+2[2] → 12 → 成功

    GM:成功!
    従者b:deha
    従者b:続いてサイロちゃんいきます
    従者b:5dx>=8
    DoubleCross : (5DX10>=8) → 8[1,5,7,7,8] → 8 → 成功

    GM:成功!
    従者c:ラスト伝説の木を守る会
    従者c:5dx>=7
    DoubleCross : (5DX10>=7) → 9[1,3,5,8,9] → 9 → 成功

    マリガル・ノルトル:よしきた
    GM:全部成功! 君達本当は有能従者なんじゃないの
    従者c:ククク
    マリガル・ノルトル:では後は任せた
    白巻トバリ:では先だって
    白巻トバリ:『エルフィンミスチーフ』について〈情報:FH〉11
    白巻トバリ:2dx+2>=11
    DoubleCross : (2DX10+2>=11) → 7[5,7]+2 → 9 → 失敗

    白巻トバリ:財産点二点消費、成功です
    マリガル・ノルトル:流石
    白巻トバリ:白巻トバリの財産点を2減少(15 → 13)
    不発ナカズ:残ってるのは……クレタちゃんか
    GM:お金の力……!
    不発ナカズ:ミーミルの覚書使用。情報判定ダイス+2
    不発ナカズ:(2+2)DX+1>=5 “ハルシネーション”月海クレタについて〈情報:ノヴァリス〉5
    DoubleCross : (4DX10+1>=5) → 6[1,4,5,6]+1 → 7 → 成功

    GM:成功!
    黒田コノカ:優秀やな〜
    GM:危なげがないぜ
    GM:では、コノカさんとマリガルさんは購入を追加でできます。ロイス・購入タブでやっといてもらおうかな
    黒田コノカ:うす
    GM:あとでシーン最後にガッチャンコしてもらえれば(ログ編頼み)
    GM:情報貼っていきます!
    ・『伝説の木を守る会』について〈情報:ノヴァリス〉7 ミスルトウ樹海学園の非公式組織。 『伝説の木』を神聖視し、何人たりとも『伝説の木』に近付いてはならないという戒律を掲げ、近付こうとする者を排除している。 会長は“デッドリーチェンソー”木下ソーヤー。 構成員には先住市民も含まれており、強制的に取り締まることもできず、ミスルトウ生徒会も手を焼いている。 戒律は会員にも適用される為、一度彼女らが決めた進入禁止ラインを突破してしまえばそれ以上追ってくることはない。

    ・『エルフィンミスチーフ』について〈情報:FH〉11 秘匿され、実戦で使用された形跡もなく、それそのものについての情報は入手できなかったが、 ミスルトウ樹海学園の成り立ちから機能や所在について予測を立てることはできる。 ミスルトウ樹海学園は6年前、キングダムが三大校の一角となった後に、設立当初からキングダムの姉妹校として作られた学区であり 、学区を構成する木々も当初はここまで生育しておらず、開校直前から急成長を始めたという。 『エルフィンミスチーフ』は土壌汚染兵器とされているが、逆に土壌を活性化し、植物の成長を促進する機能を有すると見ていいだろう。 恐らくは、ミスルトウ樹海学園は天国派による『エルフィンミスチーフ』の為の実験学区であり、 その中心にあり最も生育されている『伝説の木』に『エルフィンミスチーフ』が隠されているのは間違いないだろう。

    ・“ホワイトロット”について〈情報:ノヴァリス〉〈情報:FH〉9 汎学区合同文化祭以後、少数ではあるが目撃情報がある。 そのいずれも、危険な兵器を破壊して立ち去ったというもの。理事会兵器であろうと、生徒が作った兵器であろうと、 その来歴は問わず無差別に破壊している。白い炎を操るが、その炎にはレネゲイド殺しの性質があり、 サラマンダーではなくウロボロスと推測されている。

    ・“ハルシネーション”月海クレタについて〈情報:ノヴァリス〉5 罪状:横領。元社交界部所属。見栄の為に散財し、それを補填する為に横領をした。 白巻トバリを告発した際に自分の罪も押し付けたが、その後も横領を続け、懲罰奉仕部に落ちてきた。 能力は、意思を持たない物体に模造意思を植え付けること。その意思の性格はクレタ自身の無意識のイメージが反映される。 意思を持った物体は自立して動く。自己中心的でありながら悲観的な彼女のイメージで生み出された模造意思は大抵の場合、 クレタに反骨する『悪者』として表れるが、性格と違い記憶は物質自体のものなのでどうにか工夫して情報を聞き出すこともできる。 彼女の『お気に入り』の数点のものは彼女に協力し、戦闘行動すら可能。EXレネゲイドに使用した場合は、物体自体が持つレネゲイドと反応し、 クレタのイメージとは無関係の意思を持つことがある。

    ・“プレザーブ・ファーマー”糖蔵院サイロについて〈情報:ノヴァリス〉8 罪状:窃盗及び誘拐。元美食クラブ所属。ショコラショコランにて生徒ごと店舗を『食べた』店舗窃盗犯。 大量の物質を胃袋に収納保管する能力を持ち、胃袋の中で自分の為だけにスイーツを作らせようとした。 ちなみに断られたので犯行に及んだが、店舗を買い取る為の金は用意しており、食べ物に対しては十分な対価を払うという信念はある様子。 買い取った牧場を一つ飲み込んで、胃の中で家畜を放牧している。

    GM:ミスルトウ樹海学園内 カフェ
    GM:ミスルトウ樹海学園においては居住スペースだけでなく、飲食店などの店舗もウッドハウスを用いている。
    GM:この店は背の高い木からの眺めをウリにしているが、見える景色は結局は木だ。
    GM:しかし、周囲より少し高い視線故に、枝葉に邪魔されず、学区の中心に聳える巨大樹を見上げることができる。
    GM:あまりに周囲から突出した巨大さに推定すらままならない。
    GM:『伝説の木』。その枝葉が太陽を遮り、更に木々が遮る為、ごく僅かな木漏れ日だけがミスルトウの自然光となる。
    月海クレタ:「まずい……何なのこの濃すぎるコーヒー」
    月海クレタ:注文したコーヒーにダメだしをする。
    黒田コノカ:「そうですか?飲みごたえがあって良いと思いますが……」肩眉を上げてブラックコーヒーに口を付ける。
    白巻トバリ:「えー美味しいじゃないですか、大人の味ですよー?」ミルクと砂糖を投入してまろやかにしてる
    不発ナカズ:「クレタちゃんは舌が肥えているよねぇ」レモンティーを飲んでいた
    キャロル・ホプキンス:「む……むむむ。これは……うーん……」
    マリガル・ノルトル:「まー、飲めるだけいーじゃねぇの」こちらもブラックを涼しい顔で飲んでる
    糖蔵院サイロ:「多分こりゃ労働者用にとにかく濃くしてんだナ」
    糖蔵院サイロ:「林業学区だロ? 大体の奴が肉体労働に従事してんなら需要も変わるサ」
    マリガル・ノルトル:「労働者向け。つまりザコ様向けってことだ。結構なことじゃねぇの」少しばかりうまく感じるようになったのでぐいぐいいく
    不発ナカズ:「マリガルちゃんはいっぱい働いていたけど〜、何か伝説の木について分かった?」
    マリガル・ノルトル:「”は”ってなんだ”は”って」
    マリガル・ノルトル:お前らはどうしたお前らは
    マリガル・ノルトル:苦笑しつつ「そうだな生徒会長のいってたカルト集団ってやつ」
    不発ナカズ:「『伝説の木を守る会』だったっけ〜?」
    白巻トバリ:「カルトとか思想集団みたいなの―良くないと思いますね―」
    黒田コノカ:「自然保護とはまた、ご立派なお題目のカルトですな」鼻で嗤う
    マリガル・ノルトル:「そーそーそれそれ。パッと名前が出なかったからな助かる」
    不発ナカズ:「素敵な思想だよねぇ〜」のほほん
    糖蔵院サイロ:「思想が何だろうが、邪魔ならぶっ飛ばすか喰っちまえばいいだロ」
    マリガル・ノルトル:「伝説の木にゃ誰も近づかせねーっつー連中だ」「ところがそ〜もいかんらしいぜ」
    糖蔵院サイロ:「んだよ、ミスルトウも困ってる感じだったし、別に問題ねえだロ?」
    マリガル・ノルトル:「あー……とここ、ノヴァリスだと。人間以外の……アレだ。可愛い見た目のやつ」
    不発ナカズ:「先住市民?」
    マリガル・ノルトル:「ちっこくて喋る連中」
    白巻トバリ:「ああ、先住の……」
    マリガル・ノルトル:「それな〜!よく知んねーけどそういう奴らも混じってるらしいわ」
    月海クレタ:「は? 先住市民知らないとかどこで生活してきたのよ」
    黒田コノカ:「……面倒な」軽く舌打ち
    月海クレタ:「未開人……?」
    不発ナカズ:「それは〜……ムツカシイねぇ」自身の十字冠を指差して
    不発ナカズ:「乱暴な手段がとれなくなっちゃうから〜、話し合いで解決する方が良いのかなぁ」
    マリガル・ノルトル:「悪かったな〜。こっち来てからそう時間経ってね〜もんでよ」
    キャロル・ホプキンス:「確かに、説得できれば一番いいのですが……」
    黒田コノカ:「今回は無駄に時間をかける訳にもいきません。説得に失敗した時の事を考えると……こちらが伝説の木に用がある事を悟られるのは避けたいところですな」
    マリガル・ノルトル:「いい情報としては」
    不発ナカズ:「いい情報としては〜?」
    マリガル・ノルトル:「会長は木下ソーヤ。コードネーム”デッドリーチェーンソー”わかりやすいからそっち系の能力だろって多分予想着くことあとは──」
    マリガル・ノルトル:「木に近づかねーってのは会員も律義に守ってるらしい。すり抜けて近づいちまえば向こうも追ってこねーだろってとこだな」
    白巻トバリ:「ああ、逆に強行突破が正解なんですねー?」
    不発ナカズ:「走って通り抜けちゃえばいい! ってことだねえ。それならカンタンかも〜」
    黒田コノカ:「まあバレずに通過できるのが一番でしょうが……」
    キャロル・ホプキンス:「地の利は相手にあります。全て上手くいくとは考えない方がいいでしょう!」
    マリガル・ノルトル:「おまえらにゃ。ザコ様がいるんだ。陽動するってんならどうとでもするぜ?まあ、そこらへんの作戦は黒田の大将にまかせるわ」
    キャロル・ホプキンス:「気付かれないように近付いて、気付かれたら走って逃げましょう!」
    不発ナカズ:「コノカ様〜、名案をお願いします!」
    黒田コノカ:「まあ、十中八九走る事になるでしょうから……準備運動は済ませておきましょう」
    黒田コノカ:カップを置いて、顔を顰める。
    白巻トバリ:「正道が王道で名案…!」
    黒田コノカ:「名案を即座に提供できるような人間ならここには居ませんよ」
    不発ナカズ:「そこを何とかしてくれるのがコノカちゃんだよねぇ」
    黒田コノカ:「ま、4人も居れば何とかなるでしょう……進入禁止区域の範囲がどれくらいかは分かりませんが、それをカバーできる程潤沢な人員を抱えているようには見えませんし」
    白巻トバリ:「実際陽動とか得意なマリガルちゃんもいますからねー」やりようはありそうですよねーとほわほわ
    糖蔵院サイロ:「つっても、あんまバラけるのもどうかと思うゼ」
    糖蔵院サイロ:「オレ達の敵が、そのカルト連中だけとは限らねえんだからナ」
    白巻トバリ:「ああ、サイロちゃんが食べられなかった!」
    マリガル・ノルトル:「襲撃を受けたんだっけ?そっちの情報はどうにかなってんのか?」
    不発ナカズ:「『白いウサギさん』ですねぇ〜」
    マリガル・ノルトル:「おお、色違いだ」トバリちゃんをみて
    白巻トバリ:「シンパシーですよね〜」耳を振り振り
    黒田コノカ:「細かい情報は貴方の従者が拾ってきたんですがね……ホワイトロット、ですか」
    黒田コノカ:「概ねお三方の報告と相違はありませんが……残念な事に破壊された毒吐き釜。これの残骸から見るに……シンドロームはサラマンダーではなくウロボロス」
    黒田コノカ:「まあこのノヴァリスではもう珍しくはありませんが……脅威である事には変わりないでしょうなあ」
    白巻トバリ:「ウロボロスってこっち食べてくる感じありますものねー……」
    不発ナカズ:「サイロちゃんが食べ返されちゃったもんねぇ」
    糖蔵院サイロ:「なるほどナ。オレの能力ごと焼かれた訳カ」
    マリガル・ノルトル:「なんだ食いしんぼか?ケーキで懐柔できねーかな」
    白巻トバリ:「結局―何が目的なんですっけ―?」
    黒田コノカ:「ああ、それと……動機は不明ですが。やはりノヴァリスに残存、あるいは生産された兵器を狙って破壊活動を行っているようです」
    黒田コノカ:「治安維持活動でしょうかね?涙ぐましい努力ですが……」
    不発ナカズ:「素敵な目標だよねぇ」
    マリガル・ノルトル:「真面目だわ」
    白巻トバリ:「ナカズちゃん的にはそうですよね〜」
    キャロル・ホプキンス:「ノドスチルドレンですから、ノヴァリス全体の戦力を減らす為の作戦行動かもしれません!」
    黒田コノカ:「成程成程。それは露ほども思い当たりませんでしたな」
    黒田コノカ:「ま、ですから」
    マリガル・ノルトル:「そういや。戦争中だったか男女別れて」
    黒田コノカ:「我々も急がねばホワイトロットに先を越される可能性があり……タイミング次第では対面して戦闘になる可能性もあります」
    キャロル・ホプキンス:「だからこそ、こうしてみなさん全員を集めた訳です!」
    黒田コノカ:「争いは避けられるなら避けた方が良い。人を傷つけるというのは非常に心が痛みますので」
    不発ナカズ:「そういえば部長〜、こうして話しているけど、人払いとかはできているんですよね?」
    白巻トバリ:「うんうん、分かりますよー人が傷つくなんて、心が震えちゃいますから」
    キャロル・ホプキンス:「もちろんです! わざわざ店内ではなく、木しか見えないのに見晴らしのいいテラス席にしましたから!」
    キャロル・ホプキンス:「他のお客さんもいませんし、店員さんも中に引っ込んでますからね!」
    キャロル・ホプキンス:それでも、もちろん警戒は怠っていないのは前提として、だ。
    白巻トバリ:「木、そう気になるのは伝説の木なんですよねー……」伝説の木を見ながらトントンと指でこめかみを叩いてる
    マリガル・ノルトル:「ほんでその先ににみつけねーとダメなホワイトロットだっけ?」
    不発ナカズ:「良かった〜、それなら哨戒は減らしていいねぇ」宙を飛び交っていた小太刀が不発の手元に戻る
    マリガル・ノルトル:「ロッドだったか?それってよぉ」
    マリガル・ノルトル:「どういう奴なんだ?全然話題にでてなくね?ザコ様の記憶がザコすぎるだけか?」
    不発ナカズ:「見つけるのは〜……なんとか! って兵器だよ〜。ホワイトロットはノドスの子だね〜」
    マリガル・ノルトル:「そうじゃん」
    キャロル・ホプキンス:「『エルフィンミスチーフ』です!」
    不発ナカズ:「そうそう〜、エルフィンミスチーフって名前だったぁ」
    黒田コノカ:「どちらにせよ、ソレを狙うしか道がなくなってしまったのは事実ですが……モチベーションの為にどういったものかくらいは知りたい所ですなぁ」
    白巻トバリ:「んー土壌汚染のための兵器、兼それ以外にも使えそう、かなー?」
    不発ナカズ:「それ以外……毒は薬にも、ってことかなぁ?」
    不発ナカズ:「汚染するのではなく肥沃な土壌にする、とか〜」
    白巻トバリ:「もしくは適切なストレスを与えて発育を促すとかかもですけれどー」
    白巻トバリ:「どちらにせよ結果として、生まれるのは肥沃な植物群」
    不発ナカズ:「肥沃な植物群……まるでミスルトウ樹海学園みたいだねぇ」
    白巻トバリ:「ええ、それでいてーここって元はこれほどの森ではなかったそうですよー?」
    マリガル・ノルトル:「へぇ、つまり──」
    マリガル・ノルトル:「どういうこと?」ザコ様わからん
    不発ナカズ:「伝説の木、ひょっとすれば〜、ミスルトウ樹海学園」
    不発ナカズ:「その領土自体が〜、兵器の影響下にあるかもしれない、ってことだよねぇ」
    白巻トバリ:「多分それが適切な結論かなー」ぱちぱち
    不発ナカズ:えっへんと胸を張る
    白巻トバリ:「マリガルちゃんはそのー頑張りましょうー」困ったように笑って
    白巻トバリ:「そして多分一番影響を受けているのが伝説の木、どちらのお仕事にも、都合がいいことこの上ないですねー?」
    マリガル・ノルトル:「ザコ様はザコなりに常に全力だ」
    不発ナカズ:「表の依頼をこなす上でも〜、木への到達は必須だよねぇ」
    白巻トバリ:「となるとやっぱり最低限の作戦はコノカちゃんに作ってもらう方がいいかなー」
    白巻トバリ:「そう言えばみんなはクレタちゃんの能力とか知ってましたっけ―?」
    月海クレタ:「やめてよ! 晒し上げるつもりでしょ! 見てたなら分かるじゃない!」
    不発ナカズ:「私の術式と似てるけど〜、流派というか部門が違うかなぁ」
    不発ナカズ:未だ宙を舞い続ける槍を指差して
    白巻トバリ:「じゃあ見てたら分かるかー全力のマリガルちゃん、答えてみてー?」指さし
    マリガル・ノルトル:「ハイ!」全力で手をあげて
    マリガル・ノルトル:「物体を意地悪な小姑にすることだな!」
    不発ナカズ:「概ね正解〜、さすがマリガルちゃん〜」
    月海クレタ:「きぃぃいい……! この! この!」ぽかぽかとトバリを殴る。あんまり痛くない。
    不発ナカズ:「私の術式と違って〜感情豊かなのが特徴だねぇ」
    マリガル・ノルトル:「しゃおら!」全力で喜んでいる
    黒田コノカ:「面白い能力ですな。色々と使い道がありそうで羨ましい」
    白巻トバリ:「うわあん私は悪くないのに―♪」力なく手を出されてくすくす笑って
    マリガル・ノルトル:「面白いっつーならあーあれだ。道中で聞いたけどサイロのやつもなかなかだよな」
    不発ナカズ:「サイロちゃんは何でも食べれるよねぇ〜」
    糖蔵院サイロ:「まあ、大体は喰ってるっつーか保存してんだけどナ」
    マリガル・ノルトル:「腹ん中にザコ様たち収納できるんだっけ?こそこそ動く分にはいいんじゃねーか」
    不発ナカズ:「リスさんの頬袋みたいだね〜」
    糖蔵院サイロ:「涎まみれになるけどナ」
    マリガル・ノルトル:「なにしろザコ様外にでりゃ。目立ってしゃーねぇからな!」
    キャロル・ホプキンス:「サイロさんの能力は理事会兵器を秘密裏に持ち出す為に必須の能力です!」
    不発ナカズ:「ああ、人じゃなくて物を入れる分には〜、便利だよねえ」
    白巻トバリ:「便利な能力で羨ましいですよねー」
    白巻トバリ:「……まぁなんにせよ、辿り着かないとどちらのお仕事も失敗ですねー?」
    キャロル・ホプキンス:「この場で得られる情報もこれ以上は望み薄でしょう!」
    キャロル・ホプキンス:「お会計して『伝説の木』に向かいますよ!」
    不発ナカズ:「りょーかいです、部長〜」ゆるっと敬礼
    糖蔵院サイロ:「はいヨ」
    白巻トバリ:「承知しました、キャロル様」頭を下げて
    月海クレタ:「ふん……」
    マリガル・ノルトル:「じゃ、大仕事だ。気合いれていっか」大きな伸びをして
    黒田コノカ:「順調に進むと良いですなぁ……」ため息を吐いて立ち上がる

    GM:シーンカット
    GM:ロイス取得と購入判定がロイス・購入タブで可能です。
    黒田コノカ:追加購入はボデマ。
    黒田コノカ:1dx+1>=12
    DoubleCross : (1DX10+1>=12) → 3[3]+1 → 4 → 失敗

    黒田コノカ:まあ無理
    マリガル・ノルトル:ダイスが足りなくってね!(従者の代償ダイスー3)なので購入はホウキ!
    マリガル・ノルトル:ミドル2 ロイス保留!
    不発ナカズ:ミドル2 ロイス保留
    不発ナカズ:購入はボデマ
    不発ナカズ:2DX+1>=12 ボデマ
    DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 6[4,6]+1 → 7 → 失敗

    不発ナカズ:終了です
    白巻トバリ:ロイス保留
    白巻トバリ:購入ボデマ
    白巻トバリ:2dx+6>=12
    DoubleCross : (2DX10+6>=12) → 10[1,10]+9[9]+6 → 25 → 成功

    黒田コノカ:つよ……
    白巻トバリ:従者で重いしマリガルちゃんもっとく?
    黒田コノカ:購入はボデマ。ロイスは一旦保留
    黒田コノカ:1dx+1>=12
    DoubleCross : (1DX10+1>=12) → 8[8]+1 → 9 → 失敗

    黒田コノカ:はい。
    マリガル・ノルトル:マリガルもらっときます
    従者a:照準器
    従者a:5dx>=15
    DoubleCross : (5DX10>=15) → 10[4,5,7,7,10]+4[4] → 14 → 失敗

    従者b:ボルトアクションライフル
    従者b:5dx>=15
    DoubleCross : (5DX10>=15) → 7[1,4,5,7,7] → 7 → 失敗

    従者c:onazi
    従者c:5dx>=15
    DoubleCross : (5DX10>=15) → 9[3,4,8,8,9] → 9 → 失敗


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    ミドル3


    GM:シーンプレイヤー:黒田コノカ
    GM:全員登場可能。準備できた人から登場侵蝕お願いします。
    不発ナカズ:不発ナカズの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(51 → 60)
    黒田コノカ:黒田コノカの侵蝕率を1D10(→ 2)増加(54 → 56)
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(96 → 100)
    GM:100!
    白巻トバリ:白巻トバリの侵蝕率を1D10(→ 5)増加(52 → 57)

    GM:ミスルトウ樹海学園の大量の木々は姿を隠すのにはうってつけのように思える。
    GM:だが、その環境により慣れ親しんでいるのはこの学園の生徒の方だ。
    GM:少し移動しただけでも葉が音を立てる。見回しても、枝が視界を邪魔する。
    GM:それほどに密集した樹海では、慣れない者の隠密行動とは、進む方向に敵がいないことを祈ることを意味する。

    GM:ここで判定を提示します。
    判定ルール 上手く隠れられるか、見付かった時に逃げられるかも含めてプライズ判定。
    最大達成値30。任意の判定で進行値5でクリア。ただし攻撃エフェクトは使用できない。
    クリンナップ毎に4d10ダメージ。
    GM:これでやっていきましょう。
    黒田コノカ:ひえ〜〜
    不発ナカズ:達成値÷10+1が進行値でしたっけ
    GM:全員でやって一番達成値の高い人のそれです。
    白巻トバリ:判定…!
    GM:あ、クリンナップ毎のダメージについて
    不発ナカズ:そうだった
    GM:これはランダムな4人に飛んでくることにしましょう。
    GM:従者もいるので狙いがばらける
    不発ナカズ:使用できないのは攻撃エフェクトのみですね?
    GM:そうです
    不発ナカズ:了解です
    マリガル・ノルトル:なるほどね
    GM:あと、あえて判定を放棄して行動放棄カバーするのも認めましょう。
    マリガル・ノルトル:おお〜
    不発ナカズ:セットアップとかはあり……ますよね?
    GM:プライズ判定だからあんまり稼げなさそうな人はスルーしてもよし
    GM:セットアップはあります
    マリガル・ノルトル:従者は判定どうなります?
    不発ナカズ:セットアップあり、了解です
    GM:従者も判定には参加できます
    マリガル・ノルトル:うお〜がんばるぞ
    従者c:わいわい
    GM:あ、あと攻撃エフェクト使用不可は、攻撃行動が不可と解釈してください
    不発ナカズ:グワーッ
    GM:白兵で判定はできるけど、それに攻撃を伴う効果は適用できません
    白巻トバリ:ふむふむ
    不発ナカズ:ソドマスで稼ぐ予定でしたが……未適用なら素振りですね
    黒田コノカ:固定値14、射撃で振ります。常時エフェクトの達人だけ適用
    GM:セットアップはなさそうでいいかな
    黒田コノカ:なしなしなし
    白巻トバリ:ないですー
    不発ナカズ:なしです。ソドマス未適用なため
    マリガル・ノルトル:セットアップやりますか
    GM:戦術が……ある!
    マリガル・ノルトル:戦術。自分以外のメジャーダイスを……今は100だから6個増やしちゃうぜ
    GM:あらゆるメジャー判定に適用されるので戦術は適用されます
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルの侵蝕率を6増加(100 → 106)
    不発ナカズ:つよーい!
    黒田コノカ:つぇ〜ッ!
    マリガル・ノルトル:黒田さんのおかげです
    マリガル・ノルトル:以上
    GM:では判定!
    GM:行動値順に処理しますか
    GM:行動値10、コノカさん、マリガルさん
    黒田コノカ:じゃあ先に振ろうかな
    GM:あ、その前に従者か
    黒田コノカ:あっほんとじゃん
    GM:従者のコマ作っておいてもらえるとありがたいです
    マリガル・ノルトル:あ、そうですね。すみません作っておきます。行動値は9です
    GM:9ならやっぱり10の二人だ
    GM:コノカさんどうぞ!
    黒田コノカ:うす!
    黒田コノカ:射撃で判定!
    黒田コノカ:9dx+14
    DoubleCross : (9DX10+14) → 10[1,4,6,6,8,8,9,10,10]+7[6,7]+14 → 31

    黒田コノカ:良い感じ〜
    GM:いきなり最大達成値じゃねーか!
    白巻トバリ:初手最強
    GM:進行値4/5
    マリガル・ノルトル:無敵やん
    黒田コノカ:ダイスバフのお陰だぜ……
    GM:これもう他のみんな判定放棄してもいいやつじゃん
    GM:誰か判定しますか……?
    マリガル・ノルトル:私と従者は行動放棄かな〜
    白巻トバリ:放棄かな…w
    不発ナカズ:拍手してスゴーイってしてます
    GM:くっそー! しかしクリンナップダメージは受けてもらう!
    GM:choice[コノカ,トバリ,マリガル,ナカズ,a,b,c]
    DoubleCross : (choice[コノカ,トバリ,マリガル,ナカズ,A,B,C]) → B

    GM:choice[コノカ,トバリ,マリガル,ナカズ,a,c]
    DoubleCross : (choice[コノカ,トバリ,マリガル,ナカズ,A,C]) → トバリ

    GM:choice[コノカ,マリガル,ナカズ,a,c]
    DoubleCross : (choice[コノカ,マリガル,ナカズ,A,C]) → コノカ

    GM:choice[マリガル,ナカズ,a,c]
    DoubleCross : (choice[マリガル,ナカズ,A,C]) → A

    GM:コノカさん、トバリさん、従者AB!
    マリガル・ノルトル:うおおおおおおお、従者の数が減ってしまう
    GM:4d10
    DoubleCross : (4D10) → 21[8,8,1,4] → 21

    GM:カバーリングするか選びな!
    マリガル・ノルトル:マリガルはAをカバー
    マリガル・ノルトル:kore
    マリガル・ノルトル:防具の軽減ききます?
    GM:ありにしましょう
    マリガル・ノルトル:ありがとうございます。前のラウンドでコノカちゃんにもらったボデマで8軽減して13
    GM:他の人はカバーリングどうしますか?
    マリガル・ノルトル:Bをどうするかは……まかせます。ちなみにくらったら減ります
    白巻トバリ:あー生きてるし、私カバーしときましょうか
    不発ナカズ:トバリちゃんかっちかちだ
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルのHPを13減少(26 → 13)
    GM:ちなみに対象になった人が庇ったらダメージは当然二倍です
    白巻トバリ:カバーリングと同じ処理、かな?
    GM:カバーリングですからね
    白巻トバリ:じゃあ防具引いて13の二倍で26.残り4点で生きてる
    GM:ボデマの力……!
    白巻トバリ:白巻トバリのHPを26減少(30 → 4)
    不発ナカズ:かたーい!
    マリガル・ノルトル:助かる……
    白巻トバリ:かっててよかったぼでま!
    従者b:従者Bも
    GM:コノカさんも21のダメージ!
    従者b:喜んでいます「めぇ」
    白巻トバリ:「うさ」
    黒田コノカ:いた〜い。HP残り5
    GM:では演出

    GM:がさごそ がさごそ
    GM:移動時の音は消せない。時折立ち止まり、警戒の為に耳を澄ませると、想定以上に近くから葉音がする。
    先住市民:枝葉を分けて表れたのは犬型の先住市民だった。
    先住市民:「なっ、なんだおまえたち!」
    月海クレタ:「み、見付かったわよ……!」
    不発ナカズ:「マリガルちゃん、あれが先住市民さんです〜」
    先住市民:「むむっ、あからさまにうしろめたそうなはんのう!」
    先住市民:「しんにゅうしゃだなっ!」
    マリガル・ノルトル:「おお、すっげこんな近くでみたの初かもしれん」
    黒田コノカ:「おやおや……」
    白巻トバリ:「観光ですよー?」
    不発ナカズ:「さいとしーいんぐです〜」
    先住市民:「みんなー! しんにゅうしゃだー! 『でんせつのき』にちかづくふらちものだー!」
    先住市民:大声で周囲の仲間を呼び寄せる。
    糖蔵院サイロ:「こりゃア……」
    キャロル・ホプキンス:「――逃げましょう!」
    不発ナカズ:「走れ走れ〜」
    マリガル・ノルトル:「そういうの戦術でもたしか認められてたよな〜。わっはっは」
    マリガル・ノルトル:笑いながら走っていく
    白巻トバリ:「わーん聞く耳持ちいぬー、犬だけにー」駆けだす
    先住市民:「うおー!」「どこだ!」「しんにゅうしゃ!」「『でんせつのき』にはちかづけさせねーぞ!」「わがかたなのさびにしてくれよう」
    先住市民:たくさんの先住市民が追いかけてくる。
    黒田コノカ:「ふむ……」走りながら、腰に付けたホルスターに手を添える。
    マリガル・ノルトル:「お、なんかやんの!?あいつら相手って確か殴る蹴るだめなんじゃーなかったか?」
    黒田コノカ:「当たり前でしょう。あんな愛らしい生き物に危害を加えるなど言語道断」
    キャロル・ホプキンス:「何か考えがあるのですね!」
    白巻トバリ:「おお、自信満々、お手並み拝見ですねー!」
    黒田コノカ:「まあ考えというほどではないですが……彼らの自然への愛と純粋さに賭けましょうか」
    黒田コノカ:ホルスターから古ぼけた拳銃を取り出すと、近くの木に向かって射撃する。
    黒田コノカ:着弾と共に、弾丸は閃光と熱を発し──木々を巻き込んで激しく燃え盛っている……ように見えた。
    黒田コノカ:「おや!山火事が起きたようですな!これは大変!」わざとらしく叫んで指で指し示す。
    先住市民:「わあー!」「なんてやつだ!」「『でんせつのき』にもえうつったらどうするんだ!」「ごんごどうだん、きちくげどう」
    マリガル・ノルトル:「うぉわ〜!森が燃えてんぞ〜!!大変だぁーー!!」素の反応で叫ぶ
    白巻トバリ:「ああ、悲しい、これが伝説の木に燃え移ったりしたら大変ですねー」困った困ったー煽るように
    不発ナカズ:「じゃあ今のうちに〜、距離を稼ごうかぁ」
    GM:先住市民達が慌てふためいたその時だった。
    黒田コノカ:「ジョークグッズですよ。彼らを巻き込む可能性があるのに火等つけられる訳がないでしょう──」
    GM:ギュウウウウウウウウウウン!!!
    GM:どこからともなく悲鳴のようなエンジン音が鳴り響く。
    黒田コノカ:「今度は何ですかな……ッ!今忙しいのですが!」
    木下ソーヤー:表れたのは、ホッケーマスクを被った怪人……否、生徒。
    木下ソーヤー
    木下ソーヤー:「タチサレ……タチサレ……」ギュイッイイイイイン!!
    黒田コノカ:「……先週みたB級ホラーに似たようなのが出てましたなぁ。あれはチェンソーではありませんでしたが」
    木下ソーヤー:恐らくは何人もの侵入者を葬っ転送してきたであろうチェンソー殺法!
    マリガル・ノルトル:「本来の用途が後ろにあるんじゃねぇのかぁ!?」伐採しろよ伐採
    白巻トバリ:「斧だか鉈だかでしたかー…」
    木下ソーヤー:一瞬のうちに斬撃が縦横無尽に襲いかかる!
    黒田コノカ:「冗談は見た目だけに……してッ欲しいものですッなッ!」
    黒田コノカ:肩から腕にかけて大きく切り裂かれて顔を顰めるが、走るのはやめない。
    黒田コノカ:「次からはホッケーマスクではなくレザーマスクをご用意為さると良いでしょう!」
    不発ナカズ:「コノカちゃんの犠牲は忘れないよぉ〜」南無南無
    マリガル・ノルトル:(範囲がひれーな。全員よけんのは無理だろ。ザコ様は特に)
    マリガル・ノルトル:従者を進行方向に展開して切らせることで威力を抑えそのまま受ける
    マリガル・ノルトル:「よーしよくやった。戻っていいぞ」痛みに耐えながら何かに語り掛ける
    白巻トバリ:「(うーん、けが人が増えると、お仕事に支障をきたしますし、困ったなぁー……」一瞬だけ後ろを向いてくるりと手が円を描き
    白巻トバリ:「回り、回って、穴へとご招待」言葉を詠えば一定範囲の攻撃が自分へと吸い寄せられて
    白巻トバリ:「……残念ですねー?はずれです」傷を受けても失敗を笑ってあげてまた背を向けて逃げ始める
    木下ソーヤー:「ココ……セイチ……ニンゲン……タチサレ……」ギュィイイイイイイイン!!!

    GM:2ラウンド目!
    GM:とはいえ、難易度設定し忘れたからファンブル以外全部クリアなんだよな……残り進行値1だから……
    GM:演出したい人が判定するといいよ!
    不発ナカズ:じゃあいきまーす
    不発ナカズ:5DX+7 RC
    DoubleCross : (5DX10+7) → 8[1,2,3,5,8]+7 → 15

    GM:素晴らしい! クリア!
    マリガル・ノルトル:ひゅー!
    GM:クリンナップまで行かなかったからダメージもなし!
    白巻トバリ:ヨシ!
    GM:では演出!

    先住市民:「わー!」「まてー!」「わがおうぎにてなますとなれ」
    先住市民:先程より数は減ったが先住市民は依然として追いかけてくる。
    マリガル・ノルトル:「おいおいおいおいおい。これどこまで逃げこみゃいいんだぁ〜?キリねーぞ」全力ダッシュしながらぼやく
    木下ソーヤー:「タチサレ……ニンゲン……」ブオン! ギュイイイイイン!
    木下ソーヤー:先住市民と共に追いかけてくる。巻き込む危険がある以上、反撃はできない。
    黒田コノカ:「まさかアレも原住市民というオチはないでしょうな……ッ!」息が上がり始めている。
    キャロル・ホプキンス:「十字冠がある以上それはないと思います!」
    黒田コノカ:「分かっています!」ぜえぜえ言いながらツッコミ。
    不発ナカズ:「もう少し、かな〜?」自分たち、チェーンソーの生徒、先住市民。それらの距離を目視で測る
    マリガル・ノルトル:「ほれ、ほれ息きらすなー。止めるとなますぎりだぜー」従者を後ろに展開してコノカさんの背中を押してスピードアップさせる
    白巻トバリ:「おー何か手がありますかー?コノカちゃんとかだいぶ限界っぽいし、決めてほしいなー…!」
    不発ナカズ:体格に勝る生徒の方が先住市民より足が速い。チェーンソーの生徒は先住市民より先行していた
    不発ナカズ:「ん〜、これくらい離れていれば〜巻き込まないかなぁ?」宙を舞う小太刀が丸太のように太い枝の隙間を閃き、切り落としていく
    不発ナカズ:落ちる先はチェーンソーを振るう生徒
    不発ナカズ:「おっけー、振れたねぇ」雪崩のように丸太が降り注ぐ
    木下ソーヤー:ギュイイイイイイン!! 襲い来る丸太を残らず切り刻む。
    木下ソーヤー:破片が先住市民に飛んでも傷付けないように細かく微塵に切り刻む……が
    木下ソーヤー:「……」それ以上追ってこない。
    先住市民:「あー!」「きんいきにあしをふみいれたな!」「もどってこーい!」「くびをおいていけ」
    白巻トバリ:「これはーひょっとしてラインを超えましたか?」
    不発ナカズ:「まだ降らせるからねぇ」チェーンソーで刻まれる間に切り落とされる丸太は数を増やし、懲罰奉仕部と伝説の木を守る会の間に大きな砦を築いていた
    マリガル・ノルトル:「はっは〜。ようやく安全地帯ってわけか?つーかさっきからやけに物騒なやついるな!?ザコ様ビビリまくり」
    黒田コノカ:「つ、つい……た……ハァ……ゲホ……クソ、基礎鍛錬、続けるんだっ、た……ハァ」
    不発ナカズ:「あれが伝説の木を守る会の会長だったのかなあ」
    月海クレタ:「はあ……どう……はあ……よ……ぜえ……ざまあ……ぜえ……ゲホッゲオゴホゴッフ」
    白巻トバリ:「あらあらコノカちゃんとクレタちゃんが元気になるまで一休み、ですかねー?」少し疲労もあるけど、二人をいたわるように慈悲深い視線だぞ(当社比
    不発ナカズ:「安全圏には入れたみたいだから、一休みしたいねえ」
    キャロル・ホプキンス:「ここからは少しゆっくり行きましょうか!」
    白巻トバリ:「うんうんかわいい顔してると―、余計に怖く感じちゃいますよね?」>物騒な子
    マリガル・ノルトル:「ザコ様もさんせーだ。仕事と仕事の合間にゃ体力はしっかり回復させといたほうがいい」
    キャロル・ホプキンス:「一休みしたら、いざ『伝説の木』へ!」

    GM:シーンカット
    GM:ロイス・購入をロイス購入タブでお願いします。
    GM:また、マリガルさんは十字冠の効果で侵蝕率を10+1d10下げてください
    マリガル・ノルトル:はーい十字冠はこちらで
    マリガル・ノルトル:10+1d10
    DoubleCross : (10+1D10) → 10+4[4] → 14

    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルの侵蝕率を-14増加(106 → 92)
    不発ナカズ:ミドル3、ロイス保留
    不発ナカズ:購入はパイルバンカー
    不発ナカズ:3DX+1>=13 パイルバンカー
    DoubleCross : (3DX10+1>=13) → 10[2,7,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

    不発ナカズ:買えたのでポッケにしまって終了です
    黒田コノカ:ロイスは……う〜んもう少しだけ様子見るか……
    マリガル・ノルトル:ミドル3こちらもロイス保留
    従者a:ボルトアクションライフル。買えるまで全員やります
    従者a:5dx>=15
    DoubleCross : (5DX10>=15) → 9[1,2,3,9,9] → 9 → 失敗

    黒田コノカ:購入は応急
    黒田コノカ:1dx+1>=8
    DoubleCross : (1DX10+1>=8) → 4[4]+1 → 5 → 失敗

    従者b:5dx>=15
    DoubleCross : (5DX10>=15) → 10[3,5,6,8,10]+1[1] → 11 → 失敗

    黒田コノカ:だめ〜
    従者c:5dx>=15
    DoubleCross : (5DX10>=15) → 9[2,5,8,9,9] → 9 → 失敗

    マリガル・ノルトル:うーんいまいち振るわないな
    白巻トバリ:高性能治療キット
    白巻トバリ:2dx+6>=9
    DoubleCross : (2DX10+6>=9) → 8[2,8]+6 → 14 → 成功

    白巻トバリ:白巻トバリのHPを3D10(→ 16)増加(4 → 20)
    マリガル・ノルトル:3d10
    DoubleCross : (3D10) → 16[3,4,9] → 16

    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルのHPを-16減少(13 → 26)
    マリガル・ノルトル:自前で買った分終わり

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    マスターシーン


    GM:懲罰奉仕部が『伝説の木を守る会』から逃げ切り、小休止を挟み『伝説の木』に向かってから十数分後。
    木下ソーヤー:光となって転送される。
    先住市民:「うわー!」「ソーヤーちゃんが!」「おのれあっきらせつめ」
    “ホワイトロット”:「悪いが、俺達にノヴァリスの戒律は意味がない」
    “ホワイトロット”:「先住市民への攻撃も可能だ。だが、できれば無駄に殺すのは避けたい」
    “ホワイトロット”:「どうする?」
    先住市民:「うう……」「おれたちじゃどうしようもないよ」「ソーヤーちゃんもあぶなくなったらにげろっていってたし……」「むねん」
    先住市民:肩を落として逃げ去っていく。
    “サプロファイト”:「――そんな怖がらせることないじゃん」
    サブロファイト
    “サプロファイト”:“ホワイトロット”より一回り小さな、しかし人と比べれば十分に大きな機械。
    “サプロファイト”:「あの子らも木に近付いちゃえば何もしてこないんだから」
    “ホワイトロット”:「そうかな。仲間がやられれば踏み込んでくる奴もいるかもしれない」
    “ホワイトロット”:「念の為恐怖で行動を縛るのはありだろ」
    “サプロファイト”:「経験則か? やだね、辛い思いしたらその分人に優しくしないと」
    “ホワイトロット”:「どうでもいいよ。敵を倒して普通の世界を守れれば」
    “サプロファイト”:「その敵だけど、懲罰奉仕部だっけ。確かにちょっときな臭いよなー」
    “サプロファイト”:「表向きは単なる刑務作業の為の部活だけど、『毒吐き釜』を狙ってたってのはおかしい」
    “サプロファイト”:「俺が調べてもそんな活動記録はキングダムに残っていない。つまり、キングダムにも隠してるってことだ」
    “ホワイトロット”:「そう考えると、樹液を採るだけの依頼にこれだけの人員を駆り出すのもおかしい」
    “ホワイトロット”:「多分、ここにあるぞ」
    “サプロファイト”:「未発見の兵器ねー。本当にあるのかね」
    “サプロファイト”:「俺の情報網で見付からなかったんだぜ? あるとしたら、理事会の人間でもいないと説明が付かない」
    “ホワイトロット”:「さあな。絡繰りは分からない」
    “ホワイトロット”:「でも、可能性があるなら俺は行く。お前も、その危険性が見逃せないから付いてきたんだろ?」
    “サプロファイト”:「俺は別に外の世界の平和とかは二の次なんだけど」
    “サプロファイト”:「まあ、不穏分子は俺達の安全にとっても無視できないからなー」
    “ホワイトロット”:「サポートは任せるが、久々に戦場に出るからってしくじるなよ」
    “ホワイトロット”:「俺はフォローするのは苦手なの知ってるだろう」
    “サプロファイト”:「はいはい、分かってますよ」

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    ミドル4


    GM:シーンプレイヤー:マリガル・ノルトル
    GM:ここは全員登場してもらいましょう。登場侵蝕をお願いします。
    白巻トバリ:白巻トバリの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(57 → 61)
    黒田コノカ:黒田コノカの侵蝕率を1D10(→ 3)増加(56 → 59)
    不発ナカズ:不発ナカズの侵蝕率を1D10(→ 10)増加(60 → 70)
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルの侵蝕率を1D10(→ 5)増加(92 → 97)

    GM:『エルフィンミスチーフ』が『伝説の木』に関わっている可能性が高い以上、その付近にあるのは間違いないだろう。
    GM:あるいは、これまで秘匿されていることを考えれば『伝説の木』自体が理事会の遺構であり、その内部に隠されているのかもしれない。
    GM:あなた達はそのように考え、『伝説の木』とその周囲を調査した。
    GM:近くで観察する『伝説の木』は、一本の巨木というより、複数の木が絡まり組み合わさってできているように思える。
    GM:それぞれの木も十分に巨大と呼べる大きさだが、それが折り重なることで遠目からは一本の常識外れな巨木に見えたのだ。
    GM:無論、樹高に関しては組み合わせ云々関係なく全てが天を突く高さということであり、それは逆に一本の巨大な木であることより驚異的かもしれない。
    GM:そして、探索の結果、『伝説の木』内部へと繋がる入り口を発見した。
    キャロル・ホプキンス:内部に入る前に、樹皮に翡翠の剣で傷を付けている。
    キャロル・ホプキンス:流れ出た樹液を瓶に入れる。
    キャロル・ホプキンス:「これでネクタルさんからの依頼の品は確保しました!」
    マリガル・ノルトル:「いよぅし。よくやったぁ」
    不発ナカズ:「これで美味しいケーキが食べられるねぇ」
    白巻トバリ:「きちんと仕事もこなさいないといけませんものねー」
    黒田コノカ:「………それは何より」
    黒田コノカ:最初から興味がないのか、入り口の周辺に視線を巡らせている。
    月海クレタ:「早く行きましょうよ……ここ虫も多いし、さっさと終わらせて帰りたいわ」
    糖蔵院サイロ:「昆虫より幼虫のが美味いんだが、地面掘って探す時間もねえしナ」
    白巻トバリ:「あー内部の地図があるわけでもないですし、確かに早く探しにかかった方がいいかもですねー」
    キャロル・ホプキンス:「時間が余ったら帰りに幼虫探しツアーでもしましょうか!」
    黒田コノカ:「…………………」顔を顰める
    マリガル・ノルトル:「おう、サンセー。つまみは多い方がいいしな」
    キャロル・ホプキンス:「その為にも早く行きましょう! ゴーゴー! です!」
    不発ナカズ:「幼虫のケーキかぁ〜……美味しそうだね!」
    マリガル・ノルトル:「いよし!」
    月海クレタ:「最悪……」
    黒田コノカ:(民主主義はやはりクソだな)
    マリガル・ノルトル:「お前らザコ様に続け〜!」先陣を切って先に進む
    従者の群れ:ズラズラズラ。マリガルに続いて従者が連なっていき
    従者の群れ:入口が従者で埋まる
    従者の群れ:ミチミチミチミチ
    黒田コノカ:「邪魔ですよ」
    黒田コノカ:進路に居た従者をドカッと蹴り入れる。
    白巻トバリ:「あははー……勿体ないから優しくしくましょうねー?」ひょいひょいどけている
    不発ナカズ:「よいしょ、うんしょ」腰を抱えて一体ずつどかしている
    糖蔵院サイロ:「何割かオレが運ぶカ?」
    マリガル・ノルトル:「なんかオメーら遅くねーか?ザコ様においつけねーのやべーぞ」後ろを振り返らずゆっくり進んでいる
    月海クレタ:「暑苦しい……」
    キャロル・ホプキンス:「サイロさん! お願いします! これではマリガルさんがひとりぼっちでいくことになってしまいます!」」
    糖蔵院サイロ:何割か食べて胃の中に収納する。
    不発ナカズ:「先に行きすぎだよぉ〜」
    糖蔵院サイロ:「牛の世話でもしててくレ」
    白巻トバリ:「それじゃああらめてー突入ですよ―」サイロちゃんがどけてくれたのをいいことにマリガルちゃんを追いかけよー
    月海クレタ:「こんな暢気な感じで大丈夫なの……? 一応理事会の遺構なのよね」歩きながら尋ねる
    黒田コノカ:「こんな感じだから、理事会の遺構に足を踏み入れる事が出来るという見方もあります」
    黒田コノカ:肩を竦めて歩を早める。
    糖蔵院サイロ:「ま、情報がねえし気にしだしたらきりがねえしナ」
    マリガル・ノルトル:皆に追いつかれ「っと、遅かったな〜。大分疲れてんのか?」「理事会なぁ。そういう危険つーところこそ。気負わずにいつも通りいったほうがいんじゃね?」
    マリガル・ノルトル:単に理事会の脅威をそれほど知らないだけな気がする
    白巻トバリ:「まぁ―何があるかわかりませんから―警戒だけはしないといけませんねー?」
    不発ナカズ:「理事会の兵器はねぇ〜、とっても強い! です」
    キャロル・ホプキンス:「私はみなさんとなら恐れる必要はないと思っていますよ!」
    マリガル・ノルトル:「ほ〜ん、じゃ、ザコ様は蹴散らされちまうかもなぁ。ザコ様だけなら、だが」
    不発ナカズ:「部長がいるから大丈夫だよぉ〜」
    キャロル・ホプキンス:「どちらにせよ、ここで躓く程度では成し遂げられない目標の為に私達は動いています!」
    キャロル・ホプキンス:「もし、私達より強大な存在が待っていたとしても、それは最初から分かっていることと何も変わりありません!」
    キャロル・ホプキンス:「それに、失敗してもまたやり直せばいいのです! 私達にはその機会が与えられています!」頭上の冠を指さす。
    マリガル・ノルトル:「浮かんでるやつなぁ。便利なもんだよ。外にゃこんな安全そーちねえからなあ」
    不発ナカズ:「便利だよねぇ」
    マリガル・ノルトル:「つぇえ心さえ何度でも挑戦できる。いいねぇ最高だ」
    黒田コノカ:(果たしてそうだろうか?その"機会"と、我々が求める恐るべき兵器は全く同じところから生まれている)
    白巻トバリ:「そうですねーやり直しがきくんですからー……」へこたれなさすぎますねーキャロル様は―って思ってる
    黒田コノカ:同じように、頭上に浮かぶ冠へ視線をやり沈黙する。
    黒田コノカ:(全く──己の立っている薄氷の頼りなさを考えると眩暈がするな)
    白巻トバリ:「(替えの利く失敗は、さほど心が踊らないんですよねー……」
    月海クレタ:「……やり直しって、自分の体なのよ」
    月海クレタ:「死なないからって、痛い思いすることになるのに変わりないじゃない」
    月海クレタ:「……私は、もう他に道がないからだけど」
    月海クレタ:「あんた達はそうじゃないの? まさか、何か『やりたいこと』があってキングダムに反旗を翻そうとしてる訳?」
    不発ナカズ:「やり直せるとはいえ、一回で終わらせたいよねぇ」
    キャロル・ホプキンス:「そういえば新入部員のクレタさんにはその辺りのお話はしていませんでしたね!」
    白巻トバリ:「あー…人によりけりなところもありますしー。その辺りまでは詳しく教えてなかったですからねー」
    白巻トバリ:「ごめんね―クレタちゃん!」笑顔でごめんねーって手を合わせてる
    月海クレタ:「あんたのは大体分かるけど……」トバリさんに
    白巻トバリ:「そう何を隠そう、私は世のため人のため、キャロル様の願いが成就するよう傍で見守りたいだけですねー」うっとりした顔で、キャロルちゃんを称える女
    月海クレタ:めちゃくちゃ胡散臭そうという顔で見返す。
    白巻トバリ:とても笑顔で見返す
    不発ナカズ:「素敵な目標だ〜」ぱちぱちと拍手
    キャロル・ホプキンス:「私は罪に対しては罰を与えられるべきだと思っています。それは、秩序の為ではなく、罪人自身の為に」
    キャロル・ホプキンス:「罰せられない罪は人を腐らせます。そして、私はキングダムで王を名乗る罪人達を救いたいのです」
    キャロル・ホプキンス:「真に王たるは至上王陛下ただ一人。その他の王は私を含めて、王を名乗る罪人にすぎません!」
    マリガル・ノルトル:「王を名乗る罪人ねぇ」クツクツ笑う
    白巻トバリ:「ほら、素晴らしいでしょう?キャロル様はとっても優しいんですよー」
    不発ナカズ:「罪には〜罰だ〜」
    キャロル・ホプキンス:「できることなら、最後には私も至上王陛下に罰していただきたいですね!」
    糖蔵院サイロ:「オレは食べたい時に食べたい物を食べたイ」
    糖蔵院サイロ:「その為に美食クラブにいたんだガ……まあ、それにも限界があってぶち込まれタ」
    糖蔵院サイロ:「だから、上をひっくり返せばもっと自由に飯が食えると思ってナ」
    不発ナカズ:「ご飯がいっぱい食べられると幸せだよねぇ〜」
    糖蔵院サイロ:「で、オレとキャロルさんだけに話させる気かよお前ラ」
    白巻トバリ:「そうそう、相互理解を深めるためにー、ね?」
    糖蔵院サイロ:(一応こいつも語ってたか……かなり嘘っぽかったけド)
    マリガル・ノルトル:「キングダムぼこった後なにすっかか。ザコ様はそうさな」
    マリガル・ノルトル:ずしんずしん。異様な重量音と共に歩みを進めながら
    マリガル・ノルトル:「キングダムの民主化……は努力目標としといて。植民地、植民学校だったかの解放んで──」
    マリガル・ノルトル:あっさり笑って
    マリガル・ノルトル:「王とかの特権階級の廃止だな。平等じゃねぇだろそれあると。なわけで」
    マリガル・ノルトル:「キャロルとはおもっくそ反してるよな!ここらへん」ガハハハと大口をあけて笑ってる
    キャロル・ホプキンス:「あはは! そうですね!」
    月海クレタ:「どっちも笑ってる……意味分かんない……」
    不発ナカズ:「民主主義世界だ、素敵だねぇ〜」
    黒田コノカ:「ですなぁ」クレタの言葉に愉快そうに目を細める
    白巻トバリ:「うーん獅子身中の虫ー」
    月海クレタ:「さっきから適当に相槌してるあんたは何なのよ」ナカズちゃんに
    不発ナカズ:「私〜? 私はねぇ〜」
    不発ナカズ:「『皆仲良く!』だよ〜」
    白巻トバリ:「ふふ、いいですねー仲良くするのは大事、ぎすぎすしてちゃ損ですよー、クレタちゃん」見習おうね?って笑ってる
    マリガル・ノルトル:「いいこった!」断言
    月海クレタ:「……? 話が繋がってなくない?」
    不発ナカズ:「マリガルちゃんも言っていたけど〜、今のキングダムは皆仲良く……はないんだよねぇ」
    不発ナカズ:「だから、一度全部ひっくり返すの」
    月海クレタ:「……」冷や汗が流れる。
    不発ナカズ:「理事会の人たちと組んだ時は失敗しちゃったけど〜、今度は上手くやるから大丈夫〜」
    マリガル・ノルトル:「クックック」どう見ても愉快そう
    白巻トバリ:「うんうん、時には創造のためには破壊も必要ですよねー」
    マリガル・ノルトル:「前から気にいってはいたがよぉ。やっぱお前いい感じだぜ。お前ら・・・もそう思うよな?」と。この場にいるものに向けてか。そうでないのか判断に困る言葉を言い放つ
    黒田コノカ:「………」
    黒田コノカ:(気狂い共めが)
    白巻トバリ:「コノカちゃんも、さらけ出していいんですよー?」
    黒田コノカ:「はい?」
    マリガル・ノルトル:「そーだぞ。黒田の大将。隠しっこはなしだろ〜?」無理に肩を組んでくる暑苦しいし異常に重い
    “サプロファイト”:「――そうだなー俺もここまで聞いたら全員分聞いておきたいかな」
    “サプロファイト”:スピーカー越しの声が響いた。
    マリガル・ノルトル:「そうだそうだ。こいつもそういって────」
    マリガル・ノルトル:振り返る
    黒田コノカ:ホルスターからフリントロックのピストルを引き抜く。
    “サプロファイト”:姿を現したのは、見たことのない機械。
    マリガル・ノルトル:「あー、誰?新入部員か?なんだよ、応援がいるならいってくれていいだろ」
    マリガル・ノルトル:気楽に近づいていく
    “ホワイトロット”:「……空気読めてないぞ、“サプロファイト”」その隣に立っている。
    不発ナカズ:「伝説の木の管理人さん……じゃないみたいだねぇ」
    糖蔵院サイロ:「あ! この前喰い損ねた奴じゃねーカ!」
    白巻トバリ:「あら、あららー?」困ったように見つめてる
    黒田コノカ:「寝言はせめて目を閉じて仰ってください、マリガル様」細腕で引っ張って足止め
    不発ナカズ:「ホワイトロットさんの友だちさんかな〜?」
    白巻トバリ:「聞いてた方と……今日はお友達随伴ですかー?」
    キャロル・ホプキンス:「おや、今度はお友達もご一緒ですか! ――ノドスの方々!」
    マリガル・ノルトル:言われたらやめるし止まる。
    マリガル・ノルトル:「ほーん、これが男子生徒ってやつか。初めてだな。見るのは」
    “サプロファイト”:「友達とはちょっと違うかなー。俺と違ってこいつ友達いないし」
    “サプロファイト”:「ビジネスライクな付き合いってやつ」
    “ホワイトロット”:「まあ、そんな感じだ」
    不発ナカズ:「そういう友情の形もあるよねぇ」うんうん
    “サプロファイト”:「あ、やっぱ話通じない系の子かー」
    マリガル・ノルトル:「安心しろ。ザコ様には通じるぜ」親指で自分を指さす
    白巻トバリ:「あーたしかに、お話慣れしてて友達多そうな感じがしますね、えーっとさぷろふぁいと、さん?」
    黒田コノカ:「何か御用でしょうか。我々、それなりに忙しいのは見れば分かると思うのですが」
    不発ナカズ:「伝説の木の樹液を使ったケーキでも食べに来たの〜?」
    “サプロファイト”:「はいはい。女の子とも友達にはなれるぜ。“ステルペス”みたいな女好きって訳じゃねえけど」
    “サプロファイト”:「まあ、でも君達とは厳しいかなー」
    白巻トバリ:「おや、残念ですね、品行方正なキングダム生はお嫌いですかー?」
    “ホワイトロット”:「俺達はお前達と、この先にある兵器を破壊しに来たからな」
    黒田コノカ:「男性は乱暴でいけませんな」首を振る
    不発ナカズ:「ええっ!? 私たちも破壊するの〜?」
    “サプロファイト”:「こいつに関しては同意だけど、俺男女差別はしない主義でね」
    “サプロファイト”:「同じ穴の狢って知ってる?」
    不発ナカズ:「一緒の穴に入っていると〜温かい! だよね」
    白巻トバリ:「惜しい、似た者同士だね、ですよー」
    “ホワイトロット”:「これ以上の会話は無駄だ。ここで全員燃やす」
    マリガル・ノルトル:「冬の寒さしのぐのにちょうどいいんだよな〜あれ」
    “ホワイトロット”:白い炎が上がる。『伝説の木』に引火し、燃え広がっていく。
    黒田コノカ:「………お互い苦労しますな」
    黒田コノカ:ふぅ、とため息を吐いてピストルを構える。
    マリガル・ノルトル:「おい!カルト集団が怒るぞ!ったくしゃあねぇ」
    不発ナカズ:「木が燃えちゃう〜ケーキがぁ〜〜」
    白巻トバリ:「(んー『エルフィンミスチーフ』だけ燃え残る、のは期待できないですよね」
    GM:――その時だった。
    マリガル・ノルトル:「さっさと片付けて消火すんぞ〜。2対何がお好みだ?」どこからか従者が生まれていく
    GM:壁が、床が、天井が――それらを構成する木の幹が、枝が波打ち荒れ狂う。
    マリガル・ノルトル:「おいおいおいおいなんじゃぁこりゃぁ!?」
    GM:まるで、点けられた火に抵抗するように。
    マリガル・ノルトル:「黒田の大将これなんかわかる!?」
    不発ナカズ:「燃やされたから〜伝説の木が怒っている、ってことかなぁ」
    “サプロファイト”:「うおお……っ!? “ホワイトロット”! 多分お前のせいだぞ!」
    白巻トバリ:「もー……ホワイトロットさんのせいじゃないですかー!」指を突き付け
    GM:立つこともままならない。
    “ホワイトロット”:「ちっ……だが、このまま全部焼けば……!」
    従者の群れ:ボヨンボヨンなすすべなく跳ねてる
    黒田コノカ:「向こうにとっても想定外──という事以外は特に何も。過剰に期待されても困ります」あっという間にしりもちをついて左右に揺れる
    GM:そして、足下が崩れる。
    GM:結論を言えば、それぞれが分断され、地下に向かって全員落ちていった。

    GM:シーンカット
    GM:ロイス・購入タブでロイス取得と購入が可能です。
    マリガル・ノルトル:ロイス保留
    不発ナカズ:ロイス保留、購入はボデマ
    マリガル・ノルトル:購入はボルトアクション買えるまで
    不発ナカズ:3DX+1>=12 調達・UGNボディアーマー
    DoubleCross : (3DX10+1>=12) → 8[1,4,8]+1 → 9 → 失敗

    マリガル・ノルトル:5dx>=15
    DoubleCross : (5DX10>=15) → 10[3,7,7,9,10]+4[4] → 14 → 失敗

    マリガル・ノルトル:5dx>=15
    DoubleCross : (5DX10>=15) → 7[2,2,4,6,7] → 7 → 失敗

    不発ナカズ:んー、財産点3消費、購入して装備です
    従者c:5dx>=15
    DoubleCross : (5DX10>=15) → 10[1,3,5,7,10]+6[6] → 16 → 成功

    不発ナカズ:不発ナカズの財産点を3減少(6 → 3)
    マリガル・ノルトル:でかしたお前……
    マリガル・ノルトル:次のラウンドからは照準器狙ってあげるからね……
    黒田コノカ:次がタイマンらしいのでロイスはホワイトロットに 興味○/脅威で
    黒田コノカ:マリガルさん……♡
    黒田コノカ:でもまあ取りあえずは自前で
    黒田コノカ:あっ違うわ応急買います
    白巻トバリ:あ、応急私のパスするよ
    マリガル・ノルトル:以上
    黒田コノカ:なんだって……!なんて優しい子なんだ
    白巻トバリ:品行方正ですから!
    黒田コノカ:では早速受け取って回復。
    黒田コノカ:2d10
    DoubleCross : (2D10) → 13[7,6] → 13

    黒田コノカ:HP18に
    黒田コノカ:あと購入は照準器
    黒田コノカ:1dx+1>=15
    DoubleCross : (1DX10+1>=15) → 7[7]+1 → 8 → 失敗

    黒田コノカ:はい〜
    白巻トバリ:あ、高性能治療キットだからもう一dかな
    白巻トバリ:ロイスは保留
    白巻トバリ:照準器貢チャレンジ
    白巻トバリ:3dx+6>=15
    DoubleCross : (3DX10+6>=15) → 7[3,5,7]+6 → 13 → 失敗

    白巻トバリ:二点払ってとりあえずコノカさんに渡しておこっか、次にマリガルちゃんかな
    黒田コノカ:やった〜〜!トバリ様〜〜!
    黒田コノカ:あと追加の回復。
    黒田コノカ:1d10
    DoubleCross : (1D10) → 5

    白巻トバリ:白巻トバリの財産点を2減少(13 → 11)
    黒田コノカ:HPは23に。今度こそ以上!

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    ミドル5


    GM:シーンプレイヤー:白巻トバリ
    GM:準備できた人から登場侵蝕をお願いします。
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(97 → 98)
    黒田コノカ:黒田コノカの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(59 → 63)
    不発ナカズ:不発ナカズの侵蝕率を1D10(→ 2)増加(70 → 72)
    白巻トバリ:白巻トバリの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(61 → 70)

    GM:まず情報項目を提示します
    情報項目 ・ミスルトウ計画概要〈情報:ノヴァリス〉12
    ・『エルフィンミスチーフ』性能実験レポート〈情報:FH〉13

    GM:判定せよ! 追加項目はないよ
    GM:余った手番で調達可能!
    不発ナカズ:実験レポートに挑戦、ミーミル使用
    不発ナカズ:(2+2+1)DX+1>=13 情報・ミーミルの覚書適用 エルフィンミスチーフ性能実験レポート
    DoubleCross : (5DX10+1>=13) → 7[4,4,5,6,7]+1 → 8 → 失敗

    不発ナカズ:財産点入れても届かない〜!
    GM:覚書は何にしたのかな
    GM:失敗だからまあいいか……
    マリガル・ノルトル:従者共がエルフィンミスチーフいくぜ
    従者a:5dx>=13
    DoubleCross : (5DX10>=13) → 8[1,2,3,5,8] → 8 → 失敗

    従者b:5dx>=13
    DoubleCross : (5DX10>=13) → 9[5,5,6,9,9] → 9 → 失敗

    従者c:5dx>=13
    DoubleCross : (5DX10>=13) → 10[3,4,5,8,10]+10[10]+4[4] → 24 → 成功

    マリガル・ノルトル:あの、さっきからCだけやけに有能じゃない?
    黒田コノカ:C、お前がリーダーだ
    GM:じゃあ残りミスルトウ計画概要!
    白巻トバリ:じゃあ私が・ミスルトウ計画概要〈情報:ノヴァリス〉12 やるのが素直かな
    白巻トバリ:コネ、学園通の友人使用ダイス+2
    白巻トバリ:(2+1+2)dx+4>=12
    DoubleCross : (5DX10+4>=12) → 8[2,5,5,5,8]+4 → 12 → 成功

    GM:どっちも成功!
    GM:開示!
    ・ミスルトウ計画概要〈情報:ノヴァリス〉12 ミスルトウ樹海学園は本来、クリムゾンやアップルシードに続く新たな食物生産の要とすることを目的とした『理事会』の実験学区だった。 それを実現する為に開発されたのが『エルフィンミスチーフ』である。『エルフィンミスチーフ』は本体である“根”から極小の微生物を生産し、 微生物を介して土壌に養分を供給する。『エルフィンミスチーフ』を適切に運用し、豊穣の象徴であるヤドリギの名を冠するに相応しい農業学区を生み出すのがミスルトウ計画である。

    ・『エルフィンミスチーフ』性能実験レポート〈情報:FH〉13 ミスルトウ樹海学園の土地で『エルフィンミスチーフ』を使用した結果、『理事会』の予想以上に『エルフィンミスチーフ』と在来種である木々との相性が良すぎた為に、 学区を木々が覆い尽くしてしまった。『エルフィンミスチーフ』が土地と強く結び付いて回収も困難となり、本来の運用目的を発揮することなく放棄され、 土壌汚染兵器の烙印を押された。本体が存在する『伝説の木』への攻撃に対しては枝や根を操作しての自衛行動が見られるが、外部からの命令を受ける機能は停止しているようだ。

    side 黒田コノカ/マリガル・ノルトル

    GM:地下に落とされ、どうにか無事に着地できたが、他の懲罰奉仕部の面々とははぐれてしまった。
    GM:しかし、落ちた場所の近くに理事会の研究者が使っていたと思しき施設の跡が残っていた。
    GM:そこから何か情報を得られるかもしれない。
    黒田コノカ:「ふむ……随分慌てて放棄されたようにも見えますなぁ」
    黒田コノカ:放棄された設備を人差し指でなぞり、埃のついた人差し指をふっと息で吹く。
    マリガル・ノルトル:「そ〜な。引っ越し準備もちゃんとせずにいったのかもな〜ザコ様よくあった」
    従者の群れ:うじゃぁ…………
    従者の群れ:埃より目立つ従者の群れ群れ群れ
    従者の群れ:資料を探したり
    従者の群れ:探さなかったり。遊んだりしてる個体もいる
    従者の群れ:従者を増やしつつ自由にさせていると一人の従者が何かを見つけたようだ
    マリガル・ノルトル:「お、でかした〜。黒田の大将。みてみこれ」
    マリガル・ノルトル:資料をばっさばっさするので埃が舞うかもしれない
    黒田コノカ:「……そこで読んでもらえますか?」
    黒田コノカ:三歩下がる
    マリガル・ノルトル:「つれねーこというなってザコ様こっちノヴァリスの字の更に学者様みてーな小難しい文字はあんまわかんねーんだからよ」
    マリガル・ノルトル:ドスンドスンと巨象のような足音を立てて遠慮なく距離をつめる
    従者の群れ:ズラズラズラ
    従者の群れ:こいつらも一緒に詰めてくる
    マリガル・ノルトル:「で、これよ。かろうじて話に出てた兵器のエルヴィン・スミスっぽいことが書いてることはわかった」
    マリガル・ノルトル:紙をわたしてくる
    黒田コノカ:「…………はァ」諦めたように机に腰かける。
    黒田コノカ:「実験レポート……存外良い掘り出し物ではありませんか」
    黒田コノカ:ぺら、と紙束を捲る。
    マリガル・ノルトル:「お、やっぱりよくやったな〜お前」
    従者の群れ:テレテレテレテテレ
    従者の群れ:特に関係ない従者も照れたりしてうにょうにょうごく
    マリガル・ノルトル:「で、なんてかいてんの?」
    黒田コノカ:「ふん」
    黒田コノカ:数回捲るうちに、嘲笑が漏れる。
    黒田コノカ:「"土壌汚染兵器"」
    黒田コノカ:「言いがかりもここに極まれりと言った具合ですな」
    マリガル・ノルトル:「なんだ、実際はそうじゃねぇってのか?」
    黒田コノカ:「エルフィンミスチーフは土地に豊穣を齎す兵器……道具のようです」
    黒田コノカ:「この伝説の木といい、幾ら自然豊かな土地とは言っても度が過ぎるとは思ってはいましたが……」
    黒田コノカ:「この学区がどこを見ても木々に覆われているのは、エルフィンミスチーフの仕業らしい。具体的にどのような作用が起こっているのかまでは……記載がありませんがね」
    マリガル・ノルトル:「なーるほど」
    マリガル・ノルトル:「便利なもんだなぁおい。兵器なんてもんに使うより」
    マリガル・ノルトル:「砂漠にでも持って行って緑化事業にでも使ったほうがいいかもな」
    黒田コノカ:「ところが……そうでもない」
    マリガル・ノルトル:「ほぉう」
    黒田コノカ:「マリガル様。緑化事業と仰いましたが」
    マリガル・ノルトル:「おうおう」
    黒田コノカ:「生徒の暮らす活動圏である"学区"として、ココの緑化具合はどうでしょう?」
    マリガル・ノルトル:「あん」間の抜けたうなづき
    マリガル・ノルトル:「やりすぎ!」
    黒田コノカ:「全くですな」
    黒田コノカ:「うっかりエルフィンミスチーフを動かし過ぎてしまったのでしょうか?そんな訳はない」
    黒田コノカ:「具体的な作用について調べない事には何とも言えませんが……この学区に根付く植物のどれか。」
    黒田コノカ:「それがこのエルフィンミスチーフとあまりにも相性が良すぎた。性能実験だった筈の稼働は学区を呑み込み、兵器と深く絡みつき──回収すらあきらめざるを得ない有様」
    黒田コノカ:「その結果として"土壌汚染兵器"の烙印をコレに与えるのは勝手が過ぎるとは思いますが……まったくもって扱いずらい代物なのは間違いありませんな」
    マリガル・ノルトル:「ふーん、そいつがねーとここの連中こまるかと思ったが」
    マリガル・ノルトル:「ねーならねーでそっちの方が。暮らしやすい方にがっこ変えられっかもな」
    マリガル・ノルトル:「なら、”呪い”みてぇなもんか。遠慮なくもってってやるか」
    黒田コノカ:「そんな事はここの連中が勝手に考えればよろしい。それよりも、です」
    マリガル・ノルトル:「おう」
    黒田コノカ:「どう使かえば兵器としての運用が可能なのか……"相性"についての条件と、現在稼働中のコレを止める方法……」
    黒田コノカ:「我々が考えるべき事はそちらにあります」
    黒田コノカ:「いずれにせよ……更なる情報が必要でしょうな。はぐれた皆さんが運よくぼた餅を掴んでいる事を祈りましょう」
    マリガル・ノルトル:「そーさな。こっちが掴んでんなら向こうもそうだ。あーそうそう」
    黒田コノカ:紙束を手に持ったまま、机から降りる。
    黒田コノカ:「はい?」
    マリガル・ノルトル:「二人?の時にきいときてーことあったんだ」ゾロゾロゾロゾロゾロ
    黒田コノカ:「手短にどうぞ。我々の時間は有限です」
    マリガル・ノルトル:「黒田の大将、アンタ……」
    マリガル・ノルトル:「どういう”呪い”に罹ってる?」
    マリガル・ノルトル:「ま、答えのほうはいまじゃなくていいや」
    マリガル・ノルトル:「仲間だってのに中々本音が見えてこねぇからよ。気になってる。そんだけ」
    黒田コノカ:「──別に、何もありませんよ。私には」
    黒田コノカ:聞こえない程に小さな音が、唇の隙間から漏れた。

    side 白巻トバリ/不発ナカズ

    GM:地下に落ちたことで他の面々とは分断されることになったが、ノドスの二人との交戦も回避できたと考えれば悪いことばかりではない。
    GM:落ちた先には随分使っていないようだが何やら資料室のようなものもあるし、怪我の功名、何か分かるかもしれない。
    白巻トバリ:「あたたー……穴に堕とすことはあっても自分が落ちるのは新鮮ですねー……」(落ちた時に乱れた服のホコリを払ってる
    不発ナカズ:「トバリちゃん〜無事で良かったよぉ」
    不発ナカズ:宙を飛ばしていた槍を手放して着地する
    白巻トバリ:「ナカズちゃんも無事で何よりですねー……ってずるーい」お尻抑えてるのにー
    不発ナカズ:「一人分支えるのでせいいっぱいだからねえ」
    不発ナカズ:「ここは〜……何だろうねぇ?」
    白巻トバリ:「廃棄された、資料室、ですかね……恐らく理事会がらみのー」棚へと手を伸ばし、しまってあったバインダーを開いて
    不発ナカズ:「何か資料が見つかるかなぁ〜」地面に膝をついて下の棚から探していく
    白巻トバリ:「んー木の下にこんなものがある時点で、一つの答えは出てますねー」背伸びして上から
    不発ナカズ:「う〜ん……こっち側は何もなさそ〜」
    不発ナカズ:「トバリちゃんの方は何か見つかった〜?」
    白巻トバリ:「お、いい感じのがありましたよー」埃に顔をしかめながら見分していた中で見つけて
    白巻トバリ:そういえって取り出した資料の表紙には
    白巻トバリ:【部外秘】ミスルトウ計画 の文字が
    不発ナカズ:「秘密の資料だぁ〜トバリちゃんお手柄〜」
    白巻トバリ:「ふふー出来る女と呼んでくださいな―」
    白巻トバリ:「……で、これですけどー」概要のページを開いて一緒に見よう
    不発ナカズ:「ふむふむ〜?」くっついて覗き込む
    白巻トバリ:「ミスルトウ樹海学園自体がやっぱり理事会の実験、エルフィンミスチーフもそのためのものみたいですね」
    白巻トバリ:先に知っていた成立までの沿革と、そこに絡む理事会の思惑を読み解いていく
    白巻トバリ:「この土地を、その名にふさわしい豊穣の地にしようとして……作ったはいいけど制御で来てませんね、これ」こんな部屋が飲み込まれてるんだから、ねぇ
    不発ナカズ:「樹大枝太って感じだよねぇ」
    白巻トバリ:「元気すぎるのも考え物ですよねー……ここまで落とされちゃいましたし」
    不発ナカズ:「私は戻るのに問題はないけど〜」頭上の穴を見上げながら
    GM:もう塞がっています。
    不発ナカズ:「……やっぱり問題ありそう〜」
    不発ナカズ:視線を下ろした
    白巻トバリ:「え?あーうーん…」上を見て、ふさがってるのを見て、顔を合わせて困りましたねーって顔で
    不発ナカズ:「合流どころか〜抜け出すのも苦労しそ〜」
    不発ナカズ:「まあ、抜け出す方はできなくもないけど〜」十字冠を指差す
    白巻トバリ:「そうですねー選択肢としてはありです」視線をそちらにやって、小さく頷き
    白巻トバリ:「ただ、折角落ちてきたついでに、目的のものを回収してからでも遅くはない気がしますねー」
    不発ナカズ:「そうだねぇ。エルフィンミスチーフは〜もっと奥にありそ〜」
    白巻トバリ:「どうも本体は根らしいですしー落とされたのは逆に都合よかったかもしれませんねー」
    不発ナカズ:「分かれた子たちも〜きっと兵器の獲得に向かっているはず」
    不発ナカズ:「だから向かうべきは上じゃなくて〜下、です!」地面を指差す
    白巻トバリ:「そう、われわれエルフィンミスチーフ探検隊は、キャロル隊長の元、下を目指すべきだったのでした!」同じく足元を指さし
    白巻トバリ:「……ノドスの人たちとも、またかち合うかもしれませんねー」別れた子で思い出したようにボソッと
    不発ナカズ:「ホワイトロットさんに〜……ええっと、サプロファイトさん」
    不発ナカズ:むむーと思い出す仕草をしてから名前を出す
    不発ナカズ:「強そうなので……兵器だけとったら逃げちゃいましょう〜」
    白巻トバリ:「あら、珍しい。仲良くしようともう一度チャレンジはなさらないんですー?」
    不発ナカズ:「本体で来てくれるなら〜もっと仲良くできるんですけどねぇ」
    不発ナカズ:「めぼしい資料はもうなさそうなので〜、下に行ってみましょう〜」
    白巻トバリ:「ふふ、そっかー、残念ですねー(もうちょっと、拒絶してくる相手に食い下がっちゃうのかとおもったけど、ざーんねん」
    白巻トバリ:「ええ、頑張って一番に見つけてホメてもらいましょう、おー」気の抜けたような声で拳を突き上げ
    不発ナカズ:「おー」
    不発ナカズ:一緒に拳を上げる
    不発ナカズ:(北欧神話ではミストルティンは神殺しを為して最終戦争ラグナロクの引き金になったけど、
    不発ナカズ:果たして、この樹海ではどういう役割なのかな?)呟きは、口の中で消えた

    GM:シーンカット
    GM:ロイス・購入タブでロイス取得と購入が可能です。
    不発ナカズ:ロイス 白巻トバリ  有意/〇警戒 で取得
    不発ナカズ:購入は高性能治療キット
    マリガル・ノルトル:ジェネシフト1Dで
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(98 → 107)
    不発ナカズ:3DX+1>=9 調達・高性能治療キット
    DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 9[5,8,9]+1 → 10 → 成功

    不発ナカズ:成功。ポッケにしまって終了です
    マリガル・ノルトル:3番目ぐらいに最悪な数字だすんじゃね〜!!
    黒田コノカ:ロイスはマリガルさんへ 有為/無関心○
    黒田コノカ:購入は照準器
    黒田コノカ:2dx+1>=15
    DoubleCross : (2DX10+1>=15) → 10[7,10]+9[9]+1 → 20 → 成功

    黒田コノカ:やった〜〜〜〜!!!
    白巻トバリ:不発ナカズ 〇可愛いね!/敵と仲良くなる機会があったらどうなるのかなぁ
    マリガル・ノルトル:ロイスは 黒田さんに……固定だったわ!感情変更 ●有為/お仲間・・・かもな?
    マリガル・ノルトル:照準器買えるまで
    従者a:5dx>=15
    DoubleCross : (5DX10>=15) → 10[2,5,8,9,10]+3[3] → 13 → 失敗

    従者b:5dx>=15
    DoubleCross : (5DX10>=15) → 10[3,8,8,9,10]+3[3] → 13 → 失敗

    従者c:5dx>=15
    DoubleCross : (5DX10>=15) → 5[2,2,3,4,5] → 5 → 失敗

    白巻トバリ:とりまボデマ
    白巻トバリ:3dx+6>=12
    DoubleCross : (3DX10+6>=12) → 4[2,3,4]+6 → 10 → 失敗

    白巻トバリ:財産点2点払って…ナカズちゃんに渡しておこっか
    白巻トバリ:白巻トバリの財産点を2減少(11 → 9)
    白巻トバリ:さっきの部屋で見つけた服だよ、ナカズちゃん!ということでパス!
    マリガル・ノルトル:十字冠の処理します
    不発ナカズ:私はもう持ってるよぉ〜
    マリガル・ノルトル:107-10-1d10
    DoubleCross : (107-10-1D10) → 107-10-5[5] → 92

    白巻トバリ:あ、もってた!?
    マリガル・ノルトル:まあまあだな!
    白巻トバリ:あ、ほんとだ三点払ってる
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルの侵蝕率を-15増加(107 → 92)
    不発ナカズ:まあ破られるかもしれへんからもらっておこ〜

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    マスターシーン2


    GM:『伝説の木』内部某所
    GM:ノドスチルドレンの襲撃による『エルフィンミスチーフ』の反撃の為に、懲罰奉仕部とノドスチルドレンの九人は五つつに分断された。
    GM:黒田コノカとマリガル・ノルトル、白巻トバリと不発ナカズ、免罪王と糖蔵院サイロ、“ホワイトロット”と“サプロファイト”――そして、月海クレタ。
    月海クレタ:「もう嫌……帰りたい……懲罰奉仕部になんて入るんじゃなかった……」
    月海クレタ:たった一人、未知の推定理事会の遺構に取り残され、出口も分からないまま彷徨い歩く。
    月海クレタ:自分の力で探索するだけの能力も知識や経験もない。
    月海クレタ:自分で自分を殺して十字冠離脱する度胸もない。
    月海クレタ:結果、弱音を吐きながら当てもなくうろうろと歩き回ることしかできない。
    月海クレタ:「全部トバリのせいよ……最初からこんな風に私に惨めな思いをさせる為に唆したんだわ……今もどこかで笑ってるのよ」
    月海クレタ:「懲罰奉仕部なんて最悪よ……どいつもこいつも頭おかしいし……」
    月海クレタ:「食べることしか頭にない異常食欲者に、頭お花畑が突き抜けた変態」
    月海クレタ:「やたら図体デカい上にわらわらキモい理想主義者に、元キュナリオンの何考えてるか分からない危険人物」
    月海クレタ:「その上に立つ免罪王だって、訳分かんないことばっか言ってる狂人だし」
    月海クレタ:「全部の王を引きずり下ろすだけじゃなくて、自分まで至上王に罰してもらうとか、負ける為に戦うなんて意味分かんない」
    月海クレタ:「負けたら意味ないじゃない……一番上に立てば、みんなあたしを認めてちやほやしてもらえるからこんなことも我慢してるのに……」
    月海クレタ:「騙された……でも今更裏切って通報して、恩赦もらえたとしても前科は消えないし……」
    月海クレタ:「それにそんなことしたら……どんな報復されるか分からないし……」
    月海クレタ:「最悪……話が違う……もう終わりよ……あたしは何も悪くないのに……全部あいつらのせいなのに……」
    月海クレタ:自分の力で状況を打開することも、それを試みることもできず、ただ恨み言だけを呟きながら歩き続ける。
    月海クレタ:――だから、そこに辿り着いたのは完全な偶然だった。
    GM:これまで歩いてきた通路とは違い、開けた空間。
    GM:座標としては、地下。故に部屋の壁や床となっている木は『伝説の木』の根に当たる。
    GM:部屋の中心に、その内部にある故に当然『伝説の木』とは比べるべくもないが、一般的な尺度で言えば大樹と呼べる程の木が柱のように立っている。
    GM:その幹の半ば辺りが球形の空洞を覆う粗い編み目のようになっており、中を覗くことができる。
    GM:空洞の内部には、透明のシリンダーが宙に浮かんでいる。いや、よく見れば上下から細い幹が伸びて部屋の中心の木と繋がっている。
    GM:シリンダーの中は液体で満たされ、その中に植物の根のようなものが見える。
    月海クレタ:「これって……もしかして……」
    月海クレタ:重要そうに安置されたそれを見て、これこそが例の理事会兵器なのだと直感する。
    月海クレタ:背伸びして、木の洞にめいっぱい手を伸ばし、シリンダーを掴む。
    月海クレタ:「んっ……く、ぅう……! 何、よ……全然取れないじゃない……!」
    月海クレタ:クレタ自身が非力というのもあるが、まるでびくともしない。
    GM:そうしているうちに、異変が生じる。
    GM:部屋を構成する根が動きだし、クレタの周囲を取り囲んだ。
    GM:『エルフィンミスチーフ』本体を狙う存在に対する、防衛機能が働いたのだ。
    月海クレタ:「ひぃ……っ! な、何よこれ……!」
    月海クレタ:反射的に対応しようと、能力を発動する。クレタの『お気に入り』の物品に限ればクレタを守り、戦ってくれる。
    月海クレタ:しかし、実戦経験に乏しく、気が動転したクレタは能力の対象を間違えた。
    月海クレタ:身に付けている『お気に入り』ではなく、その手に掴んだ根に対して能力を発動した。
    月海クレタ:「きゃああああああああああああ……!」
    月海クレタ:襲い来る根に、思わず目を瞑り悲鳴を上げる。
    月海クレタ:……しかし、予感された痛みはいつまでもやってこない。
    月海クレタ:目を開ければ再び時が動き出して襲われるのではないかという根拠のない不安に怯えながらも、耐えきれず目を開ける。
    GM:根は、クレタに届く直前で止まっていた。
    ???:「……危なかったなぁ、マスター」
    月海クレタ:「っ! だ、誰!?」
    月海クレタ:どこからか聞こえた聞き覚えのない声に大げさに怯える。
    ???:「おっと、この姿じゃ不親切かもなぁ。ちょっと離れてな。ほらほら、手を離せ」
    月海クレタ:「何? 何なの!? あなた誰!?」
    ???:「いいから離れろっつってんだろ! いつまでもオレサマを握ってんじゃねえって!」
    GM:怒鳴られてクレタが思わずシリンダーから手を離し後ずさると、その変化は起きた。
    GM:部屋の中心の木が蠢き形を変える。顔や腕のような物が形作られ、根が床から離れ、二本の脚となる。
    GM:出来上がったのは、木でできた人型だった。
    エルフィンミスチーフ
    ???:「――っとぉ、こんなもんか! 分かりやすいアバターがあった方が会話にも便利だろ」
    月海クレタ:「あなた……何……?」
    ???:「誰じゃなくて何とはオレサマのこと分かってんじゃねえか。だが、名前は知ってるはずだぜ。さっき呼んでたじゃねえか」
    『エルフィンミスチーフ』:「――『エルフィンミスチーフ』。それがオレサマの名前だよ」
    『エルフィンミスチーフ』:「ずっと動けなかったんだが、あんたのお陰でオレサマは自由になれた」
    『エルフィンミスチーフ』:「さあ、力を貸すぜマスター。あんた、てっぺんに立ちてえんだろ?」
    『エルフィンミスチーフ』:「――邪魔な奴らはあんたが従えちまえばいいのさ」

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    ミドル6


    GM:シーンプレイヤー:白巻トバリ
    GM:ミドル戦闘があります。全員登場可能。
    GM:登場侵蝕をお願いします。
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(92 → 98)
    マリガル・ノルトル:あぶね〜〜〜〜〜!!!
    白巻トバリ:白巻トバリの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(70 → 71)
    黒田コノカ:黒田コノカの侵蝕率を1D10(→ 2)増加(63 → 65)
    不発ナカズ:不発ナカズの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(72 → 78)

    GM:『伝説の木』地下
    キャロル・ホプキンス:「あ〜〜〜!! 人影が見えてきましたよサイロさん!」
    キャロル・ホプキンス:「機械じゃないみたいだしきっとみなさんです!!」
    キャロル・ホプキンス:あなた達は地下に響く声を聞いた。
    マリガル・ノルトル:「お、この声はよぉ」
    従者の群れ:ざっつざっざっざっ
    黒田コノカ:「おや……ご無事なようで何より」
    従者の群れ:多数の足音と一際大きな足音と共に
    マリガル・ノルトル:ザコ様たち参上
    糖蔵院サイロ:「この足音……間違いなさそうだナ」
    白巻トバリ:「よく通る声、流石キャロル様ですねー」声を聞きつけてトントン、と軽い足取りで
    不発ナカズ:「あの人影の軍団は〜……マリガルちゃんだ〜」手を振っている
    マリガル・ノルトル:「黒田の大将もいるぞ〜!」従者たちに黒田さんをわっしょいと掲げさせる
    キャロル・ホプキンス:「みなさんご無事で何よりです! ……おや? クレタさんがいませんね!」
    黒田コノカ:「降ろして頂けますか……」ぐでんと持ち上げられる
    白巻トバリ:「これは…KIBASEN!」
    黒田コノカ:「ふむ?ご一緒ではないのですか」
    白巻トバリ:「…あれ?クレタちゃんは?」集まった面々をみてきょろきょろと、心配そう
    不発ナカズ:「まだ合流できていないみたい〜?」
    キャロル・ホプキンス:「もしかしたら転送して飛んでしまったのかもしれませんね!」
    マリガル・ノルトル:「男どもとはちあっちまったか」
    マリガル・ノルトル:黒田さんを下ろしてやる
    糖蔵院サイロ:「案外落ちた時に飛んだかもしれねーゾ」
    白巻トバリ:「戦闘音らしいのは聞こえなかったと思うので、大丈夫だとは思うんですけどー・・・」
    不発ナカズ:「音もなくすっぱりやられちゃった、とか〜?」
    黒田コノカ:「可能性はありますなあ……彼女の能力はあまり戦闘向きではないですし……」
    キャロル・ホプキンス:「まあ無事ならこのまま進めばいずれ会えるでしょう!」
    マリガル・ノルトル:「ま、だーいじょうぶだって」
    糖蔵院サイロ:(一応罪人を預かってる身でそのアバウトさは大丈夫なのカ……?)
    マリガル・ノルトル:「なんせザコ様がまだピンピンしてっからな」
    マリガル・ノルトル:「ザコ様より先に落ちるやつはいねーよ」なぜか得意げにいう
    白巻トバリ:「だといいんですけど……一人で寂しくて恨みつらみモード入っちゃってたらと思うと…」
    不発ナカズ:「早く見つけてあげないとね〜」
    キャロル・ホプキンス:「とにかく進みましょう! 捜索は帰りにもできますから!」
    マリガル・ノルトル:「じゃあ人手もっと増やすか〜」もっとワラワラワラワラしだす
    マリガル・ノルトル:「おう、進め進め〜!捜索は勝手にやっとくからよぉ」
    GM:それぞれが来た道の他に、もう一本道がある。
    GM:進むとしたらそちらへだろう。
    マリガル・ノルトル:「しゃいくぞ!ついてこい!」このままでは入り口の天丼だ
    不発ナカズ:「一本道だから〜、人手は減らして良いかも〜?」マリガルに
    白巻トバリ:「……うん、後ろの警戒の方が欲しいかなー」何だかんだ心配はちゃんとしてるので率先してそちらの道へ
    マリガル・ノルトル:「なるほどな……じゃ、こいつら減らして後ろにやるか〜」素直にいうことはきく
    GM:そんなこんなで進んで行くと、開けた空間が目に入る。
    GM:そこには、
    月海クレタ:「……何だ、全員無事だったのね」
    月海クレタ:月海クレタと、そして
    『エルフィンミスチーフ』:「気にすることねえよ。オレサマが手を貸せば全員相手でも何とかなるさ」
    マリガル・ノルトル:「誰〜〜〜〜〜!?」
    マリガル・ノルトル:「黒田の大将知ってる?」
    『エルフィンミスチーフ』:木が組み合わさった怪人としか言いようのない存在がいた。
    不発ナカズ:「あぁ〜、クレタちゃん無事だったんだねぇ」
    白巻トバリ:「無事でよかった……けど、その子はー?」ちゃんと怪我してなさそうでほっとして、同時に物騒そうな、ソレを警戒もしている
    不発ナカズ:「そして私たちは無事じゃなくなるかも〜」木の怪人を指差して
    黒田コノカ:「……………」
    キャロル・ホプキンス:「皆さん、警戒を」
    キャロル・ホプキンス:「クレタさん、トバリさんの質問に答えてください」
    月海クレタ:「はっ、王様なんかじゃないとか言っておいてそうやって仕切るのね、免罪王」
    月海クレタ:「王が嫌ならあたしが変わってあげましょうか」
    月海クレタ:「こいつは『エルフィンミスチーフ』……あたしが、理事会兵器を手に入れたのよ!」
    マリガル・ノルトル:「はっは〜、それでめっちゃ調子に乗ってるワケか」
    不発ナカズ:「そして〜、呑まれてるねぇ」
    白巻トバリ:「……クレタちゃんの能力の影響がある子、らしくないね?」
    不発ナカズ:「自分じゃなくて〜、兵器の自我に引っ張られてる〜」
    『エルフィンミスチーフ』:「オレサマとしちゃ、ずっとここから離れられなくて困ってた訳よ」
    『エルフィンミスチーフ』:「ここの木がオレサマを全然離そうとしなくて、理事会の奴らもオレサマを置いてどっか行っちまうし」
    『エルフィンミスチーフ』:「そこをマスターが助けてくれたって訳! 手を貸したくなるのが人情ってもんだろ!? オレサマ人じゃねえけど」
    マリガル・ノルトル:「ほお、つまりお前はこの木に”支配”されて今ようやく解放されたってことか」
    マリガル・ノルトル:「めでてぇな!!!よかったなおい」エルフィンミスチーフに肩を組みに行く
    白巻トバリ:「そっかぁ、人情なら納得かなー?それで、クレタちゃんは、その助けてくれるエルフィンミスチーフちゃんの力で、王様になりたいの…?」応える、道具から、クレタちゃんに目線を移して優しく問いかける
    月海クレタ:「他にどうしろってのよ。あんたらに付き合ってたら破滅するだけじゃない」
    月海クレタ:「懲罰奉仕部はあたしが使う。安心しなさい、キングダムへの反逆はしてあげる」
    月海クレタ:「ただし、至上王を倒して、そこにあたしが座る為にね!」
    マリガル・ノルトル:エルフィンミスチーフに歩いていく途中で立ち止まり
    マリガル・ノルトル:「”使う”つまり”従える”」
    マリガル・ノルトル:「”王になる”なんだテメェ」顔面に青筋を浮かべて
    マリガル・ノルトル:「”支配”してぇのか?」
    月海クレタ:「も、文句ある訳?」
    マリガル・ノルトル:「あー、あるね!」
    マリガル・ノルトル:「だって、それりゃあ」
    マリガル・ノルトル:「”平等”じゃねぇ。”ザコ様”からはほど遠いこった。なら」
    マリガル・ノルトル:「その思い上がりはぶっ壊して平らにしてやるよ」
    月海クレタ:「知らないわよ……! あんたの頭おかしい理屈押し付けないでよ!」
    月海クレタ:「付いていけないのよ! あんた達揃いも揃って意味分かんないこと言って!」
    月海クレタ:「頭おかしいんじゃないの!?」
    黒田コノカ:「"付いていけない"はこちらの台詞です」
    黒田コノカ:「至上王を倒して、どうこう?」
    黒田コノカ:尖った犬歯を覗かせて嗤う。
    黒田コノカ:「自殺なら一人でやれ、愚か者が」
    月海クレタ:「……っ、こっちの台詞だっての……!」
    キャロル・ホプキンス:「その言葉は私に対してのものだと思いますが」
    キャロル・ホプキンス:「私に付いてきている人などそもそもいませんよ?」
    キャロル・ホプキンス:「みなさん、自分のやりたいようにやっているだけです!」
    キャロル・ホプキンス:「……まあ、クレタさんの思い上がりは少々哀れではありますね!」
    月海クレタ:「うるさいうるさいうるさい……!」
    月海クレタ:「あたしだって、好きでこんなことしてるんじゃない!」
    月海クレタ:「こんなところに堕ちてこなかったら……全部、全部トバリのせいよ!」
    白巻トバリ:「私の、せい……」
    白巻トバリ:ショックを受けたように顔を伏せて
    白巻トバリ:「ふ」
    白巻トバリ:「ふふ」
    白巻トバリ:「ふふふふふふふふふふふふふふふ」思わず、堪えきれないとばかりに笑いだして
    月海クレタ:「気持ち悪い……!」心底から吐き捨てるように
    白巻トバリ:「そんな、悲しいことを言わないで下さいよーああ。ああ!クレタちゃん、やっぱり大好き……」言葉とは裏腹にとてもうれしそうに笑い
    白巻トバリ:「落ちぶれても、どん底でも、不満を吐いても、周りにあたってでも、見栄を張って」
    白巻トバリ:「自分が正しい、周りが悪いって決めつけて、責任を押し付けて」
    白巻トバリ:「必死で、もがいて、”自分が”幸せになるために!頑張る、クレタちゃん、私、貴方が大好き!!」
    白巻トバリ:「ずっと、ずっと、ずっと懲罰奉仕部穴の底で待ってた甲斐があったなぁ……」堕ちてきた友人をみて、恍惚としている
    月海クレタ:「うるさい! 死ね! あんただけはいらない! 死んじゃえ!」
    白巻トバリ:「ふふ、私たちは殺せないじゃないですか……ちゃぁんと傍においてくださいよー?私だって懲罰奉仕部ですよ?」
    不発ナカズ:「きゃ〜、クレタちゃんダイタンな告白〜」手を口に当ててキャーキャーしている
    不発ナカズ:「クレタちゃんの欲望も立派だよねぇ。『自分が一番になる!』応援するよ〜」
    月海クレタ:「はあ……はあ……少しは、物分かりのいい奴もいるじゃない……」
    不発ナカズ:「そうだよぉ。同じ人間、話せば分かるよ〜」
    月海クレタ:「こっちに付くなら、あんたは優遇してあげてもいいわよ」
    不発ナカズ:「だから、人間じゃないやつは解体するんだ〜」エルフィンミスチーフを指差して
    『エルフィンミスチーフ』:「あぁ!?」
    『エルフィンミスチーフ』:「流石に想定外の流れ弾だな!? 何だよ差別主義者かよ!」
    マリガル・ノルトル:「そーだぞ!差別はよくねぇ。ちゃんと大事にしてやれ!」
    不発ナカズ:「木材ごときが囀るな、黙って焚べられてろ」
    『エルフィンミスチーフ』:「聞いた話より割り増しでやばくねあいつ?」
    月海クレタ:「私も知らなかった……」
    不発ナカズ:「大丈夫、クレタちゃんとはこれからも友だちだよ〜」にこにこ
    マリガル・ノルトル:「ザコ様も……」なんかいっぱい混ざってる。ゾロゾロゾロゾロ
    月海クレタ:「き、気持ち悪いし、友達じゃなくて部下になるんだから、まずは屈服させてあげる!」
    マリガル・ノルトル:「”屈服”ぅ!?戦争売ってんのか!」同意からの即ギレ
    月海クレタ:「行くわよ『エルフィンミスチーフ』!」
    『エルフィンミスチーフ』:「あいよ、マスター! とりあえず全員ぶちのめして分からせてやろうぜ!」
    白巻トバリ:「さぁ思い上がり絶頂からどん底絶望まで……一緒に堕ちようね?クレタちゃん?」
    GM:ミドル戦闘を開始します。

    GM:エンゲージはこちら
    『エルフィンミスチーフ』[5]、月海クレタ[12]    
    │10m
    黒田コノカ[10]、白巻トバリ[4]、マリガル[10]、不発ナカズ[8]、従者A~C[9]
    GM:勝利条件は『エルフィンミスチーフ』の撃破。
    マリガル・ノルトル:ふむCはお留守番って感じかな
    GM:あ、間違い
    マリガル・ノルトル:あ、了解です
    GM:ではセットアップ! 行動値順に処理していきます
    月海クレタ:《サポートデバイス》《戦力増員》ラウンド間精神ダイス+16し、同エンゲージに3体トループを登場させる。
    お気に入り:PCエネミーの中間の5m地点に3体出現します。
    黒田コノカ:なんだてめェ!
    白巻トバリ:やらしいですねークレタちゃん…
    マリガル・ノルトル:やってくれたのう
    黒田コノカ:《活性の霧+鮮血の奏者+タブレット+多重生成》4人を対象に攻撃力+30、ドッジダイス-2個。侵蝕12
    お気に入り:全部行動値9です
    『エルフィンミスチーフ』:そして
    『エルフィンミスチーフ』:《デビルストリング》 オートエフェクト無効化。
    『エルフィンミスチーフ』:タブレットを無効化します
    マリガル・ノルトル:あぎゃ〜!!
    黒田コノカ:ほう……
    『エルフィンミスチーフ』:これで多重生成の対象が消え、効果は単体のみとなります
    『エルフィンミスチーフ』:対象を選びな
    黒田コノカ:では自分に付けるか
    『エルフィンミスチーフ』:ちなみにデビストはLV1取得でレネゲイドライフでエフェクトレベルアップもないからこれで打ち止めです
    黒田コノカ:あっ良心的
    黒田コノカ:黒田コノカの侵蝕率を12増加(65 → 77)
    マリガル・ノルトル:じゃ、次わたしかな
    GM:どうぞ
    マリガル・ノルトル:戦術……だが、ここで使うとリザレクト圏内から飛ぶんだよな!!
    黒田コノカ:やめた方がよさそ〜
    マリガル・ノルトル:残った方がいい気がする
    黒田コノカ:残機1残しときましょ
    マリガル・ノルトル:なのでセットアップは放棄だ
    GM:節約も一つの戦術だぜ
    お気に入り:こいつらにセットアップはありません
    マリガル・ノルトル:従者たちも同様にセットアップ放棄です
    不発ナカズ:じゃあその次は行動値8で私か
    不発ナカズ:セットアップ▼《原初の黄:ソードマスター》(侵食率+4)
    不発ナカズ:効果:効果の対象は装備している武器1つを選択する。ラウンド間、選択した武器を使用した攻撃の判定の達成値+[LV×3]。
    不発ナカズ:指定は雷将神器。
    不発ナカズ:不発ナカズの侵蝕率を4増加(78 → 82)
    『エルフィンミスチーフ』:なし
    白巻トバリ:セットアップ【それは遅刻で時間切れ】《灰色の庭》 対象の行動値−9(侵蝕2) 対象はクレタちゃん
    白巻トバリ:白巻トバリの侵蝕率を2増加(71 → 73)
    月海クレタ:行動値3に……どこまでもあたしの足を引っ張るつもりなのね……!
    白巻トバリ:うふふー
    GM:では演出!

    月海クレタ:「あたしはもう堕ちない……もう上るだけよ!」
    月海クレタ:クレタの能力による模造意思は、クレタ自身の認識に左右される。
    月海クレタ:その為、世界全てが自分の敵だという思い込みが、その能力の本領を発揮させなかった。
    月海クレタ:だが、例外は存在する。『エルフィンミスチーフ』のようなEXレネゲイドには能力がねじ曲がって作用する場合があるし、
    月海クレタ:お気に入りの数点の物だけは、クレタにとって都合のいい味方となる。
    お気に入り:リングが、チークが、リップが自立して動き出す。
    お気に入り:「姫! 私達にお任せください!」
    お気に入り:「姫に逆らう奴はやっつけるぞ!」
    マリガル・ノルトル:「お、あっちも数揃えてきやがったな」あちらの能力の発露をのんきに眺めている。無論依然数においてはこちらが圧倒的に有利である
    白巻トバリ:「クレタちゃんの騎士様、相変わらずかわいいですねー」
    黒田コノカ:「ハハハ。欲望の発露がここまで顕著に能力に影響すると些か気恥ずかしいものがありますなァ」
    月海クレタ:「うるさいわね!」
    黒田コノカ:嘲笑と共に口内を噛み切り、垂れた血液をフリントロック式のピストルの弾倉へ落としていく。
    黒田コノカ:(とはいえ──ここまで手軽に雑兵を増やせるのは素直に羨ましい)
    黒田コノカ:4発の血弾を込め終わると、3発分をトバリ、ナカズ、そして従者の一人に向けて射撃する。
    『エルフィンミスチーフ』:「味方を撃つたァ、実はこっちに付くつもりだったのか? ――なんつって」
    黒田コノカ:「──!」
    『エルフィンミスチーフ』:部屋を構成する根が伸びて、弾丸を阻む。
    『エルフィンミスチーフ』:「オーヴァードがそういうことするってこたあ大抵支援能力と相場が決まってるわなあ」
    『エルフィンミスチーフ』:「これでも理事会の研究者共の元で作られた兵器なんだぜ、オレサマは」
    『エルフィンミスチーフ』:「世間知らずだが、オーヴァードに関しちゃけっこう物知りなのよ」
    黒田コノカ:「困りますなァ……私の唯一の取り柄を奪われては」
    黒田コノカ:瞳をスッと細め、内心で舌打ち。
    黒田コノカ:(自意識を獲得する以前の知識も有効なのか。いや、あの口ぶりは以前から……)
    黒田コノカ:1発だけ残った血弾を自らの側頭部に撃ち込み、犬歯をむき出しにして笑う。
    黒田コノカ:「人工物が人間様の前で知恵者気取りとは…………感心しませんなぁ」
    『エルフィンミスチーフ』:「ハッハァ! お前も差別かあ?」
    マリガル・ノルトル:「差別はよくねぇなぁ!それと」
    マリガル・ノルトル:「唯一ってこたぁないだろ。アンタ頭いーんだから」
    マリガル・ノルトル:「ザコ様たちの動き指示して後からバスバス撃ってりゃじゅーぶん。残りは」
    マリガル・ノルトル:「他の奴がやりゃいい」
    マリガル・ノルトル:「ま、ザコ様はわらわらするしか無理だけどな!ナカズ〜任せたわ」
    不発ナカズ:「そうだよぉ、差別は良くないよ〜」
    『エルフィンミスチーフ』:「ええー……」
    『エルフィンミスチーフ』:木なので表情はないがお前が言うの……? とでも言いたげだ。
    不発ナカズ:「皆で協力すれば〜困難に打ち克てる〜」不発の背後に二振り。槍と小太刀が浮遊して構えていた
    白巻トバリ:「クレタちゃんお気に入りや他の子だけじゃなく、私だって仲間に入れてくれなきゃいやですよー?」
    白巻トバリ:楽しそうに、彼女に向けて腕を伸ばして、微笑みかける
    月海クレタ:「あんただけはいらないっ!」
    白巻トバリ:「そんなことを、言わないでくださいなー?」
    白巻トバリ:「You're late,You're late. It's too late!」そのまま詠うは足引く呪い
    白巻トバリ:「チクタク、全く、愛重く――」手招きするようにクレタちゃんに向けた指を折り曲げていくと、
    白巻トバリ:その背にのしかかる愛と愉悦の感情の重み。動きを阻害するほどに。
    月海クレタ:「ぐべっ」その重さに膝を付く。
    月海クレタ:「嫌がらせばっかり……!」
    白巻トバリ:「一緒のところに、堕ちてほしいだけですよー?」

    キャロル・ホプキンス:NPCカードが発動します
    キャロル・ホプキンス:効果を受け取る人はラウンド間攻撃力+15して暴走します
    白巻トバリ:私すでに暴走してるのでは…?ありがたくいただきまーす
    黒田コノカ:もらいます
    マリガル・ノルトル:ふーむ、速攻で決めるのが吉……か
    不発ナカズ:効果を受けて攻撃力+15、暴走のバッドステータスを受けます
    マリガル・ノルトル:んー、ちょっとマリガルはカバー要因に回そうかな
    マリガル・ノルトル:従者3人受けます
    GM:はーい

    キャロル・ホプキンス:「クレタさんの向上心自体は賞賛すべきことかもしれません!」
    キャロル・ホプキンス:「ですが、至上王陛下よりも己が王に相応しいとおっしゃるのなら!」
    キャロル・ホプキンス:「当然、私ごときは蹂躙できて然るべきです!」
    キャロル・ホプキンス:縄状の遺産、『楽園刑場メム』が首に巻き付き、空中に吊り下げる。
    キャロル・ホプキンス:絞首による臨死体験を代償に、『チェンジリング現象』が発生。空間が妖精界と同質のソレへと作り替えられる。
    キャロル・ホプキンス:「……あなたを……見定め……ましょう……」

    GM:ではイニシアチブ
    GM:10のお二人……の前に!
    『エルフィンミスチーフ』:《加速する刻》
    マリガル・ノルトル:ギャー!!
    白巻トバリ:ひえっぼうそうしてるのにぃ
    『エルフィンミスチーフ』:マイナー:《緑の鞭》《形状変化:柔》 攻撃力19、ガード値5、射程20mの白兵武器をふたつ作成。シーン間ガード値+10。
    黒田コノカ:ゲェッ
    『エルフィンミスチーフ』:メジャー:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》《ジャイアントグロウズ》 13dx7 攻撃力19+2d10 範囲(選択)
    『エルフィンミスチーフ』:PCと従者全員を狙うze
    マリガル・ノルトル:ち、しゃーねーな
    GM:対応はあるかな
    白巻トバリ:孤独の魔眼って暴走しててもいけましたよね
    GM:いけるよ
    マリガル・ノルトル:ん〜、ちょっと相談、守護者切っていいです?この時点で従者が落とされまくるのは……
    マリガル・ノルトル:あ、孤独ある!?
    白巻トバリ:れべる2〜だからここで使ってもクライマックスも打てる
    マリガル・ノルトル:助かる〜
    白巻トバリ:まぁここは斬りどころでしょうということで《孤独の魔眼》侵食4
    白巻トバリ:白巻トバリの侵蝕率を4増加(73 → 77)
    『エルフィンミスチーフ』:ではトバリちゃんに!
    『エルフィンミスチーフ』:13dx7
    DoubleCross : (13DX7) → 10[1,1,2,2,2,3,4,4,6,8,9,9,9]+10[1,1,1,10]+3[3] → 23

    『エルフィンミスチーフ』:び、びみょう
    『エルフィンミスチーフ』:だが暴走だから当たる!
    白巻トバリ:ダメージきませい!
    『エルフィンミスチーフ』:3d10+2d10+19
    DoubleCross : (3D10+2D10+19) → 17[9,7,1]+8[1,7]+19 → 44

    白巻トバリ:とぶ、りっざれくと!
    白巻トバリ:白巻トバリの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(77 → 81)

    『エルフィンミスチーフ』:「随分とオレサマ達を甘く見てるみてえだが――」
    『エルフィンミスチーフ』:部屋を構成する根が蠢く。
    『エルフィンミスチーフ』:「ここはオレサマの体の中も同然ってこと、忘れてんじゃねえのかあ、オイ?」
    『エルフィンミスチーフ』:周囲から一斉に根が襲いかかる!
    マリガル・ノルトル:「はっはっはっはっはっはっは」せまる脅威を見て笑う
    マリガル・ノルトル:「うん。このままいくと全滅だな。数意味ねーや」少なくとも雑兵は殲滅させられる
    マリガル・ノルトル:「誰かどーにかできる人手ーあげて」
    月海クレタ:「やっちゃいなさい『エルフィンミスチーフ』! これであたしの勝ちよ!」
    白巻トバリ:「はぁい」手を挙げて
    マリガル・ノルトル:「おっとトバリ早かった。じゃー任せた」自分の手は途中で下げる
    白巻トバリ:「ふふ、任せてほしいですねー」
    白巻トバリ:「わすれちゃダメだよ―クレタちゃん…私はいっぱい、手を伸ばしちゃうんだから」両手を広げ、再び詠う
    白巻トバリ:「only see me, eyes on me」私を見てね、私だけを見てね?
    白巻トバリ:「穴の底までいらっしゃい?」その根の攻撃を、すべて自分に引き付ける
    『エルフィンミスチーフ』:襲いかかる全ての根が一人に向かう。
    『エルフィンミスチーフ』:「妨害特化のバロールかよ、面倒くせえ!」
    白巻トバリ:「愛の重さですよ―エルフィンミスチーフちゃん?」
    『エルフィンミスチーフ』:「生まれたばっかの情緒に愛語ってんじゃねえよ、分かんねえよまだガキだからよ」
    『エルフィンミスチーフ』:自意識を得た以前の記憶を語りながらも、発生に関しては先程だという意識が同居している。
    『エルフィンミスチーフ』:その辺りの歪さは、月海クレタの能力が意思を宿すものではなく、あくまで模造意思を宿すものであることから来ているのかもしれない。
    『エルフィンミスチーフ』:「よく分かんねえからそのまま潰れててくれや!」
    GM:根が絡み付き、締め付け、殴打する。
    白巻トバリ:「……っ!ふふ、いいですよー、このくらい、受け入れて上げます、クレタちゃんの友達ですからねー」
    白巻トバリ:束縛されたまま、締められ、打たれながらも余裕を見せるように、傷を治しながら挑発するように笑って

    GM:では今度こそ行動値10のお二人!
    マリガル・ノルトル:はぁいではちょっとお先に
    マリガル・ノルトル:待機宣言 ちょっとカバーすることもあるかもなので。
    マリガル・ノルトル:演出はちょっとだけやることあるかも
    マリガル・ノルトル:そういう感じであとはお任せします黒田さん
    GM:はーい、ではコノカさんの判定までやっちゃいましょう
    GM:別にコノカさんも待機でもいいが……
    黒田コノカ:うーん
    黒田コノカ:トループに従者削られたりすると面倒くさいのでやっちまうか
    黒田コノカ:GM、マイナーで動いてエンゲージ分けたりするのはありですか?
    GM:もちろんありですよ
    黒田コノカ:ありがとうございます。ではマイナーで5m横へ移動してエンゲージを分割。
    黒田コノカ:フォールンピストルの効果を起動して……攻撃を行います。対象はお気に入り
    黒田コノカ:その際にエンブレムも合わせて起動
    黒田コノカ:《殲滅者》その攻撃を対象:範囲へ変更する。シナリオ1回
    マリガル・ノルトル:うお〜かっこいい〜!
    GM:うおっ、もうここで切るのか!
    黒田コノカ:まあこれは構成的におまけみたいなもんなので……クライマックスでは他の人に頑張ってもらおう
    GM:来い!
    黒田コノカ:4dx+14
    DoubleCross : (4DX10+14) → 10[5,8,8,10]+9[9]+14 → 33

    黒田コノカ:ドッジC値+1
    お気に入り:C値+1だとどう頑張っても避けれない!
    お気に入り:全員命中!
    黒田コノカ:4d10+53
    DoubleCross : (4D10+53) → 22[4,5,10,3]+53 → 75

    黒田コノカ:受け取ってください、僕からの愛です
    お気に入り:特にHP増やしてないザコ共全滅!
    黒田コノカ:よし。
    GM:演出!

    黒田コノカ:(さて……どう動いたものか)
    黒田コノカ:ピストルのリロードを手早く済まし、戦場を見つめる。
    マリガル・ノルトル:マリガルは単身、拘束されているトバリの方に向かっている。こちらは任せてもいいかもいしれない
    黒田コノカ:(現状、最も面倒なのはエルフィンミスチーフ。月海クレタも厄介な能力を持ってはいるが……)
    黒田コノカ:視線が右左に忙しく動く。
    黒田コノカ:(彼女の性格を考えるとエルフィンミスチーフさえ落としてしまえば戦意を喪失する可能性もある)
    黒田コノカ:思考を巡らせ、ピストルの照準をエルフィンミスチーフへ向けようと──
    黒田コノカ:「いや」
    黒田コノカ:(我々はコイツを駆除しに来たわけでは無かったな)
    黒田コノカ:(もう少し、お前の性能を見せてもらおうか)
    黒田コノカ:エルフィンミスチーフへ向けた照準を突然反転。仲間から僅かに距離を取ってクレタの兵隊たちへ向ける。
    黒田コノカ:「Blend──」
    黒田コノカ:舌の裏に仕舞いこんでいたカプセルを噛み砕く。
    黒田コノカ:それは日頃、己の血液によって発生するレネゲイドの高揚を観察しながら調合した特性の支援薬。
    黒田コノカ:「"Apex─Predator"」
    黒田コノカ:齎すレネゲイドの高揚は能力範囲の拡大。
    黒田コノカ:「露払いだ、雑兵共──!」
    黒田コノカ:撃ちだされた弾丸がクレタの"お気に入り"達の中心に到達した瞬間に激しく炸裂する。
    黒田コノカ:付着した血液と鉛の嵐が集団の中心からすべてを刈り取るように拡散した。
    お気に入り:「うぎゃああああああ!」「姫に栄光あれええええええ!」
    月海クレタ:「ああっ、結構高かったのに!」
    月海クレタ:「許せない……!」
    黒田コノカ:「その忠誠心やお見事。良い部下を持たれましたなァ」
    黒田コノカ:クレタに嫌味たっぷりに笑みを向ける。

    GM:行動値9、従者s!
    マリガル・ノルトル:うぃっす
    従者a:マイナー で7m後退
    マリガル・ノルトル:メジャーで武器射撃 エルフィンミスチーフに
    マリガル・ノルトル:5dx+16
    DoubleCross : (5DX10+16) → 9[2,3,4,8,9]+16 → 25

    『エルフィンミスチーフ』:ガード!
    『エルフィンミスチーフ』:ダメージどうぞ!
    マリガル・ノルトル:3D10+15+7
    DoubleCross : (3D10+15+7) → 26[7,9,10]+15+7 → 48

    マリガル・ノルトル:殺意たか
    『エルフィンミスチーフ』:ガード値15、33ダメージ
    『エルフィンミスチーフ』:まだまだ
    従者b:マイナーで前進
    マリガル・ノルトル:エンゲージします
    従者b:同エン不可はないのでそのまま同様にミスチーフに射撃攻撃
    従者b:5dx+16
    DoubleCross : (5DX10+16) → 10[1,4,6,9,10]+9[9]+16 → 35

    『エルフィンミスチーフ』:ガード!
    従者b:4D10+22
    DoubleCross : (4D10+22) → 23[3,10,3,7]+22 → 45

    『エルフィンミスチーフ』:30ダメージ……まだ大丈夫……
    従者c:マイナー 10m後退
    従者c:メジャーで同様の攻撃
    従者c:ミスチーフに射撃攻撃
    従者c:5dx+16
    DoubleCross : (5DX10+16) → 9[2,7,7,9,9]+16 → 25

    『エルフィンミスチーフ』:ガード!
    従者c:3d10+22
    DoubleCross : (3D10+22) → 14[3,10,1]+22 → 36

    『エルフィンミスチーフ』:21ダメージ……半分以上削れたな……
    マリガル・ノルトル:しぶといぜ
    GM:演出!

    マリガル・ノルトル:「うぉあああああああああ雑魚共がぁぁぁぁぁぁぁぁ」黒田さんの戦果を見て。別に自分のではない。というか敵のはずだがなんかショックを受けている
    月海クレタ:「雑魚って言うな!」
    マリガル・ノルトル:「くっ」切り替えてエルフィンミスチーフの樹木に囚われているトバリの元へ
    白巻トバリ:「そうですよーマリガルちゃん、クレタちゃんの大事なお友達なんですから」ぷらーん
    マリガル・ノルトル:「わるいわるい。案外よゆーそうだな、安心したわ」
    マリガル・ノルトル:「いよっと」軽く言うと跳躍
    マリガル・ノルトル:ズ シン!!
    マリガル・ノルトル:巨大な荷重がトバリを捉える枝にかかる
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルの体重は500キロを優に越す
    マリガル・ノルトル:が、「お、これじゃ折れねーか」
    マリガル・ノルトル:「そいじゃあよ」
    白巻トバリ:「おおっとマリガルちゃんでもですか、本格的にしっかりしてますね」
    マリガル・ノルトル:その場で再跳躍。やることは一つ。増殖
    マリガル・ノルトル:一人でダメなら。二人で、それでだめなら100人で。増えるたびにマリガルの体重は減っているが。総体としての重量はくらべものにならない
    マリガル・ノルトル:なんども跳躍、増えて。荷重。さあ、
    マリガル・ノルトル:「何人までなら乗っても大丈夫だぁ!?はははっ」
    マリガル・ノルトル:ベキ、ベキベキ
    マリガル・ノルトル:軋み、枝の重なりが折れる音がする
    『エルフィンミスチーフ』:「あァ!? てめえもバロールかよ!」
    マリガル・ノルトル:「え!?バロール!?誰が!?」
    『エルフィンミスチーフ』:『エルフィンミスチーフ』は『伝説の木』を操作しているだけで感覚が繋がっている訳ではないが、操作の為に付着させた因子が霧散する。
    『エルフィンミスチーフ』:支配能力は格段に低下する。
    『エルフィンミスチーフ』:「意味分かんねえ……レネゲイドの常識すら通用しない生物……お前も人間じゃねえんじゃねえの……?」
    マリガル・ノルトル:「人間……ザコ様はそういう常識を超越した。ザコ様だ!覚えとけ!いずれお前もなる姿だ!」
    『エルフィンミスチーフ』:「意味分かんねえ……怖〜……」
    白巻トバリ:「ともあれ、助かりましたー」支配の弱まった枝の拘束から抜け出して

    GM:行動値8、ナカズちゃん!
    不発ナカズ:マイナー、13m後方へ戦闘移動
    不発ナカズ:これでエルフィンミスチーフとの距離は23m……つまり鞭の射程外まで逃げられた
    『エルフィンミスチーフ』:こざかしい真似をしおって……
    不発ナカズ:メジャー▼《原初の赤:サイレンの魔女》+《ダンシングシミター》(侵蝕6+3)
    不発ナカズ:効果:装甲無視。
    不発ナカズ:ダンシングシミターの指定は雷将神器、道中で拾ったパイルバンカー
    不発ナカズ:(4+2)DX+7+15+4 RC・原初の黄:ソードマスター、雷将神器適用
    DoubleCross : (6DX10+26) → 10[3,8,8,9,10,10]+9[6,9]+26 → 45

    不発ナカズ:対象忘れてた、エネミー全員です
    『エルフィンミスチーフ』:ガード
    月海クレタ:《リフレックス:モルフェウス》《守りの砂》〈RC〉でドッジ。20dx7+2
    月海クレタ:20dx7+2>=45
    DoubleCross : (20DX7+2>=45) → 10[1,1,1,1,2,3,3,4,4,5,5,6,6,6,7,7,8,9,9,10]+10[1,7,8,9,9,10]+10[2,2,4,7,8]+6[1,6]+2 → 38 → 失敗

    月海クレタ:うわああああああ
    月海クレタ:命中です
    不発ナカズ:ダメージ判定前、パイルバンカー適用。ダメージ+10
    不発ナカズ:5D10+15+6+10+15 ダメージ・パイルバンカー適用
    DoubleCross : (5D10+15+6+10+15) → 26[3,1,10,4,8]+15+6+10+15 → 72

    マリガル・ノルトル:こわ〜
    不発ナカズ:不発ナカズの侵蝕率を9増加(82 → 91)
    月海クレタ:無理、戦闘不能です
    『エルフィンミスチーフ』:15軽減して……58
    『エルフィンミスチーフ』:まだどうにか生きてるぜ
    不発ナカズ:ところでクレタちゃんのロイス欄はどうなっていますか
    不発ナカズ:(抹消者で消すやつを選びたいの意)
    月海クレタ:Eロイス、Dロイスはないよ
    月海クレタ:通常ロイス全部は考えてないけど、トバリちゃんとか懲罰奉仕部にはN感情で取ってるよ
    不発ナカズ:ふ〜ん……じゃあ消さずにそのままで許してあげましょう
    不発ナカズ:行動終わりです
    GM:演出!

    不発ナカズ:「皆すごいねえ〜」不発ナカズ。剣技に秀でた傭兵の父と、槍術の名門の母の下に生を受けながら、どちらの才能も受け継がれなかった
    不発ナカズ:「私たちも頑張っていこぉ〜」不発の声に応えるように小太刀と槍が宙を閃き、枝を切り裂き、時には刺し貫く
    不発ナカズ:そこに不発の意志は介在しない。一定のアルゴリズムに従っているわけでもない。自動的に、流動的に防御の攻略を続けていく
    不発ナカズ優れた武芸者両親の精神を武器に宿しているのだ
    月海クレタ:「本当やってらんない! 嫌味のつもり!?」
    月海クレタ:お気に入りの服に宿した模造意思が体を動かし、無理矢理に回避しようとする。
    不発ナカズ:「大丈夫だよぉ、失敗してもまたやり直せばいいから〜」槍の石突が裾を引っ掛けてクレタの動きを留める
    月海クレタ:「ああっ、穴空いたじゃない!」
    不発ナカズ:「穴に落ちても這い上がればいいし〜、空いたなら塞げばいい〜」動きの止まったクレタの背後。重機のような武装がぬるりと構えられ
    不発ナカズ:激しい音。杭が打ち放たれた
    月海クレタ:「が、あっ……!」
    月海クレタ:直撃を受け、それに耐えられる頑強さも、意志の強さも持ち合わせていない。
    月海クレタ:「ううううう……! まだ負けてない! こいつら全部倒して! 『エルフィンミスチーフ』!」這いつくばったまま叫ぶ
    『エルフィンミスチーフ』:「ちっ……思ってたのと違う展開になってきやがったな……」ざくざくと切り刻まれながらも、本体は固く守っている。

    GM:では行動値5、エルフィンミスチーフの手番
    『エルフィンミスチーフ』:こいつらエンゲージをばらけてやがる……!
    『エルフィンミスチーフ』:《コンセントレイト:エグザイル》《オールレンジ》《ジャイアントグロウズ》 13dx7 攻撃力19+2d10 範囲(選択)
    『エルフィンミスチーフ』:一番固まってるトバリちゃんとマリガルさんのエンゲージに攻撃!
    『エルフィンミスチーフ』:孤独とかはなしかな
    マリガル・ノルトル:ドッジだけ試みて成否にかかわらず行動放棄カバーかな。バフ貰ってねーし
    白巻トバリ:うん、なしで
    『エルフィンミスチーフ』:13dx7
    DoubleCross : (13DX7) → 10[1,2,2,2,3,4,5,5,5,6,8,8,10]+6[5,5,6] → 16

    『エルフィンミスチーフ』:あれぇ〜
    マリガル・ノルトル:回避だけ…んー、あ、ダイスたりんな。
    白巻トバリ:私は暴走なのでマリガルちゃん次第
    マリガル・ノルトル:そのママカバーだよ!!
    『エルフィンミスチーフ』:ダメージ!
    『エルフィンミスチーフ』:2d10+19+2d10
    DoubleCross : (2D10+19+2D10) → 7[2,5]+19+15[8,7] → 41

    マリガル・ノルトル:はは無理、死ぬねぇ
    マリガル・ノルトル:リザ
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルの侵蝕率を1D10(→ 10)増加(98 → 108)
    マリガル・ノルトル:お前……
    GM:では演出!

    『エルフィンミスチーフ』:「はぁああああー……」
    『エルフィンミスチーフ』:「犯罪者のクズ共とか言うから普通にぶちのめしていい思いできると思ったのによー」
    『エルフィンミスチーフ』:「普通に強いじゃねえかよお、話が違うぜマスター」
    マリガル・ノルトル:「ザコ様は雑魚いぞ」
    白巻トバリ:「クレタちゃん人の話聞かないから……」
    白巻トバリ:「……(でも普通に強いよって教えてなかった気もしますねーまぁノーカンノーカンです」
    月海クレタ:「あんた理事会の兵器でしょ! 何とかしなさいよ!」
    白巻トバリ:「それでクレタちゃんはこういってますけど……まだ、やりますー?」
    『エルフィンミスチーフ』:「このまま降参してもいい思いはできなそうだしなあ」
    『エルフィンミスチーフ』:「まだオレサマが負けた訳じゃねえ」
    『エルフィンミスチーフ』:「思ったより抵抗されたが、いいぜ、理事会兵器の実力見せてやらあ」
    『エルフィンミスチーフ』:根が寄り集まり、高質量の鉄槌として襲いかかる。
    白巻トバリ:「おおっと、あれは当たったらいたそうですねー……」
    マリガル・ノルトル:「そーだな。そしてそれはどうもザコ様たちのほうに向かってきてるらしい」
    マリガル・ノルトル:「何とかできる……は、いいよ。さっきやってもらったしな」数歩トバリから離れる
    白巻トバリ:「ではお願いしますねー私は、その後で」
    マリガル・ノルトル:歩みを進める。しかし、攻撃は依然二人を巻き込むはずだった……が
    マリガル・ノルトル:グイッ
    マリガル・ノルトル:何かに引かれるように。いや、惹かれて自ら動いたように
    マリガル・ノルトル:攻撃の軌道はマリガルを集中的に薙ぎ払うものへと変化する
    マリガル・ノルトル:そして
    マリガル・ノルトル:「ぶへーーーーっ!!!」
    マリガル・ノルトル:超体重のザコは宙を舞い
    マリガル・ノルトル:地に残ったうさぎは範囲から逃れ無傷でやりすごす
    『エルフィンミスチーフ』:「お前今何したんだよ、オイ……?」
    マリガル・ノルトル:「ぐへっ」地面に墜落し
    マリガル・ノルトル:「いやぁ?ちっと漏らした・・・・だけだ」
    マリガル・ノルトル:からかい半分の笑みを向け返答した
    『エルフィンミスチーフ』:「ちっ、いちいち気味悪い奴らだなあ……!」
    白巻トバリ:「…ありがとうございますね、マリガルちゃん」

    GM:行動値4、トバリちゃん!
    白巻トバリ:はい
    白巻トバリ:マイナーで暴走解除
    白巻トバリ:メジャー【失墜する穴】C:キュマイラ+魔獣の本能+魔獣の衝撃(侵蝕8) 対象はエルフィンミスチーフ
    『エルフィンミスチーフ』:来い!
    白巻トバリ:11dx7
    DoubleCross : (11DX7) → 10[1,1,1,5,5,5,6,7,7,8,9]+10[5,7,7,10]+10[7,8,9]+10[3,8,10]+2[1,2] → 42

    『エルフィンミスチーフ』:ガード!
    白巻トバリ:6d10+5 【強振のピアス込み】
    DoubleCross : (6D10+5) → 44[5,9,3,10,8,9]+5 → 49

    『エルフィンミスチーフ』:ガード値15で34ダメージ
    『エルフィンミスチーフ』:残りHP22……倒れます!
    『エルフィンミスチーフ』:復活もなし!
    白巻トバリ:あごめんここに+15だね
    白巻トバリ:どっちにしてもセーフかよかった
    『エルフィンミスチーフ』:ぐえーっ
    GM:あなた達の勝利だ!
    GM:演出!

    白巻トバリ:「それでは幼子にお教えしましょう、敗北というものをー?」
    白巻トバリ:ふわり、と重みを感じさせず、スカートを翻さないように膝を折る
    白巻トバリ:「halo in heaven,fallen heaven」両手を合わせて祈るように言葉を紡ぐ
    白巻トバリ:「天にまします我らの光、天より堕します我らの誇り」言葉と共にエルフィンミスチーフちゃんの足元に黒い穴が広がる
    白巻トバリ:それは妖精の悪戯、悪意の兎穴、身体と心の均衡を崩し、立っていることを許さない。
    『エルフィンミスチーフ』:「あぁ……?」
    『エルフィンミスチーフ』:木を纏ってはいるが、その本体は、小さな根に過ぎない。
    『エルフィンミスチーフ』:その心は、植え付けられ、変異した模造意思に過ぎない。
    『エルフィンミスチーフ』:元より成立経緯自体が胡乱な存在。黒い穴の影響は覿面だった。
    『エルフィンミスチーフ』:木で編んだ体を保つこともままならない。
    『エルフィンミスチーフ』:「ぐ、おお……!? くそ、何だよこりゃあ……!」
    白巻トバリ:「敗者は、首を差し出すものですよー」何かは答えない、ただ結果のみを強制的に地に引き込み倒れるように。笑みを浮かべる己を同じように頭を垂れるように
    『エルフィンミスチーフ』:「くっそ……! 小娘を適当におだてていい思いしてやろうと思ってたのによお……!」
    白巻トバリ:「まぁダメじゃないですか…そんなこと、友達は大事にしないと」
    『エルフィンミスチーフ』:「そもそもあの理事会を倒した奴を倒して上に立つなんて無理に決まってんだろ!」
    『エルフィンミスチーフ』:「強い能力を持ってる訳でもねえくせに、少し考えりゃ分かるだろうに……だから利用してやろうと思ったのによお……!」
    『エルフィンミスチーフ』:精神の均衡が崩れたことによって、隠していた本音を隠すこともできなくなっている。
    白巻トバリ:「……」その本音を、耳は聞き届けている
    月海クレタ:「ひ……人のせいにしないでよ! あんたが役に立たないから負けたんでしょ!」
    『エルフィンミスチーフ』:「うるせえ! お前ただ突っ立ってやられただけじゃねえか!」
    月海クレタ:「あんたを起こしてあげたのはあたしなのよ!? あんたの活躍はあたしの活躍に決まってるでしょ!?」
    『エルフィンミスチーフ』:「じゃあオレサマの失敗の責任もてめえのもんだろうが!」
    月海クレタ:「うるさいうるさいうるさい……!」
    黒田コノカ:「……………喧しいですなあ」
    黒田コノカ:言い争いに挟むように呟く。
    黒田コノカ:「エルフィンミスチーフ殿。文句を垂れる前にやるべき事があるのでは?」
    『エルフィンミスチーフ』:「ああ……?」
    黒田コノカ:「先ほど、貴方はイイ思いをしたいと仰りましたが。貴方がこのまま聞くに堪えない言い争いを続けるならそれは一生叶わないままですよ?」
    黒田コノカ:「貴方は充分に自分の能力の有用性を示しました。しかし、現状は我々の敵だ」
    黒田コノカ:「このままここで仮初の"人生"を終えますか?」
    『エルフィンミスチーフ』:「……その前に聞いておきたいんだけどよ」
    黒田コノカ:「はい。どうぞ?」笑顔で小首を傾げる
    『エルフィンミスチーフ』:「マジでキングダムに反逆する気なのか?」
    『エルフィンミスチーフ』:「至上王とかいう奴を……まあ、別にそうじゃない奴もいるみたいだけど、倒すつもりなのかよ」
    黒田コノカ:「ふむ」
    黒田コノカ:顎に手を当てて、思案する。
    黒田コノカ:「そうですね……あくまで私の考える"反逆"という意味でお応えするなら」
    黒田コノカ:「いいえ」
    『エルフィンミスチーフ』:「そういや、あんただけ動機を話してないらしいな」
    『エルフィンミスチーフ』:「あんたは何でこいつらと一緒にいんだよ」
    黒田コノカ:「キングダムを崩す為ですよ?それ以外に何があるでしょう」
    『エルフィンミスチーフ』:「なのに一番てっぺんは倒さねえのかよ」
    黒田コノカ:「はい。では貴方に一つお聞きしましょうか。至上王とは、どういった王でしょうか」
    『エルフィンミスチーフ』:「知らねえよ。オレサマは八月革命とかいうのの前からずっとここにいたんだぜ」
    『エルフィンミスチーフ』:「けどまあ、小娘から聞いた感じだと、めちゃくちゃ強い暴君って感じじゃねえの?」
    黒田コノカ:(ふむ……その在り方は術者の精神に左右されるとはいえ、術者の詳細な価値観や記憶まで影響するという訳ではないか)
    黒田コノカ:「そうですね。大概の方はそう答えるでしょう」
    黒田コノカ:「恐るべき力を持った絶対的な一」
    黒田コノカ:「キングダムのありとあらゆる防衛線を崩そうとも、至上王を落とさない限りは勝ったとは言えない」
    黒田コノカ:「そう、絶対的な個なんですよ。彼女は」
    黒田コノカ:「キングダムが陥落しようと彼女が崩れないように」
    黒田コノカ:愉快そうに、両手を広げて嗤う。
    黒田コノカ:「彼女が健在でもキングダムは陥落する」
    黒田コノカ:「彼女以外の全てが落ち、国として機能しない学区にただ一人立つ至上王を見て──"キングダムは健在だ"と言えますか?」
    『エルフィンミスチーフ』:「おいおい……そりゃあんた」
    『エルフィンミスチーフ』:「国盗りじゃなくて、まるごと全部ぶっ壊そうってのかよ」
    『エルフィンミスチーフ』:「はああああー……! どいつもこいつもイカれてやがる」
    黒田コノカ:「それでも、簡単な道ではありませんがね。国が落ちるまで彼女が寝ているわけもなし」
    黒田コノカ:クツクツと笑い、エルフィンミスチーフに手を伸ばす。私が払える"誠意"はここまでだ。
    黒田コノカ:「どうでしょう?貴方の語る"イイ思い"はこの道筋のどこかで啜れそうですかな?」
    『エルフィンミスチーフ』:「めちゃくちゃ無理っぽいんだけどなあああ、破滅主義とか付き合ってらんねえんだけどなあああ」
    『エルフィンミスチーフ』:「最悪だ……命を握られてる……ハナから断れる訳ねえんだよな……」
    黒田コノカ:「そう身構える事もありません。貴方の見切りが付く所まで、精々好きに暴れてもらえば良い」
    黒田コノカ:「一々貴方にかけた手綱を握っている余裕など、時期に無くなる」
    黒田コノカ:「その余裕が失われるその時まで、働いてくれればそれで充分です」
    月海クレタ:「ちょっと! 何勝手に話まとめてるのよ! そいつはあたしの能力で動いてるんだからね!」
    白巻トバリ:「クレタちゃん……」
    月海クレタ:「全部ぶっ壊す、上等じゃない! もうここまで来たらやってやるわよ!」
    月海クレタ:「交渉する相手間違えないでよ! あたしのこと馬鹿にしてるんでしょ!」
    白巻トバリ:「(ああ、いままさに躓いて、負けて、その大事な味方と罵り合った所なのに……」
    黒田コノカ:「……………」軽く、目を見開く。
    白巻トバリ:「(ほんと、”イイ”なぁ……」手のひら返しも、責任転嫁も、その上で噛みついて、自分のために、自分の地位を高めるために口を出す、その愚かなまでの浅ましさ…
    黒田コノカ:掛け値なしに、驚いた。どうせ逃げ腰になるだろうから、キャロルに今回の件で与えられる罰を盾に従わせれば良いと思っていたが──。
    黒田コノカ:(……………熱に浮かされるとは言いますが)
    黒田コノカ:(貴方はどこまで飛んでいくのでしょうなあ)
    黒田コノカ:先程まで向けていた嘲笑を引っ込め、クレタに向けて頭を下げる。
    黒田コノカ:「これは大変失礼を。一度、道を違えた我々ですが──」
    黒田コノカ:「同じ夢を追う為、その力……お貸し願えますか?クレタ様」
    月海クレタ:「ふん……いいわ、頼まれてあげようじゃない」
    月海クレタ:「もうただのお荷物じゃないわ! せいぜい頼りにしなさい!」
    不発ナカズ:「一緒に頑張ろうねぇ〜」
    黒田コノカ:「光栄です」目を細めて笑う。
    マリガル・ノルトル:「頼りになる仲間が戻ってきたところで」
    白巻トバリ:「うんうん、仲間だね、流石私の親友クレタちゃんだね…」感涙
    マリガル・ノルトル:「エルフィンミスチーフだっけ?名前間違ってないよな」
    月海クレタ:「あんたと組みたくないのは変わりないんだけど……」トバリに
    『エルフィンミスチーフ』:「おう、オレサマはエルフィンミスチーフだぜ」
    白巻トバリ:「えーそんなー…」(耳を失ってしなしなー
    マリガル・ノルトル:「黒田の大将はああはいったが。今回ザコ様たちぶん殴ってきた分の借り返した後でお前が同行すんのがマジでごめんだっつーなら」
    マリガル・ノルトル:「別に、手綱緩めるとか関係ねえわ。いやならザコ様が遠くまで連れてってやっから。そんときゃ言え」
    黒田コノカ:(………面倒な奴だ)
    『エルフィンミスチーフ』:「変な奴だな」
    『エルフィンミスチーフ』:「まあだからって他のどこで生きられるかって話だしな」
    『エルフィンミスチーフ』:「マジでやばくなったら頼むわ」
    マリガル・ノルトル:「おう、じゃあとな」
    マリガル・ノルトル:「お前名前長い」
    マリガル・ノルトル:「エルフィンでいい?」
    マリガル・ノルトル:「ミスチーフでもいいけど」
    『エルフィンミスチーフ』:「好きに呼べよ。理事会が勝手に付けた名前だし、生まれて一時間も経ってねえし、愛着もねえよ」
    マリガル・ノルトル:「ふーん、じゃ。エルフィンで。よろしくな」
    マリガル・ノルトル:手を伸ばす
    『エルフィンミスチーフ』:「もう木を動かす力も殆ど残ってねえよ、運んでくれ」木の体が解けて本体を露出させる。
    マリガル・ノルトル:「そいつぁお疲れさんだ」本体を拾う
    マリガル・ノルトル:「っしじゃあこれで」
    マリガル・ノルトル:「エルフィンゲットだな!」
    月海クレタ:「あたしのなのに……」
    白巻トバリ:「私がいますよー」すすすっとクレタちゃんの傍に
    月海クレタ:「寄るな!」
    不発ナカズ:「仲良しだねぇ〜」
    白巻トバリ:「ええ、仲良しですよ、大好き!」

    GM:シーンカット
    GM:ロイス・購入タブでロイス取得、購入ができます
    マリガル・ノルトル:十字冠の処理します
    マリガル・ノルトル:108-10-1d10
    DoubleCross : (108-10-1D10) → 108-10-7[7] → 91

    マリガル・ノルトル:ふーふー
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルの侵蝕率を-17増加(108 → 91)
    不発ナカズ:ロイス マリガル・ノルトル 有意/〇厭気
    不発ナカズ:購入は……高性能治療キット
    不発ナカズ:3DX+1>=9 高性能治療キット
    DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 10[2,5,10]+9[9]+1 → 20 → 成功

    不発ナカズ:買えたのでHPの低い人……トバリちゃんに高性能治療キットをパスして終了です
    黒田コノカ:ロイスは……クレタさんに取るか。   好奇心○/侮蔑
    マリガル・ノルトル:PCにとっとくかな
    黒田コノカ:購入はボデマでも狙っておきます
    黒田コノカ:2dx+1>=12
    DoubleCross : (2DX10+1>=12) → 10[9,10]+6[6]+1 → 17 → 成功

    黒田コノカ:よっしゃ。装備
    白巻トバリ:コノカちゃん 〇よく考えてるなぁ/味方に向ける視線が時々怖いなー
    マリガル・ノルトル:エルフィン ●よろしくな/性格悪いなお前
    不発ナカズ ●仲間/思想ヤバイなお前
    白巻トバリ ●仲間/愛もほどほどにしとけよ

    白巻トバリ:調達はナカズちゃん用に強化素材
    白巻トバリ:4dx+6>=15
    DoubleCross : (4DX10+6>=15) → 10[3,9,10,10]+8[8,8]+6 → 24 → 成功

    白巻トバリ:へいぱーす!
    白巻トバリ:あと回復
    白巻トバリ:白巻トバリのHPを3D10(→ 15)増加(4 → 19)
    不発ナカズ:さんきゅー! 雷将神器にはっつけてガード値+1!
    マリガル・ノルトル:3d10
    DoubleCross : (3D10) → 15[8,3,4] → 15

    マリガル・ノルトル:HP25高級キット使用
    マリガル・ノルトル:照準器購入いきます
    従者a:5dx>=15
    DoubleCross : (5DX10>=15) → 10[4,4,8,9,10]+4[4] → 14 → 失敗

    従者b:5dx>=15
    DoubleCross : (5DX10>=15) → 10[4,6,9,10,10]+8[4,8] → 18 → 成功

    マリガル・ノルトル:やっと変えた……ザコ様装備します
    従者c:5dx>=15
    DoubleCross : (5DX10>=15) → 10[2,6,7,9,10]+7[7] → 17 → 成功

    マリガル・ノルトル:従者aにも装備

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    クライマックス


    GM:全員登場!
    GM:準備できた人から登場侵蝕をお願いします。
    黒田コノカ:黒田コノカの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(77 → 81)
    不発ナカズ:不発ナカズの侵蝕率を1D10(→ 3)増加(91 → 94)
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルの侵蝕率を1D10(→ 3)増加(91 → 94)
    白巻トバリ:白巻トバリの侵蝕率を1D10(→ 7)増加(81 → 88)

    キャロル・ホプキンス:「ふむ……なるほど……」
    糖蔵院サイロ:「キャロルさんどうしたんだヨ」
    キャロル・ホプキンス:「いえ! クレタさんのお陰でちょっといいことを思い付きまして!」
    白巻トバリ:「おお、何か特別な作戦が!」
    キャロル・ホプキンス:「これで、大博物館に攻め込むのが現実味を帯びてきた気がします!」
    黒田コノカ:「ほう」
    不発ナカズ:「部長〜、どんな名案ですか〜?」
    マリガル・ノルトル:「聞かせろ聞かせろ」
    キャロル・ホプキンス:「帰りながら話しましょう! あまりゆっくりもしていられません!」
    白巻トバリ:「確かに、ノドスの子たちと鉢合わせ、は勘弁ですねー」
    『エルフィンミスチーフ』:「帰り道なら案内できるぜ」
    黒田コノカ:「早速頼りになりますなぁ」
    マリガル・ノルトル:「お、助かるな。頼むわ」
    『エルフィンミスチーフ』:「とりあえずはこの部屋から出て……」
    GM:その時だった。
    昆虫兵:ジジッジジジッ
    昆虫兵:人間大の巨大な昆虫が、木々の隙間を縫うように現れる。
    昆虫兵:明らかに戦闘用に調整された生物。理性は感じないが、敵意だけは感じる。
    『エルフィンミスチーフ』:「げっ……! 理事会の奴らこんなもんも用意してやがったのか!」
    黒田コノカ:「…………主として何か命令できたりしませんか?」
    『エルフィンミスチーフ』:「別に主じゃねえよ! 植物は操れるけどアレは無理!」
    マリガル・ノルトル:「ん〜、こっち来て結構見てきたつもりだが。今日は特段と変なもん見るなあ」
    白巻トバリ:「樹液を餌に懐柔とか…」
    マリガル・ノルトル:「強そうじゃね?アレ」
    黒田コノカ:「それは残念」ため息
    『エルフィンミスチーフ』:「理事会の奴ら、オレサマを利用するのは諦めたくせに奪われるのは嫌だからってあんなもんを用意してやがったんだ!」
    不発ナカズ:「強そうだよねぇ〜」
    黒田コノカ:「愛されているじゃないですか。我々としては迷惑も良い所ですが」ピストルをホルスターから抜いて構える。
    昆虫兵:ジジッジジジジッ――羽音を鳴らして襲いかかる――
    昆虫兵:爪を繰り出す、その寸前。
    昆虫兵:体が白く炎上した。
    昆虫兵:「ギャギャガギャギャギャ!?」
    黒田コノカ:「──おや」
    昆虫兵:のたうち回り、動かなくなる。
    黒田コノカ:(この炎は……)
    マリガル・ノルトル:「虫くぅぅぅぅぅぅん!!?」蜜で懐柔しようとしていた
    “ホワイトロット”:「――どうやら、何とか間に合ったようだな」
    白巻トバリ:「……エルフィン、もう一段下あたりに落とせたりしません?」
    『エルフィンミスチーフ』:「……もうそんな力残ってねえよ」
    黒田コノカ:「助けて頂いてありがとうございます、と言う必要はあるでしょうか?」
    “サプロファイト”:「やっほー、来ちゃった」
    黒田コノカ:一歩下がる。
    “ホワイトロット”:「何の?」
    不発ナカズ:「こんにちは〜」手を振る
    “ホワイトロット”:《原初の灰:ラストファクトリー》
    白巻トバリ:「助けてくれてありがとうございますー……それじゃ!」
    “ホワイトロット”:範囲(選択)で昆虫兵を復活させます。
    “ホワイトロット”:代わりに自分のHPを0に。
    “ホワイトロット”:Eロイス『不滅の妄執』の効果で復活。
    マリガル・ノルトル:「おいおいおい。夏の終わりのセミみてぇな挙動しやがって」
    GM:炎上した昆虫兵が燃えたまま立ち上がる。
    GM:ただし
    輪廻蟲:その顔には白い仮面が張り付いている。
    黒田コノカ:「…………どうして私達の道はこれほどまでに困難に満ちているのでしょうなぁ」
    黒田コノカ:白い仮面を見てうなじに冷や汗が浮かぶ。
    キャロル・ホプキンス:「白い仮面……聞いたことがあります」
    キャロル・ホプキンス:「――輪廻の獣アルマ・レグナム
    “ホワイトロット”:「流石にそれくらいは知ってるか」
    “ホワイトロット”:「ただ、俺のは少し特別製だよ」
    “ホワイトロット”:「簡単に言えば感染させることができる輪廻の獣」
    “ホワイトロット”:「殺した敵もこうして輪廻の獣として蘇らせることもできる」
    黒田コノカ:「冗談も休み休み言えよ、貴様……」
    白巻トバリ:「そうして戦わせたりもできる、と……」
    黒田コノカ:思わず素の口調が飛び出る。
    “サプロファイト”:「それがさ、こいつ冗談とか言えないの」
    “サプロファイト”:「つまんない奴でごめんねー」
    不発ナカズ:「いいよぉ〜。ついでに通してくれるともっと嬉しいなあ」
    “サプロファイト”:「いいよぉ〜」口調を真似して
    “サプロファイト”:「ただし」
    “ホワイトロット”:「『エルフィンミスチーフ』は置いていってもらおうか」
    マリガル・ノルトル:「無理だな」
    マリガル・ノルトル:「そもそもザコ様の目的は蜜と……それとこいつだし」
    マリガル・ノルトル:「こいつは死にたくないらしい。殺すんだろ?置いてったあとで」
    “ホワイトロット”:「別に、今すぐ燃やしても構わないが」
    マリガル・ノルトル:「そらごめんこうむる。で、お前の能力」
    マリガル・ノルトル:「燃やして死体にして操作……かぁ。これってよぉ。微妙なとこだよなぁ。個人の能力にケチつけてもしゃーねーしな」支配に含むかいなか
    “ホワイトロット”:「安心しろよ。お前達に使うのは、燃やすまでだ」
    マリガル・ノルトル:「”支配”だ云々はあとで考えてとりまやる……ってお前らの意見聞いてなかったな。どう思う?」後ろの仲間に振り返る。独断専行はそれはそれで一つの支配ゆえ
    月海クレタ:「そもそもこいつはあたしのよ! 渡す訳ないじゃない!」
    糖蔵院サイロ:「ここで帰って樹液のケーキだけ食べるってのも悪くはないガ」
    白巻トバリ:「んー……クレタちゃんもこういってますし、キャロル様のためにも失うわけにはいきませんし?」ちょっと考えて、ないなって可愛らしく首をかしげて否定して
    糖蔵院サイロ:「欲張りなんでネ。もっといっぱい食いたイ。その為に必要なもんは置いてけねえナ」
    『エルフィンミスチーフ』:「オレサマ死にたくねえ!」
    黒田コノカ:「そもそもここで自分の命惜しさに………身を退けるような賢人ならこんなところに立ってはいないでしょうなあ」
    黒田コノカ:"命惜しさに"という言葉に自分で苦笑しつつ、肩を竦める。
    不発ナカズ:「私は別に渡しても良いけど〜?」
    『エルフィンミスチーフ』:「えっ……」
    不発ナカズ:「代わりに〜、一つ……いや、二つかな〜?」
    不発ナカズ:「そのロボットをくれるならだけどねぇ〜」
    不発ナカズ:彼らの機体を指差す
    “サプロファイト”:「こんなの何に使うのさ」
    不発ナカズ:「それなら〜、理事会兵器を失っても〜おつりがくるくらいだから〜」
    “サプロファイト”:「これ、元々普通の社会人の素体なんだよね」
    “サプロファイト”:「俺の『ドレスデン』は俺が直接改造して」
    “サプロファイト”:「こいつの『イシュタム』はこいつの能力で輪廻の獣化してる」
    “サプロファイト”:「それ全部元に戻してからでオッケーならあげるよ?」
    不発ナカズ:「社会人が素体かぁ〜……ざんね〜ん」
    不発ナカズ:「それじゃ〜理事会兵器とは釣り合わない〜」
    マリガル・ノルトル:「しゃーかーいーじーんーのーそーたーい?」
    マリガル・ノルトル:「何、専用のロボじゃねーの?あの町にいた連中とかと同じってこと?」
    “サプロファイト”:「十律者の機神みたいにはいかないのさ」
    マリガル・ノルトル:「……一つ聞くが。その素体って奴には。意思・・はあったのか?」
    “サプロファイト”:「そりゃ――」
    “ホワイトロット”:「関係あるのか?」遮るように
    “ホワイトロット”:「意思があろうが、なかろうが、俺達が盗んだことに違いはない」
    “ホワイトロット”:「稼働前だとしても、意思を持つはずだった個体の、意思が生まれる前に俺達が使ったことになる」
    “ホワイトロット”:「何も変わらないだろ」
    “サプロファイト”:「おい、何でそんなわざわざ地雷踏むような真似……」
    “ホワイトロット”:「やっぱりお前は温いよ“サプロファイト”」
    “ホワイトロット”:「最初から、こいつらとは交渉の余地はない」
    “ホワイトロット”:「思ったよりいい奴だったから気が引けましたとか」
    “ホワイトロット”:「そういう言い訳が欲しいか?」
    マリガル・ノルトル:「ぐつぐつ来てんぜ。マジで」
    マリガル・ノルトル:「そこまで考えて。わざわざいう奴が。そういう手段をとるなら」
    マリガル・ノルトル:「何が起きてんのか是非説明が欲しいところだ。ザコ様あたまザコだからよぉ」
    “ホワイトロット”:「単純だよ」
    “ホワイトロット”:「死ぬ気で来いよ、理想主義者――そう言ってる」
    “サプロファイト”:「すっげえブーメラン……」小声
    キャロル・ホプキンス:「ではお言葉に甘えていきましょう!」
    キャロル・ホプキンス:「いえ、助かりました! 最初からあなた達と和解の道はないと分かっていましたので!」
    キャロル・ホプキンス:「そうやって悪ぶっていただけて、遠慮なく倒せるというものです!」
    キャロル・ホプキンス:「――さあ! 彼らを倒してキングダムに帰りましょう!」
    不発ナカズ:「本体で〜来てくれるなら〜仲良くできたんだけどなぁ」不発は構えない。しかし、その背後には武器が浮いて待機している
    不発ナカズ:「いつか〜顔を見せてくれると〜嬉しいなぁ」
    黒田コノカ:「……言わぬが花。う〜む、良い言葉ですなあ」
    黒田コノカ:苦笑と共にピストルを手の内で弄ぶ。
    黒田コノカ:(踏み心地の良い土台で結構な事だ。少しは気を張る甲斐もあるというもの──)
    白巻トバリ:「うんうん、なんだかんだ友達になれそうな気はしますねー、立場が違えばー」困ったように微笑んで
    白巻トバリ:「とはいえ今は……残念ですが合コン失敗ということで」
    白巻トバリ:「それでは兵器の破壊者君、その行いで平和に近づくとでも思っているのなら、その思い上がり理想を失意に誘いましょう」スカートをつまんで優雅にお辞儀をする
    マリガル・ノルトル:「ここ最近考えてたんだよな〜」手で頭を持ち左右に振り鈍い音を鳴らす
    マリガル・ノルトル:「キングダム片付いたらどうすっかなって」
    マリガル・ノルトル:「どっか別の学区?それとも卒業後にFH・・UGN・・・か」
    マリガル・ノルトル:「どこを平らにすっかって。さっき決まったわ」
    マリガル・ノルトル:「次はお前らノドスだ」
    マリガル・ノルトル:「だからよぉ。ザコ様がキングダム平らにする前に、」
    マリガル・ノルトル:「止めとけよ」
    マリガル・ノルトル:「とりまいまは。その身体。ぶんどり返す!!かかってきな!!」
    “サプロファイト”:「あーあ、やる気にさせちゃった」
    “サプロファイト”:「仕方ない、こっちもやる気出していきますか」
    “サプロファイト”:「ノドスチルドレン23rd“サプロファイト”、罪の仔トバルカイン『ドレスデン』」
    “サプロファイト”:「――交戦に入る」
    “ホワイトロット”:「ノドスチルドレン15th“ホワイトロット”、罪の仔トバルカイン『イシュタム』」
    “ホワイトロット”:「――敵は殺す」

    サブロファイト     ホワイトロット

    GM:二体のトバルカインが放つ威圧的なレネゲイドがあなた達の衝動を喚起する。
    GM:衝動判定! 難易度は9!
    黒田コノカ:6dx>=9
    DoubleCross : (6DX10>=9) → 10[2,5,5,5,7,10]+9[9] → 19 → 成功

    不発ナカズ:6DX+1>=9 衝動判定
    DoubleCross : (6DX10+1>=9) → 9[4,4,4,5,7,9]+1 → 10 → 成功

    不発ナカズ:2D10 衝動侵蝕
    DoubleCross : (2D10) → 20[10,10] → 20

    不発ナカズ:不発ナカズの侵蝕率を20増加(94 → 114)
    マリガル・ノルトル:3dx+4>=9
    DoubleCross : (3DX10+4>=9) → 5[2,4,5]+4 → 9 → 成功

    GM:な、ナカズちゃん……
    黒田コノカ:黒田コノカの侵蝕率を2D10(→ 6)増加(81 → 87)
    白巻トバリ:4dx>=9
    DoubleCross : (4DX10>=9) → 10[5,5,6,10]+6[6] → 16 → 成功

    マリガル・ノルトル:あぶね〜!
    黒田コノカ:やば……
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(94 → 103)
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルの侵蝕率を1D10(→ 3)増加(103 → 106)
    マリガル・ノルトル:まあ、平均よりちょいうえか
    白巻トバリ:白巻トバリの侵蝕率を2D10(→ 15)増加(88 → 103)
    白巻トバリ:きゃあああ!?
    GM:いと高き大十字冠が輝き、あなた達に加護を与える。
    【神聖二重冠(ダブルクロス)】 クライマックスフェイズ中に限り、あなたが持つ【十字冠】をアップグレードし、効果を以下のように書き換える。

    あなたは、シナリオ中に一回のみ、以下の効果の中からどれか一つを選んでオートアクションで使用できる。
    ・このメインプロセスでは、あなたが受ける【判定ダイスへの侵蝕率ボーナス】の値を3倍にする。
    ・このメインプロセスでは、あなたが受ける【エフェクトLVへの侵蝕率ボーナス】の値を2倍にする。これによってエフェクトの使用回数は増えない。
    ・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させ、あなたのHPを+[上昇分×3]点回復する。この時、HP上限を超えることはできない。
    ・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。あなたがこのメインプロセスで行う攻撃の攻撃力を+[上昇分×2]点増やす。
    ・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。あなたがこのメインプロセスで行う判定の達成値を+[上昇分×3]点増やす。
    ・この戦闘のバックトラックでは、あなたが昇華したタイタスを1個、ロイスとして再取得できる。ただし、この効果は昇華前にSロイスに指定したロイスしか対象にできない。
    ・この戦闘のバックトラックでは、最終侵蝕値によって得られる経験点を3倍にする。

    GM:十字冠が神聖二重冠にアップデートされます。
    GM:エンゲージはこちら
    “ホワイトロット”[8]、“サプロファイト”[5]、輪廻蟲A[4]、輪廻蟲B[4]、輪廻蟲C[4]
    │10m
     黒田コノカ[10]、白巻トバリ[4]、マリガル[10]、不発ナカズ[8]、従者A~C[9]
    GM:戦闘開始前にいくつか説明することがあります。
    黒田コノカ:なっなんだ
    “ホワイトロット”:先程発動したように、Eロイス『不滅の妄執』を所持しています。
    “ホワイトロット”:解除条件は、自身以外の行動によって3回『不滅の妄執』の効果で復活することです。
    黒田コノカ:3回ィ〜〜!?
    白巻トバリ:く、くそたいきゅうー!?
    マリガル・ノルトル:こわ〜!!!
    “サプロファイト”:そしてEロイス『虚実崩壊』
    “サプロファイト”:Eロイス『罪の仔ら』を持つエネミーは操縦者のタイタスを昇華してDロイスの効果を使用できる。この効果はPC一人が神聖二重冠の効果を放棄する度に1ラウンド無効化できる。
    黒田コノカ:ふむ……
    GM:神聖二重冠効果放棄はセットアップ前、1ラウンド目は今決断してもらいます
    白巻トバリ:では私が切ります
    “サプロファイト”:では1ラウンド効果が無効化されます

    GM:そして、今使えるNPCカードを提示します。
    “免罪王”キャロル・ホプキンス ☆1 セットアップに使用。対象:範囲(選択)。このラウンド中、対象のキャラクターを暴走させ、攻撃力を+15する。この効果は拒否できる。
    ☆2 クライマックスフェイズでは☆1の効果を+18に変更する。

    “ハルシネーション”月海クレタ ☆1 判定の直前に使用。判定ダイスを+3し、その判定の達成値を-1する。1ラウンド1回まで使用可能。
    “プレザーブ・ファーマー”糖蔵院サイロ ☆1 ダメージを受ける直前に使用する。そのダメージを-6d10する。1シナリオ1回まで使用可能。     
    ☆2 攻撃のダメージを算出する直前に使用する。☆3で軽減したダメージ分、その攻撃の攻撃力を上昇する。1シナリオ1回まで使用可能。

    『エルフィンミスチーフ』 ☆1 PC及びその従者にカバーリングを行わせる。 この効果を使用しても行動済みにはならず、行動済みでも使用できる。1ラウンド1回使用可能。

    GM:免罪王がパワーアップしてエルフィンミスチーフが追加されました。
    黒田コノカ:おおッ!頼りになるぜ〜〜
    マリガル・ノルトル:助かるな
    GM:ではセットアップ! 今回も行動値順に処理していきます。
    GM:10のお二人から
    マリガル・ノルトル:おっす。戦術を使います
    マリガル・ノルトル:自分以外の味方PC&従者のメジャーダイスを+6
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルの侵蝕率を6増加(106 → 112)
    黒田コノカ:ありがたく受け取るぜ
    白巻トバリ:助かるー
    マリガル・ノルトル:まあ、この戦術案だしたの黒田さんだけどね
    黒田コノカ:では私だ
    黒田コノカ:えぇ?
    黒田コノカ:《活性の霧+鮮血の奏者+タブレット+多重生成》4人を対象に攻撃力+30、ドッジダイス-2個。侵蝕12
    黒田コノカ:対象はマリガルさん以外のPCと従者a君にしようか
    黒田コノカ:黒田コノカの侵蝕率を12増加(87 → 99)
    マリガル・ノルトル:ありがたい!それでお願いします!
    白巻トバリ:ぱわーあっぷ!
    不発ナカズ:受理ー!
    GM:では行動値8、PC優先でナカズちゃん
    不発ナカズ:セットアップ▼《原初の黄:ソードマスター》(侵食率+4)
    不発ナカズ:効果:効果の対象は装備している武器1つを選択する。ラウンド間、選択した武器を使用した攻撃の判定の達成値+[LV×3]。
    不発ナカズ:指定は雷将神器。
    不発ナカズ:不発ナカズの侵蝕率を4増加(114 → 118)
    GM:ではホワイトロット
    “ホワイトロット”:《螺旋の悪魔》暴走し、ウロボロスエフェクトの攻撃力+18。
    “ホワイトロット”:《極限暴走》《背徳の理》 シーン間、ウロボロスエフェクトを使用した判定ダイス+8。
    “ホワイトロット”:変異暴走:自傷によりHPを5d10失い、暴走解除。
    “ホワイトロット”:不滅の妄執でHP1になってたので戦闘不能。
    “ホワイトロット”:《ラストアクション》戦闘不能時、追加行動。
    黒田コノカ:うわァ!
    “ホワイトロット”:メインプロセスを行います。
    “ホワイトロット”:マイナーでPC達にエンゲージ。
    “ホワイトロット”:《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:災厄の炎》《散滅の腕》《原初の黒:インフェルノ》《原初の虚:ナーブジャック》 エンブレム『殲滅者』使用 20dx7+8 攻撃力36 範囲(選択) 命中したら対象が受けている常時以外のエフェクト効果を解除し、追加で指定したメジャーアクションをさせ、ダメージを与えたら行動済みにする。
    “ホワイトロット”:対象はPC全員と従者3体。
    GM:※IA初版裁定です。
    黒田コノカ:おのれFEAR……
    白巻トバリ:どういうことなの・・・w
    GM:対応はあるかな?
    マリガル・ノルトル:えーと
    マリガル・ノルトル:災厄の火と殲滅者か。これ、守護者は効くのかな?
    GM:守護者は適用可能です
    マリガル・ノルトル:多分、孤独は効かなそうだから。切るなら今か
    GM:孤独も効くよ
    不発ナカズ:孤独はきくよ(FAQに災厄の炎と孤独の魔眼について書いてある)
    白巻トバリ:対抗《時の棺》その判定は失敗!
    “ホワイトロット”:ちっ
    白巻トバリ:白巻トバリの侵蝕率を10増加(103 → 113)
    “ホワイトロット”:戦闘不能になり、『不滅の妄執』によって復活
    GM:ではセットアップの続き
    “サプロファイト”:《機械化手術》《女王の降臨》《癒しの水》《クロックフィールド》+《タブレット》 射程視界化。対象の対象のHPの現在地と最大値を+110し、HPを6D10+3回復し、行動値を+5する。
    “サプロファイト”:対象は“ホワイトロット”
    “サプロファイト”:6d10
    DoubleCross : (6D10) → 28[7,6,2,1,3,9] → 28

    “ホワイトロット”:141回復
    “ホワイトロット”:行動値13に
    “サプロファイト”:Eロイス『唯我独尊』
    “サプロファイト”:追加でセットアップを行います
    “サプロファイト”:《クロックフィールド》 範囲(選択)の対象の行動値+5。
    “サプロファイト”:自身と輪廻蟲の行動値+5
    “サプロファイト”:行動値10に
    輪廻蟲:こっちは9に
    GM:では行動値4のトバリちゃん
    白巻トバリ:セットアップ【真・それは遅刻で時間切れ】《灰色の庭》+《コズミックインフレーション》対象の行動値−12(侵蝕4) 対象はサプロ君と虫のエンゲージ
    白巻トバリ:白巻トバリの侵蝕率を4増加(113 → 117)
    GM:全員行動値が一気に0に!
    キャロル・ホプキンス:NPCカードが発動します。
    キャロル・ホプキンス:暴走と引き換えに攻撃力を18増やせるぜ! 受け取るか選びな!
    不発ナカズ:受理、そして暴走!
    黒田コノカ:ありがたく受け取るぜ〜〜。暴走!
    白巻トバリ:ぎゅんとのびるよ!
    マリガル・ノルトル:受けます!
    マリガル・ノルトル:従者も全員
    GM:ではこれでセットアップ終了
    GM:イニシアチブ処理していきます
    GM:まずは行動値13、“ホワイトロット”
    “ホワイトロット”:マイナーはなし
    “ホワイトロット”:《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:災厄の炎》《散滅の腕》《原初の白:生命吸収》 20dx7+8 攻撃力36 範囲(選択) 命中したら対象が受けている常時以外のエフェクト効果を解除し、ダメージを与えたらHP18失わせ、HP18回復する。
    “ホワイトロット”:対象はPC全員と従者3体
    マリガル・ノルトル:その攻撃に対して
    マリガル・ノルトル:Dロイス守護者を切ります
    “ホワイトロット”:では単体化してマリガルさんを狙うぜ
    マリガル・ノルトル:ザコ様単体に!
    マリガル・ノルトル:こい!
    “ホワイトロット”:20dx7+8
    DoubleCross : (20DX7+8) → 10[1,2,2,2,4,6,6,6,7,8,8,8,9,9,9,9,10,10,10,10]+10[1,1,2,2,4,4,5,5,6,8,10,10]+6[4,5,6]+8 → 34

    マリガル・ノルトル:ははは、リア不!
    “ホワイトロット”:ダメージ!
    “ホワイトロット”:4d10+36
    DoubleCross : (4D10+36) → 22[8,8,3,3]+36 → 58

    マリガル・ノルトル:当然死!キャロルさへのロイスをタイタスにして復活。HP11だが
    マリガル・ノルトル:ここからまた削れるのかな
    “ホワイトロット”:更に18HPを失ってもらいます
    “ホワイトロット”:こっちは18回復
    マリガル・ノルトル:はーいもっかい死にます
    マリガル・ノルトル:エルフィンのロイスをタイタスにして復活
    マリガル・ノルトル:HP11
    GM:免罪王のNPCカードはエフェクト効果じゃないので持続します
    マリガル・ノルトル:なるほど!助かるね
    マリガル・ノルトル:残ロイス4です
    GM:守護者の侵蝕上昇もお願いします
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(112 → 121)
    マリガル・ノルトル:効く〜
    GM:では行動値10のお二人!
    黒田コノカ:では自分から
    黒田コノカ:まずマイナーで暴走解除
    黒田コノカ:フォールンピストルの効果を起動し、ホワイトロット君を射撃します
    マリガル・ノルトル:いけいけ〜!
    黒田コノカ:11dx+14
    DoubleCross : (11DX10+14) → 10[1,1,1,2,4,5,6,7,10,10,10]+4[1,2,4]+14 → 28

    黒田コノカ:まあまあ
    黒田コノカ:ドッジC値は+1です
    “ホワイトロット”:どっちにしろ当たるしガード!
    “ホワイトロット”:ダメージどうぞ!
    黒田コノカ:この際に
    黒田コノカ:ハイペリオンフォートの効果も起動してダメージに+10します
    黒田コノカ:3d10+66
    DoubleCross : (3D10+66) → 22[7,6,9]+66 → 88

    黒田コノカ:そこそこのダメージだ
    “サプロファイト”:《電磁バリア》ダメージを1d10+8軽減。
    “サプロファイト”:88−1d10−8
    DoubleCross : (88-1D10-8) → 88-4[4]-8 → 76

    “ホワイトロット”:76ダメージ受けます
    黒田コノカ:いいの持ってるじゃない。以上です
    マリガル・ノルトル:よっしでは私だ
    マリガル・ノルトル:サプヤンを落としにかかるぜ
    マリガル・ノルトル:マイナーで暴走解除
    マリガル・ノルトル:メジャーでボルトアクションライフル使ってサプロファイトに射撃だ
    “サプロファイト”:来い!
    マリガル・ノルトル:3dx+17
    DoubleCross : (3DX10+17) → 8[6,6,8]+17 → 25

    マリガル・ノルトル:ふう、なんとか20越えたね
    “サプロファイト”:ガード。《磁力結界》 ガード値+4d10
    マリガル・ノルトル:げぇ〜
    マリガル・ノルトル:ダメージいきます
    マリガル・ノルトル:3d10+8+18
    DoubleCross : (3D10+8+18) → 21[9,7,5]+8+18 → 47

    “サプロファイト”:47−4d10
    DoubleCross : (47-4D10) → 47-13[7,1,4,1] → 34

    “サプロファイト”:《電磁反応装甲》ダメージ20軽減。
    “サプロファイト”:1枚使用して14ダメージに抑えます
    マリガル・ノルトル:やるね。手番終了だ
    GM:では行動値9、従者s
    マリガル・ノルトル:あいあいさ〜
    マリガル・ノルトル:エンゲージされてっから移動はできないから
    従者a:マイナーで暴走解除
    従者a:メジャーでホワイトロット君に攻撃だ
    “ホワイトロット”:来い!
    マリガル・ノルトル:12dx+16
    DoubleCross : (12DX10+16) → 10[2,5,5,5,5,7,7,8,8,9,10,10]+6[1,6]+16 → 32

    マリガル・ノルトル:よし
    “ホワイトロット”:ドッジ
    “ホワイトロット”:4dx>=32
    DoubleCross : (4DX10>=32) → 5[1,1,3,5] → 5 → 失敗

    “ホワイトロット”:ダメージどうぞ!
    マリガル・ノルトル:4d10+7+48
    DoubleCross : (4D10+7+48) → 19[1,1,9,8]+7+48 → 74

    マリガル・ノルトル:こいつだけ黒田さんバフ受けてる
    “サプロファイト”:《電磁バリア》ダメージを1d10+8軽減。
    “サプロファイト”:74−1d10−8
    DoubleCross : (74-1D10-8) → 74-3[3]-8 → 63

    “ホワイトロット”:63ダメージ
    マリガル・ノルトル:うお〜このまま連撃いくぜ
    従者b:マイナー暴走解除からのメジャー射撃でホワイトロット君
    マリガル・ノルトル:相談入りましたので攻撃対象サプロファイトくんに変更して射撃攻撃
    マリガル・ノルトル:12dx+16
    DoubleCross : (12DX10+16) → 10[1,1,1,2,2,3,3,5,8,8,9,10]+2[2]+16 → 28

    “サプロファイト”:ガード《磁力結界》 ガード値+4d10
    マリガル・ノルトル:3d10+7+18
    DoubleCross : (3D10+7+18) → 15[9,1,5]+7+18 → 40

    “サプロファイト”:40−4d10
    DoubleCross : (40-4D10) → 40-25[7,6,9,3] → 15

    “サプロファイト”:そのまま受けます
    マリガル・ノルトル:結構引かれたぜ
    従者c:ラスト マイナー暴走解除
    従者c:メジャー サプくん射撃
    従者c:12dx+16
    DoubleCross : (12DX10+16) → 10[1,2,2,3,3,4,6,7,8,8,9,10]+8[8]+16 → 34

    “サプロファイト”:ガード《磁力結界》 ガード値+4d10
    従者c:ダメージ
    従者c:4d10+7+18
    DoubleCross : (4D10+7+18) → 23[9,4,2,8]+7+18 → 48

    “サプロファイト”:48−4d10
    DoubleCross : (48-4D10) → 48-19[5,1,3,10] → 29

    “サプロファイト”:《電磁反応装甲》ダメージ20軽減。
    “サプロファイト”:一枚切って9ダメージ
    マリガル・ノルトル:装甲削れたのはよかった
    マリガル・ノルトル:以上
    “サプロファイト”:まだ半分には行かないくらい
    GM:では行動値8のナカズちゃん……の前に
    “サプロファイト”:そろそろやばそうな気配がしたので
    “サプロファイト”:《鼓舞の雷》
    “サプロファイト”:対象は自身
    “サプロファイト”:メインプロセスを行います。
    “サプロファイト”:《戦乙女の導き》《癒しの水》《ソーマの雫》《さらなる力》 対象の次のメジャーダイス+4、攻撃力+5、HPを6d10+23回復し、判定に成功した場合未行動にする。
    “サプロファイト”:タブレットを使用して射程視界にして、対象はホワイトロット
    “サプロファイト”:RC判定します
    “サプロファイト”:6dx+4>=20
    DoubleCross : (6DX10+4>=20) → 10[1,1,2,3,7,10]+5[5]+4 → 19 → 失敗

    “サプロファイト”:《夢の雫》 達成値+12。
    “サプロファイト”:成功です
    黒田コノカ:貴様〜〜ッ
    “サプロファイト”:回復ダイス
    白巻トバリ:まった
    “サプロファイト”:むっ
    白巻トバリ:成功ッて20だよね
    不発ナカズ:夢の雫で+されて達成
    “サプロファイト”:ハッ……!
    白巻トバリ:オート《グラビティバインド》 対象の達成値−12(侵蝕3) 対象はもちろんサプロファイト!
    “サプロファイト”:くっそ〜〜〜〜〜〜!
    白巻トバリ:ラウンド一回だけど、それは却下!
    マリガル・ノルトル:め、女神……!!
    不発ナカズ:ピッタリ!
    白巻トバリ:白巻トバリの侵蝕率を3増加(117 → 120)
    “サプロファイト”:だが回復はさせてもらう!
    “サプロファイト”:6d10+23
    DoubleCross : (6D10+23) → 34[2,6,10,7,7,2]+23 → 57

    “ホワイトロット”:57回復します
    GM:では、未行動になれなかったので通常のイニシアチブ処理していきます
    GM:行動値8、ナカズちゃん!
    不発ナカズ:はーい
    不発ナカズ:マイナー▼《原初の青:猛毒の雫》(侵蝕+3)
    不発ナカズ:マイナー▼《原初の黒:ライトスピード》(侵蝕+7)
    不発ナカズ:効果:このメインプロセスの間、あなそのメインプロセスに行う攻撃で1点でもHPダメージを与えた場合、邪毒ランクLVを付与する。
    不発ナカズ:効果:2回メジャーアクションを行える。C値+1。1シナリオ1回。
    不発ナカズ:不発ナカズの侵蝕率を10増加(118 → 128)
    不発ナカズ:まずは一回目
    不発ナカズ:(4+3+6)DX11+7+18+4 RC・原初の黄:ソードマスター、雷将神器適用・侵蝕率100%以上
    DoubleCross : (13DX11+29) → 10[2,2,3,4,4,4,7,7,8,8,9,9,10]+29 → 39

    不発ナカズ:対象はエネミー全員、リアクションをどうぞ
    “ホワイトロット”:ドッジ
    “ホワイトロット”:4dx>=39
    DoubleCross : (4DX10>=39) → 8[2,5,7,8] → 8 → 失敗

    輪廻蟲A:ドッジ
    輪廻蟲A:8dx>=39
    DoubleCross : (8DX10>=39) → 10[1,1,2,2,7,8,8,10]+5[5] → 15 → 失敗

    輪廻蟲B:ドッジ
    輪廻蟲B:8dx>=39
    DoubleCross : (8DX10>=39) → 9[2,3,4,5,5,7,8,9] → 9 → 失敗

    輪廻蟲C:ドッジ
    輪廻蟲C:8dx>=39
    DoubleCross : (8DX10>=39) → 9[2,3,3,4,6,6,7,9] → 9 → 失敗

    “サプロファイト”:ガード《磁力結界》 ガード値+4d10
    不発ナカズ:そういえばメジャーエフェクトの宣言を忘れてた
    不発ナカズ:メジャー▼《原初の赤:サイレンの魔女》+《ダンシングシミター》(侵蝕6+3)
    不発ナカズ:ダンシングシミターの指定は雷将神器、鬼切の小太刀、パイルバンカー。
    不発ナカズ:ダメージ判定直前、パイルバンカー適用。ダメージ+10
    不発ナカズ:4D10+18+9+18+30+10 ダメージ・侵蝕率100%以上・バフ適用済み
    DoubleCross : (4D10+18+9+18+30+10) → 19[2,6,7,4]+18+9+18+30+10 → 104

    “サプロファイト”:《電磁バリア》ダメージを1d10+8軽減。対象はホワイトロット
    “サプロファイト”:まず自身のダメージ算出
    “サプロファイト”:104−4d10
    DoubleCross : (104-4D10) → 104-16[1,4,7,4] → 88

    “サプロファイト”:電磁反応装甲残り4枚全て切ってダメージ8……!
    不発ナカズ:硬いなあ!
    “サプロファイト”:電磁バリア分
    “ホワイトロット”:一応フェアに行く為にここで自分もエフェクト使用
    “ホワイトロット”:《雲散霧消》 範囲至近ダメージを30軽減
    “ホワイトロット”:108−30−1d10−8
    DoubleCross : (108-30-1D10-8) → 108-30-4[4]-8 → 66

    “ホワイトロット”:生き残った……!
    不発ナカズ:輪廻蟲くんたちは爆散したかな……?
    輪廻蟲:こいつらは全員戦闘不能……!
    輪廻蟲:だが
    輪廻蟲:全員《原初の黒:ラストアクション》
    マリガル・ノルトル:おえ〜!!
    GM:だがその前に処理が入ります
    不発ナカズ:小太刀はラストアクションより先に解決かな……?
    GM:そうなります
    GM:抹消者もあるし結構ややこしいんだけど、まず古太刀で解除可能なEロイスを提示するよ
    不発ナカズ:ではホワイトロットくんのEロイス不滅の妄執、サプロファイトくんのEロイス虚実崩壊を解除してください
    GM:本当にそれでいいのかな? 一応他の候補も見ておいたら?
    白巻トバリ:そうね、提示があるなら見た方がいいかなと
    黒田コノカ:なんだァ?
    不発ナカズ:効果が持続している……まだ宣言されていないEロイスが?
    GM:と思ったら古太刀でできるのはそれだけだった
    GM:解除!
    不発ナカズ:抹消者で消せる候補は何がありますか?
    GM:提示するよ
    “ホワイトロット”:『修羅の世界』
    “サプロファイト”:『亜純血』
    “サプロファイト”:『苦痛のこだま』
    “サプロファイト”:一応使用済みの『唯我独尊』もあるよ
    GM:解除された二つのEロイスも消去は可能です
    GM:亜純血を消去すると亜純血で取得したエフェクトが使用不可になります
    不発ナカズ:亜純血、たしか女王の降臨ですよね。取得エフェクト
    GM:そうです
    不発ナカズ:ありがとうございます。それではサプロファイトくんの苦痛のこだまを抹消者で消去します
    “サプロファイト”:ぎええええええ〜〜〜
    不発ナカズ:これで小太刀と抹消者の処理は終わり。蟲たちのラストアクションをどうぞ
    輪廻蟲A:ではマイナー:《無形の爪牙》
    輪廻蟲A:メジャー:《コンセントレイト:ウロボロス》《シャドーテンタクルス》 8dx7。攻撃力+14。射程10m。
    輪廻蟲A:対象はコノカさん
    黒田コノカ:来な
    輪廻蟲A:8dx7
    DoubleCross : (8DX7) → 10[1,1,3,6,7,8,9,10]+10[8,8,9,10]+10[1,3,6,9]+2[2] → 32

    黒田コノカ:ドッジ
    黒田コノカ:3dx+1
    DoubleCross : (3DX10+1) → 10[4,8,10]+5[5]+1 → 16

    輪廻蟲A:ではダメージ
    輪廻蟲A:4d10+14
    DoubleCross : (4D10+14) → 25[8,2,9,6]+14 → 39

    黒田コノカ:駄目だ〜〜〜リザ
    黒田コノカ:黒田コノカの侵蝕率を1D10(→ 3)増加(99 → 102)
    黒田コノカ:まあ許容範囲
    輪廻蟲B:まだリザレクトを残していたならもう一度同じ行動をコノカさんに!
    輪廻蟲B:8dx7
    DoubleCross : (8DX7) → 10[1,2,2,4,9,9,9,10]+10[2,4,6,9]+10[7]+4[4] → 34

    黒田コノカ:ドッジ〜
    黒田コノカ:4dx+1
    DoubleCross : (4DX10+1) → 10[5,6,10,10]+9[5,9]+1 → 20

    黒田コノカ:回ってはいる
    輪廻蟲B:4d10+14
    DoubleCross : (4D10+14) → 26[7,6,8,5]+14 → 40

    黒田コノカ:ホワイトロットのロイス切ってHP11で復活
    輪廻蟲C:こいつは……ナカズちゃんを狙うか
    輪廻蟲C:8dx7
    DoubleCross : (8DX7) → 10[2,3,3,3,4,5,7,10]+10[2,8]+4[4] → 24

    不発ナカズ:暴走リア不〜
    輪廻蟲C:3d10+14
    DoubleCross : (3D10+14) → 18[4,9,5]+14 → 32

    不発ナカズ:NPCカード使用。
    “プレザーブ・ファーマー”糖蔵院サイロ
    ☆1 ダメージを受ける直前に使用する。そのダメージを-6d10する。1シナリオ1回まで使用可能。     
    ☆2 攻撃のダメージを算出する直前に使用する。☆1で軽減したダメージ分、その攻撃の攻撃力を上昇する。1シナリオ1回まで使用可能。

    糖蔵院サイロ:行くゼ!
    糖蔵院サイロ:32−6d10
    DoubleCross : (32-6D10) → 32-31[2,7,6,3,10,3] → 1

    不発ナカズ:1点ダメージ……はボデマの装甲で弾いてゼロ点!
    糖蔵院サイロ:そして32点の攻撃力がストックされたゼ
    不発ナカズ:パワーアップ!
    輪廻蟲:《魔獣の証》×3
    輪廻蟲:復活するぜ〜〜〜
    不発ナカズ:厄介な……!
    不発ナカズ:じゃあ2回目のメジャー
    不発ナカズ:効果:2回メジャーアクションを行える。C値+1。1シナリオ1回。
    不発ナカズ:メジャー▼《原初の赤:サイレンの魔女》+《ダンシングシミター》(侵蝕6+3)
    不発ナカズ:ダンシングシミターの指定は雷将神器、鬼切の小太刀、パイルバンカー。
    不発ナカズ:対象はエネミー全員
    不発ナカズ:そういえば1回目のメジャーアクション侵蝕って上昇するんでしたっけ
    GM:ちょっと待ってね
    GM:ちょっと見付からないので時間かかってもあれなので2回目の攻撃前に上がることにしましょう
    不発ナカズ:上がるわ、基本?251「メジャーアクションのエフェクトならその判定が終わった直後に〜」だった
    GM:あった!
    不発ナカズ:というわけで2回目の判定前に侵蝕処理
    不発ナカズ:不発ナカズの侵蝕率を9増加(128 → 137)
    不発ナカズ:ダイスボーナス……+4!
    不発ナカズ:(4+4+6)DX11+7+18+4 RC・原初の黄:ソードマスター、雷将神器適用・侵蝕率100%以上
    DoubleCross : (14DX11+29) → 10[2,3,3,3,4,5,6,7,7,8,8,9,10,10]+29 → 39

    “ホワイトロット”:ドッジ
    不発ナカズ:リアクションをどうぞ
    “ホワイトロット”:4dx>=39
    DoubleCross : (4DX10>=39) → 9[1,2,6,9] → 9 → 失敗

    輪廻蟲:面倒なので一括でドッジ
    輪廻蟲:4dx>=39
    DoubleCross : (4DX10>=39) → 10[5,5,10,10]+7[1,7] → 17 → 失敗

    “サプロファイト”:ガード《磁力結界》 ガード値+4d10
    GM:ダメージどうぞ
    不発ナカズ:ではダメージ判定前、パイルバンカー適用。ダメージ+10。これでパイルバンカーの効果は打ち止め
    不発ナカズ:サイロちゃんの効果でダメージ+32
    不発ナカズ:4D10+18+9+18+30+10+32 ダメージ・侵蝕率100%以上・バフ適用済み
    DoubleCross : (4D10+18+9+18+30+10+32) → 18[8,7,2,1]+18+9+18+30+10+32 → 135

    “サプロファイト”:135−4d10
    DoubleCross : (135-4D10) → 135-24[4,7,8,5] → 111

    輪廻蟲:まず当然落ちます
    “ホワイトロット”:こっちも耐えられない
    “サプロファイト”:こっちも戦闘不能
    “サプロファイト”:《自動体内式除細動器》
    “サプロファイト”:自身のHP1で復活
    “サプロファイト”:《奇跡の雫》
    “サプロファイト”:ホワイトロットを復活
    輪廻蟲:復活なし
    不発ナカズ:小太刀適用。ホワイトロットくんの修羅の世界、サプロファイトくんの唯我独尊を切ります
    GM:残念ながら
    不発ナカズ:修羅の世界は……まだ使っていないから切れない……!
    GM:古太刀は持続して効果を発動しているEロイスのみを無効化できる効果なので
    GM:そういうこと!
    不発ナカズ:唯我独尊だけで我慢します
    不発ナカズ:不発ナカズの侵蝕率を9増加(137 → 146)
    不発ナカズ:手番終わり
    GM:では行動値4、トバリちゃん!
    不発ナカズ:あ、まった
    不発ナカズ:猛毒の雫でサプロファイトくんとホワイトロットくんに邪毒ランク3をプレゼントです
    GM:うげ〜〜〜〜〜
    不発ナカズ:今度こそ手番終わり
    白巻トバリ:ではマイナーで暴走解除
    白巻トバリ:メジャー【失墜する穴】C:キュマイラ+魔獣の本能+魔獣の衝撃(侵蝕8) 対象はサプロファイト君
    白巻トバリ:あ
    白巻トバリ:クレタちゃん…私に愛の力をちょうだい!
    月海クレタ:ええ〜〜〜〜
    月海クレタ:やだなあ……
    月海クレタ:“ハルシネーション”月海クレタ ☆1 判定の直前に使用。判定ダイスを+3し、その判定の達成値を-1する。1ラウンド1回まで使用可能。
    月海クレタ:仕方ないから……ルールだから……
    白巻トバリ:二人の愛のコンビネーションを見せるね!
    白巻トバリ:(10+3+6+3)dx7-1
    DoubleCross : (22DX7-1) → 10[1,2,3,3,3,4,4,4,5,5,6,6,7,7,7,7,8,8,9,10,10,10]+10[1,2,3,4,5,6,8,9,9,10]+10[5,7,7,8]+10[5,9,9]+10[1,8]+3[3]-1 → 52

    “サプロファイト”:ガード《磁力結界》 ガード値+4d10
    白巻トバリ:7d10+5+30+18(強振のピアス込み)
    白巻トバリ:7d10+5+30+18
    DoubleCross : (7D10+5+30+18) → 33[9,3,2,4,1,8,6]+5+30+18 → 86

    “サプロファイト”:86−4d10
    DoubleCross : (86-4D10) → 86-29[10,8,1,10] → 57

    “サプロファイト”:HP1しかないので耐えられる訳がない!
    “サプロファイト”:落ちます! 復活ももうない!
    白巻トバリ:白巻トバリの侵蝕率を8増加(120 → 128)
    “サプロファイト”:くっそ〜〜〜〜邪毒で勝手に落ちるから放っておいてくれればホワイトロットを回復させまくったのに〜〜〜〜
    白巻トバリ:メジャーも残ってるでしょ、貴方!!
    GM:ではクリンナップ
    “ホワイトロット”:9ダメージ受けます。まだ生きてます
    不発ナカズ:クリンナップは特になしです
    白巻トバリ:ありません
    GM:みんなもないはず

    GM:2ラウンド目
    GM:セットアップ!
    “ホワイトロット”:なし。セットアップ使うと死んじゃうから
    GM:あ! 行動値落ちて8だった
    GM:10のお二人から!
    黒田コノカ:《活性の霧+鮮血の奏者》自分に攻撃力+30、ドッジダイス-2個。侵蝕7
    マリガル・ノルトル:こちらは温存の構え
    黒田コノカ:黒田コノカの侵蝕率を7増加(102 → 109)
    不発ナカズ:不発はセットアップなしです。代わりに ロイス 黒田コノカ 有意/〇警戒 で取得。ロイス6個
    白巻トバリ:ではセットアップ無、 同じくロイスにホワイトロット 〇かっこいいですね/台無しですね?
    GM:では行動値10のお二人!
    マリガル・ノルトル:おいっすおいっす
    黒田コノカ:うぃうぃ
    黒田コノカ:僕が削って後発の方にHP1を倒してもらった方が良いでしょう
    マリガル・ノルトル:そうですねとはいえ痛恨
    GM:あ!
    キャロル・ホプキンス:私のNPCカードがありました!
    マリガル・ノルトル:同エンゲージ攻撃できないんだな。マイナーだとエンゲージ切れなかったですっけ?
    キャロル・ホプキンス:暴走と18受ける人!
    白巻トバリ:飛行と化してないとだめかなー
    不発ナカズ:+18、受理!
    黒田コノカ:そうでした!キャロル様の愛は受け取るぜ〜〜
    白巻トバリ:受理!
    不発ナカズ:離脱はメジャー消費ですね〜
    マリガル・ノルトル:なのでザコ様は受けない。従者は受けます
    黒田コノカ:じゃあ私が動きます
    黒田コノカ:ホワイトロット君を対象にメジャーで射撃攻撃。フォールンピストル効果最後の1回を使用
    黒田コノカ:6dx+14
    DoubleCross : (6DX10+14) → 10[2,3,4,4,5,10]+3[3]+14 → 27

    黒田コノカ:ドッジC値+1
    “ホワイトロット”:絶対避けられないのでガード
    黒田コノカ:3d10+59
    DoubleCross : (3D10+59) → 18[3,9,6]+59 → 77

    “ホワイトロット”:残りHP11だから落ちる!
    “ホワイトロット”:エンブレム『ジャガーノーツアンプル』使用。HP20で復活。
    黒田コノカ:20かよ!
    マリガル・ノルトル:ぎょえ〜!
    マリガル・ノルトル:ザコ様、待機申請です
    GM:では行動値9の従者s
    従者a:うお〜面倒なので全員マイナー暴走解除 メジャー ホワイトロット攻撃を宣言します
    “ホワイトロット”:一応順番でお願いね
    従者a:それはもちろん。宣言だけ
    従者a:6dx+16
    DoubleCross : (6DX10+16) → 8[1,2,4,5,6,8]+16 → 24

    “ホワイトロット”:ドッジ
    “ホワイトロット”:4dx>=24
    DoubleCross : (4DX10>=24) → 10[1,4,9,10]+6[6] → 16 → 失敗

    従者a:3d10+7+18
    DoubleCross : (3D10+7+18) → 8[3,3,2]+7+18 → 33

    “ホワイトロット”:《雲散霧消》 範囲至近ダメージを30軽減
    “ホワイトロット”:3ダメージ!
    “ホワイトロット”:生き残る!
    マリガル・ノルトル:ぎゃー!確かにそれがあった!
    従者b:2体目いきます
    従者b:6dx+16
    DoubleCross : (6DX10+16) → 10[2,2,5,6,6,10]+4[4]+16 → 30

    “ホワイトロット”:ドッジ
    “ホワイトロット”:4dx>=30
    DoubleCross : (4DX10>=30) → 6[3,3,4,6] → 6 → 失敗

    従者b:4d10+7+18
    DoubleCross : (4D10+7+18) → 24[5,7,2,10]+7+18 → 49

    “ホワイトロット”:戦闘不能! Eロイス『修羅の世界』で復活。
    “ホワイトロット”:HP1
    従者c:ラストアタック
    従者c:6dx+16
    DoubleCross : (6DX10+16) → 10[3,5,7,7,8,10]+4[4]+16 → 30

    “ホワイトロット”:ここで避けきる……!
    “ホワイトロット”:切り札!
    “ホワイトロット”:気合いの雄叫び! うおおおおおおおおおおお!
    “ホワイトロット”:4dx>=30
    DoubleCross : (4DX10>=30) → 10[3,4,8,10]+1[1] → 11 → 失敗

    マリガル・ノルトル:回った〜!
    マリガル・ノルトル:ダメージ出します!
    従者c:4d10+7+18
    DoubleCross : (4D10+7+18) → 29[6,9,8,6]+7+18 → 54

    “ホワイトロット”:戦闘不能
    従者c:さ、殺意たけぇ
    “ホワイトロット”:エンブレム『強制起動者』使用。効果対象は《ラストアクション》。
    白巻トバリ:ヴぁ!?
    黒田コノカ:ゲェ!
    従者c:うおおおおおお
    従者c:やべ〜〜!!
    “ホワイトロット”:《ラストアクション》
    “ホワイトロット”:《コンセントレイト:ウロボロス》《原初の赤:災厄の炎》《散滅の腕》《原初の白:生命吸収》 20dx7+8 攻撃力18 範囲(選択) 命中したら対象が受けている常時以外のエフェクト効果を解除し、ダメージを与えたらHP18失わせ、HP18回復する。
    “ホワイトロット”:対象全員!
    “ホワイトロット”:更にサプロファイトのバフがあるからダイス+4と攻撃力+5が付くぜ
    白巻トバリ:では
    白巻トバリ:《孤独の魔眼》 あなたの最後のあがきも私だけです
    白巻トバリ:白巻トバリの侵蝕率を4増加(128 → 132)
    “ホワイトロット”:判定!
    “ホワイトロット”:24dx7+8
    DoubleCross : (24DX7+8) → 10[1,1,1,2,3,3,3,3,4,5,5,5,6,6,6,6,7,8,9,9,9,9,9,10]+10[1,2,4,6,8,9,9,10]+10[1,4,7,7]+10[5,8]+1[1]+8 → 49

    白巻トバリ:暴走リア不
    “ホワイトロット”:5d10+18+5
    DoubleCross : (5D10+18+5) → 12[3,1,2,2,4]+18+5 → 35

    白巻トバリ:当然耐えられませんが、貴方のロイスを昇華して立っています
    “ホワイトロット”:更にHP18失え!
    白巻トバリ:きゃーんw
    白巻トバリ:コノカちゃん、リリース!
    白巻トバリ:HP14!
    “ホワイトロット”:《蘇生復活》
    “ホワイトロット”:今度こそこれが最後だ!
    黒田コノカ:?
    GM:行動値8、ホワイトロットの手番
    不発ナカズ:同値なので私が先
    マリガル・ノルトル:しぶとすぎる〜
    マリガル・ノルトル:な、ナカズ様!!
    GM:あ! そうじゃん!
    GM:ナカズちゃんの手番!
    不発ナカズ:いくよぉ〜
    不発ナカズ:メジャー▼《ダンシングシミター》(侵蝕+3)
    不発ナカズ:ダンシングシミターの指定は雷将神器、鬼切の小太刀……そして素手
    不発ナカズ:対象はホワイトロットくん
    “ホワイトロット”:来い……
    不発ナカズ:(4+3)DX10+7+4 RC・雷将神器適用・侵蝕率100%以上
    DoubleCross : (7DX10+11) → 9[3,4,6,6,8,8,9]+11 → 20

    “ホワイトロット”:これを避ければ俺の手番だ……
    “ホワイトロット”:4dx>=20
    DoubleCross : (4DX10>=20) → 10[3,6,10,10]+10[9,10]+7[7] → 27 → 成功

    不発ナカズ:スタック
    “ホワイトロット”:????????
    黒田コノカ:え?
    白巻トバリ:なんの
    不発ナカズ:ロイス、ホワイトロットくんをS指定、昇華
    白巻トバリ:オート《グラビティバインド》 対象の達成値−12(侵蝕3)
    黒田コノカ:トバリちゃん〜〜!
    白巻トバリ:あ、どうする?
    白巻トバリ:ナカズちゃんもだいぶ高いしこっちでいいかなと思うんだけど
    不発ナカズ:あ、トバリちゃんで落とせば当たるか
    白巻トバリ:はい!
    白巻トバリ:では達成−12最後まで…足を引っ張ってあげますね?
    不発ナカズ:じゃあS指定及び昇華は取りやめ
    白巻トバリ:白巻トバリの侵蝕率を3増加(132 → 135)
    “ホワイトロット”:達成値……15……命中です
    不発ナカズ:3D10+6 ダメージ
    DoubleCross : (3D10+6) → 12[7,2,3]+6 → 18

    不発ナカズ:不発ナカズの侵蝕率を3増加(146 → 149)
    “ホワイトロット”:残りHP1
    “ホワイトロット”:戦闘不能
    “ホワイトロット”:今度こそ復活はなし
    GM:あなた達の勝利だ!
    マリガル・ノルトル:やった〜!
    不発ナカズ:スマートに勝利〜
    白巻トバリ:勝った―!
    黒田コノカ:ウォォォォォォ

    “サプロファイト”:「――精神接続強化」
    “サプロファイト”:機体の背後から伸びるロボットアームが“ホワイトロット”に繋がれる。
    “サプロファイト”:「油断できる相手じゃないみたいだし、備えはしとこうぜ」
    “ホワイトロット”:繋がれた途端に、“ホワイトロット”の機体から発せられる圧が減少する・・・・
    “ホワイトロット”:ノドスチルドレンはジャームとしての能力を遠隔で行使する。その力を敢えて減じるとすれば。
    “ホワイトロット”:ジャームにはできないことをするということだ。
    GM:あなた達の頭上の神聖二重冠が呼応する。
    GM:あれは、戒律を迂回した裏技のようなもの。一時的に戒律から解放される神聖二重冠の出力をぶつければ、相殺できる。そんな直感がある。
    白巻トバリ:「んーそれはダメですね?」
    白巻トバリ:その予感に従う、地を踏み、穴を広げる
    白巻トバリ:「Now this curious. Curious and curioser」
    白巻トバリ:「変ね?変ね?ますます変ね?」トントンと地を踏むたびにその黒い穴を広げていく
    白巻トバリ:全てを台無しにする、欠けさせる、己の思うまま足を引くその力を二重冠の力で広げて潰す
    “サプロファイト”:「あ”ー、これ繋がらねえ! こっちが死に物狂いで繋げようってのに本当厄介だなその二重冠とかいうの!」
    不発ナカズ:「トバリちゃん、ナイス〜」
    “サプロファイト”:「こっちが必死にバグ探してる間に、そっちばっかチート使って羨ましいよなあ」
    マリガル・ノルトル:「なんか知らんがよくやったぞトバリ〜」
    白巻トバリ:「あら、チートを使おうとした側が言おうとしても説得力がないですよー?」
    マリガル・ノルトル:「そっちの改造も相当だろうが。イーブン・・・・ってやつだコレで」平等ではない
    マリガル・ノルトル:そういうマリガルの周囲には
    従者の群れ:ゾロゾロゾロリ
    マリガル・ノルトルいつの間にか・・・・・・従者が増殖していた
    マリガル・ノルトル:仲間の移動を邪魔しない。がそれでも十分数の優位を取れる量それだけを持って
    マリガル・ノルトル:「で、これ。どうやって動かす?黒田の大将よ」
    マリガル・ノルトル:「こーりついー動かしかたとかザコ様知らんからよぉ。任せたわ」あっさり投げた
    黒田コノカ:「……………少しは」
    黒田コノカ:げんなりした顔でマリガルを睨む。
    黒田コノカ:「自分で頭を使う練習もした方がよろしいと思いますが?私は指揮官でも大将でもないのですがね!」
    黒田コノカ:とんとん、と膝を人差し指で叩きつつ視線を巡らせる。
    黒田コノカ:(人海戦術と言えば聞こえはいいが。この従者の中でまともな駒として使えるのは3体が良い所)
    黒田コノカ:(それでも──人型の、それも意思伝達不要で思い通りに動く物体が居るというのは充分なアドバンテージ)
    黒田コノカ:「従者を三分割。私、ナカズ様、トバリ様の前に薄く広く展開」
    黒田コノカ:人差し指をゆっくりと動かしつつ、顔を顰めながら指示を出していく。
    黒田コノカ:「向こう側の射線を切りつつ、こちらの攻撃タイミングに合わせて部分的に散開。開閉自由のカーテンとして使いましょう」
    黒田コノカ:「盾にはならずとも、視線切りで相手の攻撃と回避を妨害するくらいは出来るでしょう、恐らく!期待されても困りますがね!」
    マリガル・ノルトル:「やっぱ頭いーじゃんか」「じゃーそれでいくか!」
    マリガル・ノルトル:声と共に従者が指示通りに動き始める
    白巻トバリ:「流石コノカちゃんですねー!」
    “サプロファイト”:「やだねー、数の暴力」
    不発ナカズ:「降参するなら今のうちだよぉ〜」
    “ホワイトロット”:「ノヴァリスとノドスの人数比が一体どれくらいだと思っている?」
    “ホワイトロット”:「俺達はノヴァリスの敵だ。この程度で怯むと思ってた訳じゃないだろう」
    “ホワイトロット”:白い機体に白い炎が灯る。
    “ホワイトロット”:「数は関係ない。俺達はお前達の敵で」
    “ホワイトロット”:「お前達は俺達の敵だ。それだけ分かっていればいい」
    “ホワイトロット”:白い炎が次第に大きくなってゆく。
    “ホワイトロット”:炎を纏う――更に炎が大きくなる。
    “ホワイトロット”:前身が炎に包まれて行く。
    “ホワイトロット”:そして――白い炎は白い機人を跡形もなく焼き尽くす。
    “ホワイトロット”:自傷衝動の究極――自殺スーサイド
    “ホワイトロット”:直後、数も、距離も、座標もお構いなしに、敵と定めた者全ての顔に白い仮面が浮かぶ。
    “ホワイトロット”:“ホワイトロット”は自身を殺し、輪廻の獣の権能によって、死後、自身ごと他者に乗り移り、内側から焼き殺す能力者だ。
    “ホワイトロット”:レネゲイドを殺す白い炎が、灯る。
    マリガル・ノルトル:「おーいおいおい。やっべぇな」
    マリガル・ノルトル:(手ーあげっか)と行動に移すより先に
    白巻トバリ:――ええ、それはいけませんね?
    白巻トバリ:「ねえ、ノドスの仔。未だに、正しく能力が行使できると、思いました?」可愛らしく、ウサギは小首をかしげて
    白巻トバリ嘲笑う加虐を詠う嘲笑う失意を招く、誘うように手を伸ばすと、周囲に広がった穴からも無数の手が伸び、味方の白い仮面へと殺到する
    白巻トバリ:「Humpty Dumpty sat on a wall,」思いあがり天に座し
    白巻トバリ:「Humpty Dumpty had a great fall.」滑稽極まり滑り落ち
    白巻トバリ:「ハンプティダンプティ 王様だって 戻せない」取り返しなんてもうつかない!
    白巻トバリ:黒い手によって白い仮面は、割れてしまうのです
    “ホワイトロット”:形而上の存在すら捉える、漆黒の穴。
    “ホワイトロット”:空間ですらないどこかに穿たれたそれに落ちて、白い機体が兎の前に再構成される。
    “ホワイトロット”:「……俺達ノドスの前で、取り返しが付かないなどと」
    “ホワイトロット”:「そう言い切る面の皮の厚さには感嘆するよ」
    白巻トバリ:「あら、お化粧は分厚くないつもりですけれど―?」姿を取り戻しても動じずくすりと笑ってみせて
    黒田コノカ:「悲劇の英雄を気取って自分を鼓舞するのは結構ですが──」
    黒田コノカ:わざとらしく目頭を押さえて口を歪める。
    黒田コノカ:「私、本日はハンカチの持参を失念しておりまして──程々でお願いしますよ」
    黒田コノカ:エルフィンミスチーフとの戦闘と同じように、ピストルに自らの血液を込める。
    黒田コノカ:そして、マリガルが展開した従者のカーテンに隠れるようにして。
    黒田コノカ:トバリ、ナカズ、そして従者の一人を撃つ。
    黒田コノカ:(エルフィンミスチーフの妨害は良い薬になった。これ見よがしな支援能力も考え物だな)
    “サプロファイト”:「ん……生体情報更新、なーるほど情報通りだ」
    “サプロファイト”:「俺と同じ支援タイプがいるな・・・・・・・・・・・・・
    “サプロファイト”:背中から射出したドローンが戦場を飛行する。
    黒田コノカ:「…………報連相の行き届いた良い組織で結構ですな」
    黒田コノカ:苦笑と共に、自分で撃ち抜いた頭蓋が衝撃で揺れる。
    “サプロファイト”:「生憎、悲劇の主人公は苦労性だから必死なのさ」
    “サプロファイト”:「背伸びして悪役してる女の子に負けたら笑われるんだよ、男社会じゃね」
    “サプロファイト”:ドローンから伸びたアームが“ホワイトロット”に接続し、蟲達に針を突き刺す。
    “サプロファイト”:即興の改造と、神経電流速度の加速。
    不発ナカズ:「別に悪役なんかはしてないよぉ」
    不発ナカズ:「皆仲良くなれるように〜、一歩一歩」
    不発ナカズ:「頑張っているだけ〜」
    不発ナカズ:不発ナカズ、精神魔道士。彼女は構えない。精神を手繰るのに身振り手振りを加える必要はない
    不発ナカズ:会話に大仰な身振りや手振りを加えるとしたら──相手の目を惹くための演技パフォーマンスに過ぎない
    白巻トバリ:「ふふ、じゃあ私が艱難辛苦を差し上げましょう、もっと主人公にしてあげましょう」それが目を引くうちに尚淀みを広げる
    白巻トバリ:「old clock,hold lock」指を振る、否定するように
    白巻トバリ:「間に合いますか、間に合いませんか、時計の針は遅れてる!」離れた位置にいるサプロファイトと虫けらに、加速したのを帳消しにするような呪いのような重さが与えられる
    “サプロファイト”:ずしりと、足が床となっている根に沈み込む。
    “サプロファイト”:「はッ、お気遣いありがとう! お望み通り試練乗り越えてやるから待ってなよ!」
    キャロル・ホプキンス:「――哀れな人達です」
    キャロル・ホプキンス:「試練も、悲劇も、人が背負うには重すぎるものです」
    キャロル・ホプキンス:「真なる王が、いずれあなた方をお救いくださるでしょう」
    キャロル・ホプキンス:「だから――」
    キャロル・ホプキンス:処刑台を模した十字冠が血で濡れたように赤く染まり、卵の罅割れのような紋様が追加される。
    キャロル・ホプキンス:「今は、邪魔です!」
    キャロル・ホプキンス:「――許し給え、『楽園刑場メム』」
    キャロル・ホプキンス:首に巻かれた縄が、高く高く免罪王を吊り上げる。
    “ホワイトロット”:「免罪王……懲罰奉仕部のトップ」
    “ホワイトロット”:「――俺と同系統の能力者!」
    キャロル・ホプキンス:臨死体験を代償に、空間を置換する。
    キャロル・ホプキンス:この場は妖精界へと変わる。味方だけに都合のいい、妖精の悪戯。
    “ホワイトロット”:「救われる気も、赦される気もない」
    “ホワイトロット”:自身を燃やしながら、白い火花が宙に舞い散る。
    “ホワイトロット”:その炎は、物理的な炎とは性質を異とする。
    “ホワイトロット”:レネゲイドを燃やし、レネゲイドを喰らい、レネゲイドを殺し、レネゲイドを火種として燃え広がる異常殺しの炎。
    “ホワイトロット”:繊細な操作は必要ない。自身を中心に燃え広がっていく。それだけで、異能を前提として存在するオーヴァードを殺し得る。
    “ホワイトロット”:レネゲイドを喰らうことで一度殺し、それを元に燃え広がって二度殺す。
    “ホワイトロット”:「――だから、死んだら恨んでも構わないぞ」
    マリガル・ノルトル:「はっ、生憎恨みつらみはで散々やりとりされててなぁ。飽き飽きなんだわ!」笑い飛ばすがその内心は明るくない
    マリガル・ノルトル:(こんなもん後ろのもやしっ子共喰らってどうなるかっつー話だよな〜。やるかぁ!)
    マリガル・ノルトル:「お前ら全員。めー閉じといた方がいいぞ」全員とは全員だ
    マリガル・ノルトル:この場にいる。敵味方問わず全員・・
    不発ナカズ:「おめめをちゃっく〜」自分の目を手で塞ぐ
    マリガル・ノルトル:全員が視界を閉ざしたか。そんなものを確認する間もなく
                           ド
                             ロ
                               リ

    マリガル・ノルトル:マリガルの身体からナニかが零れ落ちた。
    マリガル・ノルトル:その瞳から溢出するのは黒の滂沱。見えるは白を失った双眼。
    マリガル・ノルトル:涙は不浄を感情を洗い流すものとされているが。コレは違う。不浄そのものだ。
    マリガル・ノルトル:滔々と流れ落ち。落下点を中心に周囲を黒に染め上げる。
    マリガル・ノルトル:色に惹かれたのか。奪われたのか。定かではないが。
    マリガル・ノルトル:炎が生み出されたというのに。この空間は暗く、薄ら寒いものとなっていた。
    マリガル・ノルトル:今なら見えるだろう。覗けてしまうだろう。彼女の内に潜む。
    マリガル・ノルトル:幾千幾万を越える敗者たち。
    マリガル・ノルトル:飢饉で飢え死んだ民草、迫害により無実の罪で処刑された娘子、強大な力を持ちつつも数の力で討たれた将、民に忠実生涯を尽くし貪られた王、体の弱い家族たちのために不出世で負えた天才
    マリガル・ノルトル:世を恨み、嘆いて死んだ怨霊とも呼ぶべきものたちの姿が。
    マリガル・ノルトル:強い想いを持って人を害する超常の力を放つなら。それは呪いといえるだろう。
    マリガル・ノルトル強い思い呪い強い思い呪いは惹かれあう。溶けあい。より大きな害をまき散らすために。
    マリガル・ノルトル呪いの塊燃料たるマリガルに向かって呪いが殺到する
    “ホワイトロット”:「確かお前は割と最近の転入生・・・だったな」
    “ホワイトロット”:「――なるほど、濃縮体ってやつか」
    マリガル・ノルトル:そう濃縮体
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルは呪いの濃縮体である。
    マリガル・ノルトル:今、燃え残った思いに火が付く
    マリガル・ノルトル:「あじゃじゃじゃじゃじゃじゃじゃじゃじゃじゃじゃじゃじゃ〜〜!!?!?!」
    “ホワイトロット”:「自分自身を害することで成立する能力。親近感が湧く相手が多いが」
    マリガル・ノルトル:盛大に。轟轟と一切の情け容赦なく怨霊を清めるが如く炎が燃え盛る
    “ホワイトロット”:「同族嫌悪ってやつか、これは」
    マリガル・ノルトル:「うお〜!!!うお〜!!!!うお〜〜〜!!!!」炎が付いたまま黒く染まった地面に身体を擦り付けて徐々に消火する
    マリガル・ノルトル:二度燃え盛りようやく火が収まったころ荒い息で立ち上がる
    “サプロファイト”:「……死人の呪いだと? ふざけやがって」これまで以上に、ともすれば“ホワイトロット”以上に暗い声で吐き捨てる。
    マリガル・ノルトル:「ふざけも何も大まじめだっつ〜の」
    マリガル・ノルトル:「が、見た通りよ。一ぺんニへんの火刑じゃザコ様はころせね〜」
    マリガル・ノルトル:「ホントにザコ様たちのタマとりてーならよ」
    マリガル・ノルトル:「数十万の敗者ども。その全ての首に縄かけて。躍らせてみせろよ絞首刑タイバーン・ジグ
    “ホワイトロット”:「一度で殺せないなら、何度でも燃やすだけだ。数十万回――上等だ」
    黒田コノカ:(派手、派手、派手。視界の占有率が高い能力同士のぶつかり合いで助かるよ)
    黒田コノカ:能力のぶつかり合い、その隙間を縫って静かに歩く。射線を通すべきはあの白兎。
    黒田コノカ:サプロファイトも脅威ではあるが──奴は"俺と同じ支援タイプ"と口走った。当然ブラフの可能性もあるが……
    黒田コノカ:(お前のような、1手で戦況を覆せる駒を盤上に長く置いておくリスクを許容できる程私の肝は太くない)
    黒田コノカ:手元で弄ぶピストルの残弾を確認する。射撃可能数は残り2回。
    黒田コノカ:(いや──私の腕前で当てられるのは、か)
    黒田コノカ:(策士の才能も無ければ兵としての才能も無い)
    黒田コノカ:「全く、この街の連中を正視するとうっかり自己嫌悪で自殺してしまいかねんな」
    黒田コノカ:口の中で小さく呟いて、ホワイトロットへ狙いを定める。残り少ない残弾レネゲイドでは致命傷はのぞめまいが──
    黒田コノカ:「無視できない駒であるよう努める義務はある、な!」
    黒田コノカ:叫び、引き金を引く。腹の底で煮えたぎる羞恥と憤怒、それを孕んだ血液に浸された弾丸が白兎の胸元へ迫った。
    “ホワイトロット”:その銃撃に対して、反応すらしない。気付いていて無視しているのではない。
    “ホワイトロット”:最初から注意を払っていない。何故なら――
    “サプロファイト”:「――気持ちは分かるよ。こういう奴は早めに排除したいよな」
    “サプロファイト”:銃弾と、そこに含まれた血液――鉄分が磁力に干渉されて、勢いを減衰する。
    “サプロファイト”:「俺も臆病だから、気持ちは分かるよ。でもさ」
    “サプロファイト”:「そうさせない為に俺がいるんだよね。俺より先に落とせると思わない方がいいよ」
    “サプロファイト”:「一手、間違えたね――戦術家さん」
    黒田コノカ:「そうでしょうか?雑兵の弾丸一発逸らした程度でそう得意げに講釈を垂れられても挨拶に困りますなあ!」
    黒田コノカ:「私のような者に貴方が一々対応しなければならない。それだけで充分リターンの方が大きいと言えましょう」
    黒田コノカ:歪んだ笑みを浮かべて、最大限の挑発を送る。そうだ、私はこれでいい。
    黒田コノカ:価値、意味、信念、技術、努力。私に払える一切を浪費して、瓦石に等しい数秒を奪い取る。
    黒田コノカ:それがキングダムに走る亀裂の一筋にでもなれば──上等だ。
    “ホワイトロット”:(どっちも的外れなこと言ってるな)
    “ホワイトロット”:磁界の防御は弾丸の威力を確かに減衰させたが、それは完全に防御したことを意味しない。
    “ホワイトロット”:(“サプロファイト”の強がりブラフと、相手の卑下)
    “ホワイトロット”:(やっぱり、さっさと潰さないと駄目だな)
    マリガル・ノルトル:「ああ、間違ってなんか。ねぇよ」そうだその隙に跳躍している
    マリガル・ノルトル:人外染みた跳躍力で超重量級の身体はノドスチルドレンたちの上空へ
    マリガル・ノルトル:両腕を掲げ。何もしていないように見える。だが、いつのまにか宙を漂う彼女の周囲に従者が生み出されている。増えるごとに。彼女の重さが失われていく。
    マリガル・ノルトル:本人以外の誰も。マリガルがいつどのようにして従者を生成したのか。その瞬間を確認したものはいない。
    マリガル・ノルトル:隠匿されているのか?
    マリガル・ノルトル:それは違う。彼女は堂々と仲間を外に解き放つ。
    マリガル・ノルトル:ただ、誰もが目を背けているだけだ。
    マリガル・ノルトル:マリガルの身体から外に出てから。皮を被せられるまで。ソレがあまりにも醜く、この世に存在を認め難く。正視に耐えぬゆえ。脳が五感から届く情報を認識しようとしないだけである。
    マリガル・ノルトル:数十を超えて百の人間大の重量物が少年たちにとめどなく降り注ぐ。
    “サプロファイト”:「なるほど、ザコ様って自称するだけはある」
    “サプロファイト”:上空からの重量爆撃。その利点は重力を威力に加算することなど、様々なものがあるが。
    “サプロファイト”:恐らく、一番の利点はこの攻撃には技量が必要ない・・・・・・・ということ。
    “サプロファイト”:単なる自由落下。万人に共通して平等に適用される物理法則を利用した攻撃。
    “サプロファイト”:「じゃあ、こっちは技術で受けてみようか!」
    “サプロファイト”:磁界防御に加え、ドローンによる体当たりで落ちてくる従者ばくげきの軌道を逸らして行く。
    マリガル・ノルトル:「あ〜クソ!いいなソレドローン!ザコ様にもくれよ」
    “サプロファイト”:しかし、当然ながら、全てを避けきれる訳ではない。
    “サプロファイト”:自身は防御支援に特化したカスタムをしている為、直撃にも十分耐えられる装甲を有しているが、
    “ホワイトロット”:自傷衝動の輪廻の獣によって変質した機体は、そもそも防御など初めから考えていない。
    “ホワイトロット”:逸らしきれなかった質量によって装甲が砕け、四肢が曲がり、機動が目に見えて落ちていく。
    “ホワイトロット”:従者の雨が止んだ時には、辛うじて自立しているような状態だった。
    マリガル・ノルトル:「天気予報は晴れ後、ザコ様。この後も機嫌よくお過ごしくださいだ」着地を済ませ従者に指示を出す態勢に戻る
    “ホワイトロット”:満身創痍と言ってもいい状態で、しかし、攻めの姿勢は崩さない。
    “サプロファイト”:「嫌になるね。傘さしても横殴りの雨は防げない」
    “サプロファイト”:「仕方ないから、濡れた体はしっかり拭くとしようか」
    “サプロファイト”:“ホワイトロット”に背面の複腕が伸びる。
    “サプロファイト”:ノドスチルドレンが駆る機神や罪の仔らトバルカインは粘菌コンピューターを通じて機体を操っている。
    “サプロファイト”:“サプロファイト”のシンドロームはブラックドッグ/ソラリス。
    “サプロファイト”:ハードとソフト、両面での改造のスペシャリスト。
    “サプロファイト”:リアルタイムで“ホワイトロット”のトバルカイン『イシュタム』を改造する。
    “サプロファイト”:補修や回復ではない。ダメージすら材料として、新たな機体として改造した。
    “サプロファイト”:更に、粘菌コンピューターに干渉し、瞬間的なレネゲイドのブースト機能までも増設――
    白巻トバリ:「まぁ大変、そんなに急いで拭ったら、螺子でも落としてしまいません?」言葉と共にパンと手を叩く
    白巻トバリ:それだけで、妖精界と変わった世界で、イシュタムの足元に底のない”穴”が再び口を開く
    白巻トバリ:「For want of a nail the shoe was lost−」
    白巻トバリ:「釘がない釘がない、たった一本ないだけで」
    白巻トバリ:サプロファイトがハード外側ソフト内側を弄るなら、その整合性の崩れに、穴の魔性は牙をむく
    白巻トバリ:「国すら亡びる、それだけで、ならば機械の螺子なしなんて、一層危険で怖いよね?」
    “サプロファイト”:「うーわ、嫌ーなとこで邪魔するなあ。大丈夫君? ちゃんと友達いる?」
    白巻トバリ:「大親友が…今もそばにいますよー」テレテレ
    月海クレタ:「男子の前だからって見栄張ってんの?」
    月海クレタ:訳:あんたに友達とかいるわけねーだろ
    白巻トバリ:「もう、クレタちゃんったら照れちゃって……」邪険にされてもめげない喜びを浮かべて
    白巻トバリ:「ふふ、それじゃあおいたはそこまでですよー?サプロファイト君?だって…もっと怖い嵐が来ますからね?」唇に指を当て、忠告してあげる
    不発ナカズ:「天気予報は〜晴れのちザコさま〜、ところによりほら穴〜」
    不発ナカズ:「そして〜、杭の嵐〜」甲高いエンジン音を上げ、重機のような武装が敵手を正面から襲いかかり、杭を打ち放つ
    不発ナカズ:杭をさばこうとしたホワイトロットとサプロファイトの背後。騒がしいエンジン音に紛れるようにして
    不発ナカズ:ぬるり、と小太刀の刃が装甲と意識の隙間を縫うように差し込まれ、振り抜かれる
    不発ナカズ:「あぁ〜、予報が外れちゃいましたぁ。ときどき〜小太刀です〜」
    “サプロファイト”:(確かに強力だが、防げない程じゃない。装甲を無視しようが、受けた後で改造すればいい)
    “サプロファイト”:(問題はない。ないはずだ。なのに……)
    “サプロファイト”:(何だ、この嫌な感じは)
    不発ナカズ:「一太刀でも当たったなら〜、繋げられるから〜」
    “ホワイトロット”:「……お前」
    不発ナカズ:臓腑を内から撫でられるような、血管に氷水を注ぎこまれたかのような悪寒が機械の身に走るだろう
    不発ナカズ:「距離は関係ないんだよねぇ。遠隔操作はむしろ〜、辿れる経路パスがあるからラクチ〜ン」
    不発ナカズ:不発の手が敵手の精神を直接”掻き毟る”。
    不発ナカズ:「君たちの大切なものをひとつ、ひとーつ。教えて〜?」
    “サプロファイト”:「精神干渉……! ノドスにいる俺達に……!?」
    “ホワイトロット”:「俺に……僕に、入ってくるな……!」

    GM:赤く染まった海が広がっている。
    GM:ノヴァリスには存在しない筈の海。外の世界にも存在し得ない赤い海。
    GM:あり得ざる洋上に、巨大な異形が佇んでいる。白い炎を纏った、白い仮面の天使のような異形。
    白面の天使:「――」
    白面の天使:天使は語らない。ただ、その無貌の向いた先が白く炎上してゆく。
    白面の天使:炎が瞬く度に、焼け死んでいくのは、色褪せた十字冠を戴く男子生徒達。
    幼い少年:「はあ……っ、はあ……っ」
    幼い少年:仲間達が焼け死んでいく中で、自らも半身を焼かれながら、這いつくばって白面の天使を仰ぎ見る。
    幼い少年:その瞳には、深く積み重なった絶望と諦観に染まりながらも、ほんの僅かな希望を見ている。
    幼い少年:死んでいった者達も同じ目をしていた。
    幼い少年:彼も、彼らと同じように死んでいくように思えた。
    通信音声:『――九九六小隊に報告。“ホワイトロット”がそっちに向かった。あの野郎、連戦だってのに制止振り切って行きやがった!』
    幼い少年:その音声とほぼ同時、少年の瞳がそれを捉えた。
    GM:白い天使の頭上――纏う白い炎の一端が人の形を取る。
    “ホワイトロット”:それは、炎と同色の白い髪と白い瞳の少年だった。
    “ホワイトロット”:「無茶は承知だ。だが、俺の星徒は俺じゃなきゃ倒せない。厄介な獣を飼ってるからな」
    “ホワイトロット”:通信手に応えるような言葉。そして、白い天使に向き直り、
    “ホワイトロット”:「お前がいたら俺達は「普通」の世界に出られない」
    “ホワイトロット”:「お前がいる限り、俺達に「普通」は訪れない」
    “ホワイトロット”:「お前は、守るべき「普通」の敵だ」
    “ホワイトロット”:「――敵は殺す」
    GM:戦場で、白い炎同士が衝突した。
    GM:――
    GM:――――
    GM:――――――
    GM:天使の体は崩れ、白い炎となって風に散ってゆく。
    GM:白い少年は、力なく赤い海に沈んでいく。
    幼い少年:「が……は……っ、先、輩……!」
    幼い少年:半身が焼け爛れ、負傷した体で、溺れかけながら白い少年の手を掴み、引き上げる。
    “ホワイトロット”:「……何人死んだ」
    幼い少年:「……っ、九九六小隊は、僕以外……」
    “ホワイトロット”:「……そうか。間に合わなくて悪かった」
    “ホワイトロット”:一瞬の沈黙。
    “ホワイトロット”:「君、シンドロームは」
    幼い少年:「……ノイマンと、ウロボロスです」
    “ホワイトロット”:「不幸中の幸いだな……俺と同じだ。じゃあ、無理して帰還する必要はなさそうだな」
    “ホワイトロット”:「ウロボロスなら……輪廻の獣にも耐えられる」
    幼い少年:「……先輩?」
    “ホワイトロット”:「俺はもう死ぬ。悪いが、君が俺の獣を継いでくれ」
    GM:輪廻の獣──それは宿主の死後、他者に宿り、破壊を撒き散らす不滅の災厄。
    GM:ウロボロスシンドローム保有者でなければ一切の制御は叶わず、即座にジャーム化する代物。
    “ホワイトロット”:「本当に、勝手な話だよな。死人に託されるものなんてろくなものじゃない」
    “ホワイトロット”:「……本当に、ごめんな」
    “ホワイトロット”:その目には既に光はなく、目の前の後輩の顔も見えていないのは明らかだった。
    “ホワイトロット”:頭上の十字冠が石化し、崩れ、赤い海に落ちる。
    幼い少年:「先輩? 先輩! ……天喰先輩!」
    幼い少年:既に命なき亡骸を何度も揺らす。返ってくるのは、波音だけだ。
    幼い少年:「……分かりました、先輩」
    幼い少年:「先輩の獣は俺が継ぎます。先輩が守りたかった普通の世界も俺が守ります」
    “ホワイトロット”:「先輩の獣は俺が継ぎます。先輩が守りたかった普通の世界も俺が守ります」
    “ホワイトロット”:「――今日から、俺が“ホワイトロット”になります」

    不発ナカズ:『それが君の大切なものなんだねぇ』
    不発ナカズ:君の思い出に、異物が一つ
    不発ナカズ:『じゃあ、それを無くしてあげる』ぐるり、ぐるり。少年の視界は回り、巡り、裏返り。
    不発ナカズ:『大切なものを全て無くしたとき』欠けていく、崩れていく。君が受け継いだのは、君の力は
    不発ナカズ:『人は、本当に仲良くできるんだよ〜』
    不発ナカズ:──果たして、誰から受け継いだものだっただろうか?
    “ホワイトロット”:「お、前……!」
    “ホワイトロット”:「返せ……返せよ……!」
    “ホワイトロット”:「それは……!」一体誰のものだというのか。
    “ホワイトロット”:「――殺してやる……!」
    不発ナカズ:「だいじょうぶ。みんな仲良くできるよぉ」
    “ホワイトロット”:“ホワイトロット”とは、生命の樹形図に入り込み、白く腐らせる白色腐朽菌(ホワイトロットファンガス)から取ったコードネームだ。
    “ホワイトロット”:それを、一体どこで聞いたのかという記憶も定かではないが。
    “ホワイトロット”:それは、生物の系統樹を侵す。
    “ホワイトロット”:奪った命すら強制的に転生させ、白く染め上げる。
    輪廻蟲:白く炎上しながら、高速で羽ばたき、強襲する。
    輪廻蟲:理事会によって生み出された強化昆虫の鋭い爪が、輪廻の獣の力でレネゲイド殺しの力すら備えている。
    “サプロファイト”:(不味いな……冷静さを失ってる)
    “サプロファイト”:(こういう時、一番厄介なのは……)
    “サプロファイト”:ドローンを昆虫兵の一部に取り憑かせて、行動ルーチンを書き換える。
    “サプロファイト”:“ホワイトロット”の激情に乗じて機を狙う戦術家へと矛先を変える。
    輪廻蟲:鋭い爪が、肉を貫き、内臓を弄ぶ。
    黒田コノカ:「ッぐ……ァッ!」
    黒田コノカ:肉と臓腑が均等にかき混ぜられる不快感と、皮膚の裏側から貼りつく不快感にうめき声を漏らす。
    黒田コノカ:(蟲共の軌道が急転した……?仲間同士で干渉を行ったのか?何故?)
    黒田コノカ:肉体と切り離された脳が思考を加速させる。
    黒田コノカ:理由は不明。だがそれでいい。
    黒田コノカ:(おめでたい勘違い、買い被りも甚だしい!だが、それこそが私の役割だ。無視すればよいだけの雑兵に精々リソースを割いてくれよ──!)
    輪廻蟲:一方、別の一団が“サプロファイト”に制御された機械的な動きではなく、“ホワイトロット”の激情を受けた狂的な軌道でナカズへと襲いかかる。
    不発ナカズ:「こっちにくる〜! サイロちゃ〜ん、たすけてぇ〜」
    不発ナカズ:「同室のよしみだよぉ〜」
    糖蔵院サイロ:「よく分かんねえけど、めちゃくちゃキレてんナァ……ナカズ、何かやっただロ」
    不発ナカズ:「仲良くなれるおまじない、かな〜?」
    白巻トバリ:「あらあら、ナカズちゃんは困った子ですねー」
    糖蔵院サイロ:「あー……まあ、キレるってことは中途半端にキマっちまった感じカ……」
    糖蔵院サイロ:「まあいいや。オレもリベンジしたかったところダ」
    糖蔵院サイロ:「何だって食ってやるサ、炎だろうが虫だろうガ」
    糖蔵院サイロ:口が裂けるように広がる。人体の構造どころか、質量保存則すら無視するような巨大な口を開く。
    糖蔵院サイロ:襲い来る蟲の群れは一口で、胃の中に収まる。
    糖蔵院サイロ:「グブッ……」口から煙を吐く。
    糖蔵院サイロ:「今度は……吐き出さなかったゼ……」
    不発ナカズ:「えら〜い! サイロちゃん、お手柄〜!」
    マリガル・ノルトル:「気合見せたなおい〜!」
    白巻トバリ:「見事完食、後でご褒美のケーキですねー」ぱちぱち
    “ホワイトロット”:「どけよ……」
    “ホワイトロット”:「そいつは絶対に殺す……」
    “ホワイトロット”:「他人の心に踏み込むくせに奪うことしかできない破綻者が、他人に擦り寄るな……!」
    不発ナカズ:「だいじょうぶだよぉ。同じ人間、皆仲良くできるよ〜」
    不発ナカズ:「お互いの大切なものをひとつひとーつ、教え合っていこ?」
    “ホワイトロット”:「大切な物なんて、何も持ってないくせに」
    “ホワイトロット”:「何も奪えないように、十字冠の加護がない今のうちに僕の手で――」
    “サプロファイト”:ごんっ
    “サプロファイト”:背後から、“ホワイトロット”の頭を殴る。
    “サプロファイト”:「ちょっと冷静になれ」
    “サプロファイト”:「一人称変わってんぞ」
    “サプロファイト”:「俺的にはその方が好感持てるけどさ、あんな狂人相手にするだけ損だぜ」
    不発ナカズ:「そうだよぉ。無理して口調を変えることなんてないよ〜」
    “サプロファイト”:「ちょっと黙っててくれます!?」
    “ホワイトロット”:「…………うるさい」
    “ホワイトロット”:「お前に何を言われようと、のやることは変わらない」
    不発ナカズ:「むぅ、私は諦めないよ〜」
    不発ナカズ:「諦めない限り、夢はいつか必ず〜」
    不発ナカズ:「叶うから〜」
    不発ナカズ:刃は既に振るわれていた
    不発ナカズ:槍は地を這うようにして敵手の足を打ち
    不発ナカズ:再び、小太刀はぬるりと隙間を縫うようにして差し込まれた
    不発ナカズ:小太刀と槍は一貫して死角を動く
    不発ナカズ:不発が口を開くとすればそれは──死角を多くするためのものだろう
    “サプロファイト”:「ワンパターン……だね!」
    “サプロファイト”:損傷は避けられない。対応しようとすれば、ただ注意を散らされるだけだ。
    “サプロファイト”:だから、ダメージを受けることは前提で、受けた直後から、自身と“ホワイトロット”の体を改造する。
    “サプロファイト”:初めから、そのように対応すると決めていた。
    “サプロファイト”:「やっぱりな……ノドスにまで届く精神干渉は、連発できないみたいだね」
    不発ナカズ:「本体で来てくれるなら〜、何度でもできるんだけどね〜?」
    不発ナカズ:(”遠い”)内心で舌打ちする
    不発ナカズ:(遠隔操作とは言っていたけど、まるで精神に届かない)不発が師事する流派の精神操作術は、三八四四〇〇キロメートル先まで一・三秒で届く。
    不発ナカズ:それが届かないということは、ノドスとは単純に距離が離れているわけではないということだ
    不発ナカズ:(一度見せてる以上、二度目は通じないな。そこまで温い相手じゃあない)
    不発ナカズ:「私は〜、一人じゃないから〜」
    不発ナカズ:「自分にできないことは〜、仲間に頼るのぉ」
    白巻トバリ:「そうですね……仲間に……」心を、機体を幾度傷つけられても満身創痍でも、戦意の衰えない相手
    白巻トバリ:「……ふふ」笑う、嘲笑う、ずっと浮かべていた笑み、その口角がなお上がる、素敵なものを見つけたかのように
    白巻トバリ:「ごめんなさい、ああ…ごめんなさい!貴方達もすっごく、すっごく頑張ってるんですね」
    白巻トバリ:「打ちひしがれようとも、思いを消されようとも!いいですね、すっごく好きになっちゃいそうです」
    白巻トバリ:――そんなに素敵だから、思いついちゃった
    白巻トバリ:「クレタちゃん、……手伝ってくれます?」普段から自分の髪につけている、白い花の飾りを外して、作って作ってっておねだりしちゃう
    月海クレタ:「うぇ……あんたの物でやるの……?」
    白巻トバリ:「はい、私をイメージしてくださいね?」性格はクレタ自身の無意識のイメージが反映される以上、普段からトバリに抱いているイメージに近しいものが”薄っぺらで従順で、おなかの底で嘲笑うもの”が生まれるはずだから
    月海クレタ:「めちゃくちゃ気持ち悪いんだけど……」そう言いながら能力を発動させる。
    白花:「ごすずん大好き、大好き!お手伝いしますー?」まったくあくいのないじゅんすいなくれたちゃんにじゅうじゅんな白い花の精が数体 (参考イラスト)
    月海クレタ:「ぎゃああああああ……! 無理無理無理! さっさとどうにかして!」
    白巻トバリ:「はぁい、それじゃあみんなでボロボロでも頑張ってるサプロファイト君を応援しましょうー」ふわりと、白い花の精たちを満身創痍のサプロファイトの足元に飛ばす
    白花:「がんばれ、がんばって、まけるなーすごいぞー」そういってもちあげる、もちあげる
    白巻トバリ:それは、嘲笑い、足を引く普段とは逆、軽薄で浮ついた言葉がふわりとサプロファイトの機体を持ち上げる
    “サプロファイト”:「うおっ、何だ……攻撃、じゃない?」衝撃を警戒して展開した電磁バリアもただ持ち上げるだけでは意味を成さない。
    白巻トバリ:「とっても素敵なので、持ち上げたいなって」嬉しそうな、残酷で軽薄な顔
    白巻トバリ:それは免罪王によって敷かれた相性のいい世界、妖精というなんでもありを利用した術式反転イカサマ強制的な浮遊、絶頂、期待蝋の翼
    “サプロファイト”:(これはあくまで月海クレタの能力……自分でも制御できない、出力も大したことない能力でしかないはず)
    “サプロファイト”:(何する気だこいつ)
    白巻トバリ:「ねえ、ノドスの仔」視線はサプロファイト君を見上げながら、問いかけているのはホワイトロットで
    白巻トバリ:「今もう一つ支えを奪っても、頑張ってくれますか?」無邪気に
    “ホワイトロット”:「……」
    “サプロファイト”:「あー……」“ホワイトロット”の返答に先回りするように
    “サプロファイト”:「話聞いてなかった? そいつに友達はいないよ」
    “サプロファイト”:「だから俺がいようがいまいが、やることは変わらない」
    “サプロファイト”:「――そうだろ?」
    “ホワイトロット”:「ああ、そうだ」
    白巻トバリ:「まぁ、薄情です!」友達甲斐がないですね、本当に?
    白巻トバリ:「では残念ですが……ぐちゃぐちゃにするだけで満足しましょう」怒ってくれたら嬉しいな
    白巻トバリ:「失意とは……落差」天に指を向け
    白巻トバリ:「Who’ll dig your grave?」
    白巻トバリ:「フクロウ掘るといったのさ シャベルで掘るといったのさ」
    白花:「カラスにヒバリ、スズメにハトに、トンビにツグミ、ミソサザイ」
    トバリ・白花:「みんなあなたの葬列に、ため息ついてすすり泣く」声が重なる、詠う、嘲笑う
    白巻トバリ:「――ああ、ごめんなさい貴方達は……見送る側でしたね?」振り下ろした指とともに、サプロファイト君を地に叩きつけるように失意の穴は引き寄せた
    “サプロファイト”:「まったく、女性不信になりそうだぜ」
    白巻トバリ:「まぁそんな、仲良くしてくださいな、今後とも」そしてその諦めない姿を見せてくださいなとお辞儀する
    “サプロファイト”:穴に落ちて行く。それは、現実の高度以上の落差で、機体を砕く。
    “サプロファイト”:「――ま、そうだね。これから長い付き合いに……なりそ……」接続が切れたのか、沈黙する。
    “ホワイトロット”:“サプロファイト”には視線も向けない。
    黒田コノカ:「……一応、お尋ねしますが」
    黒田コノカ:一連のやり取りを顔を顰めながら見つめていたがピストルを構え直して首を傾げる。
    黒田コノカ:「投降する気は?逃げて頂いても構いませんよ。出来ればそのまま我々の事は忘れて頂けると非常に助かるのですが」
    “ホワイトロット”:「最初から言っている筈だ」
    “ホワイトロット”:「お前達と交渉する意味はない」
    黒田コノカ:「お互いせっかく人間に生まれたというのに……嘆かわしいですな」
    黒田コノカ:肩を竦めながら、内心で仲間に毒を吐く。
    黒田コノカ:(異常者どもめ。挑発の域を超えた楔を打ったな)
    黒田コノカ:(こいつらはあくまで機械。本体は遠く離れた地に居る以上干渉が出来ない。ここで勝とうが怨恨は残る)
    黒田コノカ:(この戦いで最も重要な戦いの落としどころを見失った。キングダム崩しに余計な障害を持ち込みたくは無かったが──時は既に逸したか)
    黒田コノカ:残り1発となった残弾を丁寧に弾倉へ込める。息は荒く、額には汗が滲む。
    黒田コノカ:「全く──ままならないものですなあ!早々に自称策士を返上して正解でした!」
    黒田コノカ:回避の意思が見て取れない。かといって、自らの出力では仕留める事は不可能。なら──
    黒田コノカ:真っ直ぐに立つホワイトロットの左足に狙いを定めて、予備動作をカットして射撃する。
    黒田コノカ:込められた弾丸は貫通力を捨てた炸裂弾。少しでも機動力を削げれば御の字だが……
    “ホワイトロット”:推察した通り、一切の回避行動は行わず、最短距離を進む。故に、狙い通りに弾丸は着弾した。
    “ホワイトロット”:『イシュタム』に防御能力は一切ない。装甲も、機動性や再構築の容易さを優先している為薄い。
    “ホワイトロット”:左脚の装甲が爆砕し、中心の素体のみの貧相な骨組みだけが残る。
    “ホワイトロット”:だが、それを全く意に介さぬように歩を進める。
    “ホワイトロット”:確かに機動力は落ちている。だが、一瞬たりとも止まりはしない。
    黒田コノカ:「──どいつもこいつも」
    黒田コノカ:口を開きかけて、苦笑する。
    黒田コノカ:何をそんなに必死に、と言いかけたが。今の自分にそれを揶揄する資格は無い。
    黒田コノカ:「私はこれにて打ち止め!何とも嘆かわしい矮小さに涙が出ますなあ!」
    不発ナカズ:「そんなことないよぉ〜。コノカちゃんの指揮あってこその今があるんだよ」
    マリガル・ノルトル:「そ〜そ。自信もてよザコ様ポイント100万点」
    白巻トバリ:「そうですねー私たちの絆の力が…!」
    黒田コノカ:(やかましいわ、馬鹿共が!)
    “ホワイトロット”:右脚を前に出す。左脚を前に出す。自重にカタカタと震えている。また右脚を出す。前に進み続ける。
    黒田コノカ:「でしたらお力添え頂けると助かりますなあ!絆の力とやらで!」
    黒田コノカ:額に浮かんだ汗が増え続ける。たった数発の弾丸で限界だ。
    マリガル・ノルトル:「はい。ご注文の数の力絆の力お待ち!」
    マリガル・ノルトル:右の人差し指と中指をすくい上げるように振るう。すると
    マリガル・ノルトル:ホワイトロットの前方にバリケードのように従者たちが立ち上がる。
    マリガル・ノルトル:(黒田の大将、やっぱいい目のつけどころしてんぜ。そこ狙えばいいんだな?)
    “ホワイトロット”:歩くペースは変わらない。白い炎を纏い、触れた従者を焼き殺しながら進む。
    マリガル・ノルトル:燃やされたそばから幾重にも立ち上がる。
    マリガル・ノルトル:従者の緩慢な知性のない動き。重量に任せた爆撃は。
    マリガル・ノルトル:今、バリケードザコの隙間から黒弓を構える三体の精鋭を敵の思考から弾くためのブラフ。
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルは頭がザコ故に複雑な思考はできない。だが、それは単純に馬鹿を意味するわけではない。
    マリガル・ノルトル:頭の中で常に数十万を越える声が響いている状態で天才的な思考ノイマンをする方が無理難題なだけだ。
    マリガル・ノルトル:そして今はある程度・・・・声の発生源を外に出している。その状態であれば。
    マリガル・ノルトル:団体戦の指揮ならともかく。自分と相手に限定した個人レベルの戦闘思考なら十分にこなす。
    マリガル・ノルトル:放たれた決して折れぬ黒の三本矢が白を貫き。
    マリガル・ノルトル:「体返してやれよ」
    マリガル・ノルトル:ホワイトロットの身体で
    マリガル・ノルトル支配平等に塗り替えんと。呪いが猛り狂う。
    “ホワイトロット”:左脚が完全に砕ける。従者達を杖代わりに、かき分けるように進む。
    “ホワイトロット”:転ぶ。這ったまま進む。
    “ホワイトロット”:二の矢が肩を貫く。それでも進む。
    “ホワイトロット”:白い仮面が砕け、骸骨のような素体と簡素なカメラアイが露出する。
    “ホワイトロット”:「――破壊する」
    “ホワイトロット”:全身を破壊され尽くされ、立つことすらままならない。
    “ホワイトロット”:回避も防御もする余裕はない。
    “ホワイトロット”:そも、この体は初めから攻撃にのみ特化した存在。
    “ホワイトロット”:余分はいらない。触れる障害は全て燃やして、ついに辿り着く。
    “ホワイトロット”:しかし――既に『イシュタム』は機能を停止していた。
    “ホワイトロット”:――――否。その瞬間・・・・機能を自ら停止したのだ。
    “ホワイトロット”:自殺をトリガーにした能力行使。
    “ホワイトロット”:再び、白い仮面が浮かび上がる。
    “ホワイトロット”:内側から異常を焼き尽くす、自らをも含めた極大の殺意の炎。
    “ホワイトロット”:懲罰奉仕部と、『エルフィンミスチーフ』が白く炎上する――
    白巻トバリ:――そのはずだった
    白巻トバリ:這いずって、ゴールにたどり着いた”勝者”を傲慢に、抱きしめる毒婦がいなければ
    白巻トバリ:「よく頑張りましたね」だから称賛する、求める、諦めない心が、不屈の意思が、信念が……壊れるところが、たとえようもなく見たい”今でなくても”
    白巻トバリ:「お母さん世界が私達を殺して お父さん大人が私達を喰らい 兄弟たちオーヴァードが骨を拾って埋めて泣く世界で」詠う言葉は呪い、敵ではなく自分に向けることで負を己に引き込む、そうして白の炎にいくら焼かれても笑みは途絶えない
    白巻トバリ:「もっともっと、足掻いてくださいね?」抱きしめる、己の異能を焼かれようとも、底なしの悪意愛情ある限りわいてくるから
    白巻トバリ:己を穴と定義した時、意識を…内側へと潜り込ませる彼との相性は、最低で、最高だ
    不発ナカズ:「あら〜、トバリちゃんが燃えてる〜」
    “ホワイトロット”:「お前……」その言葉は、“ホワイトロット”の機械音声ではなく、トバリの声として。
    “ホワイトロット”:「ただの嫌がらせの為に――ここまで・・・・するのか」
    “ホワイトロット”:輪廻の獣は他者に転生する災厄。“ホワイトロット”は敵に転生し、内側から焼き尽くす。
    “ホワイトロット”:それを、自分一人に引き込んで、燃やされ続けながら、閉じ込めている。
    白巻トバリ:「ふふ、素敵なものを求めるのは…本能でしょう?」いやがらせなんてとんでもない、そう嘯いて、焼かれながらもその笑みは艶やかに
    不発ナカズ:「トバリちゃん〜、ちょっとガマンしてね〜」燃え盛るトバリの真正面から槍と小太刀が斬りかかる
    白巻トバリ:「誰がコマドリ殺したか、答えは愛が殺したか♪」そのまま受け入れる
    不発ナカズ:攻撃を受けて体勢の崩れたトバリの首筋に、ちくりと刺すような痛み
    不発ナカズ:「”毒吐き釜スピンドルストン簡易式インスタント”」
    不発ナカズ:毒吐き釜。α-Rブロッカーとソラリス由来の毒を大気に散布し、十字冠離脱を阻止しながら毒で肉体を苦しませることを目的とした理事会兵器。
    不発ナカズ:兵器というからには当然、作った者がいたわけで、理事会兵器ということは作った者は理事会にいたわけで。
    不発ナカズ:「とっておきだよぉ」
    不発ナカズ:作った者は八月革命時に”まるで精神を抜き取られたかのような”心神喪失状態で発見され、数日後に衰弱死した。
    不発ナカズ:──さて、それとは特に関係のないことだが。
    不発ナカズ:「即効性に絞れば〜、毒吐き釜は再現がたやすいんだよねぇ」
    不発ナカズ:転生も許さない即効性の毒が白巻の体を駆け巡る──!
    “ホワイトロット”:“ホワイトロット”が『毒吐き釜』を単身で破壊できたのは、毒が作用しても意味のない機械の体だったことも大きい。
    “ホワイトロット”:だが、今は生身白巻トバリの体だ。
    白巻トバリ:「あ、あ゛あああ゛ああ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ」絞り出す言葉は痛み、もちろん苦痛を感じない程に壊れてはいないから
    “ホワイトロット”:「ぐ、っぁああああああああ――!」猛毒の痛みが全身を駆け巡る。
    不発ナカズ:「トバリちゃん〜、頑張ってぇ〜」ちくりと二の腕に刺すような痛み
    “ホワイトロット”:こいつらは完全に壊れている。
    “ホワイトロット”:もし、“ホワイトロット”の記憶が万全ならば、一人の『先輩』を思い出していただろう。
    白巻トバリ:「あは……びどい゛でずね゛ぇ゛…」痛みと、拒否反応でがたがたと体は震え、それでいて言葉を返したのは、言葉にか意識にか
    “ホワイトロット”:その男を参考に作り上げた現在の自分。だが、参照する為の記憶に破綻がある。
    不発ナカズ:「懲罰奉仕部の友情の日々を思い出してぇ〜〜」太腿に刺すような痛み。これで三本目だ
    “ホワイトロット”:“ホワイトロット”は狂人のロールプレイをしている常人に過ぎない。
    “ホワイトロット”:強固な意志と、思い込みで耐えてきた痛みも、その記憶が失われた今。
    “ホワイトロット”:耐えがたい苦痛となって精神を蝕んでいた。
    “ホワイトロット”:「――よく……分かっ……た」
    白巻トバリ:様々な反応が体を壊す、意思を壊す、けれど決定的に破綻しないあくまで肉体を苦しめる毒に過ぎないから。けれど
    白巻トバリ:「あ゛あ゛……なにかが分かりますか…?ふふ、ダメですよ、諦めないで、まだ頑張れますよね…?」ロールプレイでない狂人は、”その先の幸福”を支えにできてしまう
    “ホワイトロット”:「お前達を……止めるには……今の僕じゃまだ足りない」
    “ホワイトロット”:「どこまでも……お前達を追い続ける。次も……その次も……お前達が狙う兵器を……俺が壊す……」
    不発ナカズ:「また会おうねぇ、ホワイトロットさん〜」
    白巻トバリ:「……ふふ」その執念を、肉体を共有するからこそ感じ取る、その意志の強さがとても好ましい、破綻したその愛情は相手にも伝わるだろうか
    白巻トバリ:「ナカズちゃん・・・もう一本、いきましょうか」だから今痛みと苦しみで血と泡を吹きながら、心臓を差し出す
    不発ナカズ:「頑張って、トバリちゃん〜」最後の一本。異様に長い針は脇の下を縫うようにして心臓へ
    不発ナカズ:「これで、さいご〜〜」
    白巻トバリ:「…!!…!!!、!」心臓から全身へと、血を介して巡る毒、もはや声すら出せぬほどの苦痛に喘ぐ
    白巻トバリ:その痛みを……刻み付けんがために
    “ホワイトロット”:「――っ! ぁ、負けるのは……これが初めてじゃない……」
    “ホワイトロット”:「何度負けても……何度死のうと……足掻いてやるよ……」
    “ホワイトロット”:「それがノドスの……のやり方だ」
    GM:『イシュタム』が白く炎上する。
    GM:残されたのは、元のトバルカインとしてのボディではなく、汎用的な社会人の素体だった。
    GM:白巻トバリの中から、既に“ホワイトロット”は消えていた。
    マリガル・ノルトル:「お〜い、無事……じゃねぇよな……何やってんのお前ら……正直ザコ様引いた」
    黒田コノカ:「……………(無駄な時間だったな)」膝をついて社会人の素体を調べている
    不発ナカズ:「トバリちゃん生きてた。信じてたよぉ〜」
    不発ナカズ:「私たち懲罰奉仕部の絆は〜ノドスの子たちにも負けないって〜」
    白巻トバリ:毒が抜けたわけではないのでびっくんビクンしてるんですけどね、私
    マリガル・ノルトル:「社会人共はザコ様が運んでやるとして」
    マリガル・ノルトル:「トバリはクレタが介抱してやったらどうだ?多少は復活が早くなるかもしれんぞ?」
    月海クレタ:「え……なんで私が」
    月海クレタ:「絶対嫌よ」
    マリガル・ノルトル:「仲いーじゃん(一方的に)」
    不発ナカズ:「またまた〜、そんなこと言っちゃって〜」クレタちゃんをつつく
    月海クレタ:「気持ち悪いこと言わないでよ!」
    白花:「そんなーごすずんーママに優しくして―」
    月海クレタ:「まとわりつくなっ!」能力解除
    白花:「あー!」ぽしゅんと花だけが残る
    キャロル・ホプキンス:「いやあ、何にせよ目標は達成です!」
    キャロル・ホプキンス:「みなさんお疲れ様でした!」
    マリガル・ノルトル:「おう、お疲れ。あとは──」
    マリガル・ノルトル:こっちとしてはこれが本命
    マリガル・ノルトル:「──帰って新しい仲間とケーキパーティだな!」
    『エルフィンミスチーフ』:「……オレサマ、これからこいつらに飼われるのか……」
    『エルフィンミスチーフ』:「…………………………はあ」

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    バックトラック


    GM:バックトラック
    GM:今回のEロイスは
    “ホワイトロット”:『罪の仔ら』 『不滅の妄執』 『修羅の世界』
    “サプロファイト”:『罪の仔ら』 『虚実崩壊』 『唯我独尊』 『苦痛のこだま』
    GM:合計7個!
    不発ナカズ:振りまーす!
    不発ナカズ:7D10 Eロイス
    DoubleCross : (7D10) → 47[3,9,3,9,9,6,8] → 47

    白巻トバリ:ふりまーす
    白巻トバリ:白巻トバリの侵蝕率を7D10(→ 28)減少(135 → 107)
    不発ナカズ:不発ナカズの侵蝕率を47減少(149 → 102)
    マリガル・ノルトル:まずEロイスから
    不発ナカズ:残ロイス6、等倍
    不発ナカズ:6D10 等倍
    DoubleCross : (6D10) → 36[6,10,4,2,9,5] → 36

    不発ナカズ:不発ナカズの侵蝕率を36減少(102 → 66)
    マリガル・ノルトル:7d10
    DoubleCross : (7D10) → 46[9,6,1,3,10,8,9] → 46

    白巻トバリ:ロイス4つ等倍
    白巻トバリ:白巻トバリの侵蝕率を4D10(→ 24)減少(107 → 83)
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルの侵蝕率を-46増加(121 → 75)
    マリガル・ノルトル:等倍
    不発ナカズ:最終侵蝕率は66%なので……4点!
    マリガル・ノルトル:4d10
    DoubleCross : (4D10) → 29[2,10,8,9] → 29

    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルの侵蝕率を-29増加(75 → 46)
    マリガル・ノルトル:めっちゃ下がったーね
    黒田コノカ:Eは無し!自前振ります
    白巻トバリ:5てーん
    黒田コノカ:黒田コノカの侵蝕率を6D10(→ 31)減少(109 → 78)
    GM:Dロイスが“ホワイトロット”の輪廻の獣と“サプロファイト”の亜純血があったので
    GM:シナリオ10+2点
    GM:Eロイス分7点
    GM:いつもの5点
    GM:24+侵蝕分!
    黒田コノカ:29点〜
    不発ナカズ:合計……28点! これが伝説の木の樹液のケーキかぁ〜美味しく頂きまーす!
    白巻トバリ:29てん!
    マリガル・ノルトル:経験点いただきました!
    マリガル・ノルトル:おいしい!
    GM:マリガルさんは27点かな
    マリガル・ノルトル:27点!
    GM:C((29+28+29+27)/3)
    DoubleCross : c((29+28+29+27)/3) → 37

    GM:GMは38点!

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    エンディング1


    GM:キングダム近郊 懲罰奉仕部のセーフハウス
    GM:ミスルトウ樹海学園での『部活動』から数日後。ショコラショコランへの納品を終え、キングダムへの帰途。
    GM:免罪王は依頼に携わった部員への慰労の名目で、六人の部員を連れ出した。
    GM:事実、それは単なる名目という訳ではないが、本当の意味で慰労をするのなら、気兼ねなく会話できるキングダム領外の場所を用意する必要があった。
    キャロル・ホプキンス:「おおー……! これは美味しそうです!」
    キャロル・ホプキンス:持たされたケーキの箱を開けて中身を覗きながら目を輝かせる。
    キャロル・ホプキンス:「サイロさん! 紅茶の用意を!」
    糖蔵院サイロ:「用意つったってポットに入れておいたやつだけどナ」
    糖蔵院サイロ:コポコポと全員分のカップに紅茶を注ぐ。
    マリガル・ノルトル:「ケーキはザコ様が切り分けてやるぜ」
    白巻トバリ:「むぅお手伝いする間もなくー」手早く用意されていく中で仕事を見つけようとあたふた
    マリガル・ノルトル:「ちゃんと全員同じぐれーにあたるようにな」
    不発ナカズ:「美味しそ〜!」
    月海クレタ:「あんまり待たせないでよ」一切手伝う気がないのか真っ先に椅子に座っている。
    マリガル・ノルトル:(サイロはザコ様の分ちっとわけてやるか。こういうの甘いものの好きだしな)
    黒田コノカ:「………クレタ様?我々は同じ志の元に集まった仲間でしょう。手伝って頂きますよ」皿を半分手渡す
    月海クレタ:「うぇー……」しぶしぶ手伝う
    『エルフィンミスチーフ』:「怒られてやんの」
    黒田コノカ:「貴方もですよ。タダ飯ぐらいは困りますな」
    マリガル・ノルトル:「そーだぞエルフィンお前の分も切り分けてやってんだから」
    『エルフィンミスチーフ』:「オレサマ食べられないんだが?」
    白巻トバリ:「じゃ、並べましょうね、お皿にフォーク、カップに紅茶、素敵なお茶会ですねー」
    不発ナカズ:机を拭いたふきんを仕舞っている
    キャロル・ホプキンス:「根っこなら紅茶を吸収するくらいはできるでしょう! 多分!」
    黒田コノカ:「………………」
    黒田コノカ:枯れないか?と思いつつも、笑顔でスルー。
    白巻トバリ:「……よ、よういしますねー」割れないように花瓶に紅茶を入れたものを差し出す
    『エルフィンミスチーフ』:「食事っていうか風呂だな……」
    不発ナカズ:「今のところ〜五十メートル圏内には〜”鴉”を含む生物はいないよぉ〜」宙を飛んでいた小太刀が窓から帰ってくる
    マリガル・ノルトル:「お〜偵察ごくろ〜さん。小太刀そいつも働きもんだな」
    キャロル・ホプキンス:「ナカズさんありがとうございます!」
    不発ナカズ:「これで〜安心して〜ケーキが食べられるねぇ」
    キャロル・ホプキンス:「みなさん! 紅茶とケーキは行き渡りましたね!」
    キャロル・ホプキンス:「それでは! いただきましょう!」
    マリガル・ノルトル:「いようし。いただきます」
    不発ナカズ:「いただきま〜す」むにゃむにゃと食前の祈りの言葉を唱えて手を合わせる
    白巻トバリ:「はぁいお仕事の成功と今後の栄誉を祈って祝ってーいただきます」楽しそうに手を合わせてる
    黒田コノカ:「……頂きます」静かに手を合わせる。
    糖蔵院サイロ:「いただきまス」フォークを動かす手も、カップを持つ手もテーブルマナーを完璧に守った美しい所作でケーキを食べ進める。
    月海クレタ:「……普段と全然違うんだけど」テーブルマナーに気を付けているが、どこかぎこちない動作。
    黒田コノカ:「使い分けですなあ」特に気にした様子もなく普段通りの所作で口に運ぶ
    白巻トバリ:「サイロちゃんは普通にお嬢様タイプですしー」軽口以外はちゃんとマナーにのっとった所作
    糖蔵院サイロ:「元美食クラブだからナ。そこら辺を気にする奴と食うことも結構あったからナ」
    不発ナカズ:「美味しいねぇ〜」もぐもぐ。精確すぎて非人間味すら感じさせるほどの完璧な所作
    糖蔵院サイロ:「ま、美味く食えればそれでいいけど、こいつは一気にかっ喰らうのは味気ねえだロ?」
    マリガル・ノルトル:一つ二つ口に運び沈黙。
    キャロル・ホプキンス:「美味しいです!」マナーなどは特に気にした様子はない。
    マリガル・ノルトル:カフェの時とは打って変わって。どこかの王宮にでもいたかのような上品な所作
    マリガル・ノルトル:「これが、依頼人ネクタルの作りたかった。挑戦したかったケーキ。か」
    マリガル・ノルトル:「ああ」
    マリガル・ノルトル:「うまいな。蜜とクリームの相性が最高じゃねぇの」
    『エルフィンミスチーフ』:「へっ、あんまり褒めんなよ」
    マリガル・ノルトル:「そういやこりゃ。お前から生成されたようなもんか?」
    キャロル・ホプキンス:「そういえばエルフィンさんが育てたようなものでしたね!」
    月海クレタ:「あんまり褒めると調子乗るわよ」
    マリガル・ノルトル:「お前アレだな。色々終わったら蜜ようの植物とか色々育てて売ったりするのもいいのかもな向いてる」
    『エルフィンミスチーフ』:「そりゃお前だろ」
    白巻トバリ:「……」それ、クレタちゃんが言うんだぁってとっても優しい笑顔
    黒田コノカ:(そう言われると……妙に……食べづらいな)
    『エルフィンミスチーフ』:「つっても『伝説の木』は勝手に暴走して育ったようなもんだからな」
    白巻トバリ:「おやコノカちゃん、お口にあいませんでした?紅茶足します…?」ちょっぴり微妙そうな雰囲気を感じて
    黒田コノカ:「いえ……ああ、でも紅茶のおかわりはありがたく頂きましょう」エルフィンの言葉に耳を傾けつつ
    『エルフィンミスチーフ』:「まあとにかく栄養を送り続けた訳だから、美味くなるのは当然かもな」
    不発ナカズ:「後味がさっぱりしていて〜、美味しいよね〜」
    白巻トバリ:「ふふ、どうぞどうぞ」自分が準備したわけではないけれど……コノカちゃんにはにこやかに注いで、皆を見てる他の人もいるかな、なんて
    白巻トバリ:「そういえば、エルフィンがいなくなっても平気なんです?今更ですけど」ふと疑問を覚えて口に出て
    マリガル・ノルトル:「おう、こっちにもくれくれい」こう・ちゃー
    不発ナカズ:「トバリちゃ〜ん、私にもお代わりちょうだ〜い」
    月海クレタ:「ん」カップを突き出す
    白巻トバリ:「はぁいただいま〜♪」マリガルちゃんに、ナカズちゃんに、クレタちゃんに、弾むように注いで回り
    糖蔵院サイロ:もう一本ポットを自分の近くに常備している。
    キャロル・ホプキンス:「皆さんに注ぐだけじゃなくてトバリさんも飲んでください! ほらほら!」トバリからポットを奪い取ろうとする。
    白巻トバリ:「ま、まぁ!?ダメですよ!仮にそうだとしてもキャロル様にしていただくなんて、とてもとても…」慌てて自分の分も注いで
    キャロル・ホプキンス:「もう! 私はそういうの好きじゃないです!」ぷんぷん
    マリガル・ノルトル:「そーだぞ。いいだろ別に。同じ仲間なんだし」
    キャロル・ホプキンス:「そうですそうです!」
    白巻トバリ:「むぅーほら、仲間ですけど、尊敬してますし―お仕えしたいなーとか、そういう形もあるじゃないですかー」それを望まないのを知っていてあえて困ったように
    不発ナカズ:「皆仲良く〜一緒に食べよ〜」
    キャロル・ホプキンス:「お仕えしないでください!」
    白巻トバリ:「大丈夫ですよー、キャロル様の望むその時が来たら、ちゃんと手を放しますから、ね?」貴方の望みには従いますよ?と念を押してから紅茶を口に含む
    マリガル・ノルトル:「その時なぁ」
    マリガル・ノルトル:「そう……とおかぁねんだろな」
    不発ナカズ:(さて、どうだろうね?)もぐもぐ。無言で美味しそうにケーキを食べている
    キャロル・ホプキンス:「もう少し準備は必要ですよ」
    キャロル・ホプキンス:「ですが、今年度中には本格的に行動を起こします」
    キャロル・ホプキンス:「最高学年の王もいます。昨年度はアトラ・アーリーバードのお陰で卒業は防がれましたが」
    キャロル・ホプキンス:「罪を清算する機会もないままノヴァリスを去ってしまっては彼女達が救われません」
    不発ナカズ:「卒業すると〜、会えなくなっちゃうから悲しいよぉ〜」
    白巻トバリ:「うんうん…、キャロル様はちゃんと救いたいんですものね」
    マリガル・ノルトル:「ザコ様にゃそこらへんの機微はわからんが。ま、そんぐらいの時期ね。りょーかい」
    黒田コノカ:「今回の件で人でも増えた事ですし……ようやく我々の活動も本格化という事ですか」
    黒田コノカ:(しかし……ヘンリー・ホプキンスから小出しにされる情報を拾っているようではまるで間に合わない)
    黒田コノカ:(多少、腰を落ち着けて話をする必要があるか……彼が私の期待に応えられる匣であることを祈るとしよう)
    キャロル・ホプキンス:「――大丈夫ですよコノカさん」
    キャロル・ホプキンス:「既にある程度の道は見えています。あとはどれだけ戦力を揃えられるか」
    キャロル・ホプキンス:「コノカさんはそこに集中していただければ大丈夫です!」
    不発ナカズ:「頼りにしてるよぉ〜、指揮官サマ〜」
    白巻トバリ:「クレタちゃんみたいな期待の新人犯罪者を発掘しないといけないんですねー…ふぁいとー」
    マリガル・ノルトル:「だってよ期待してんぜ黒田の大将」
    月海クレタ:「人を極悪人みたいに言わないでよ……」
    黒田コノカ:「……だから私は指揮官ではないのですが」
    黒田コノカ:「まあ……私もタダ飯喰らいの誹りを受けるのは不本意ですし、力は尽くしましょう」
    キャロル・ホプキンス:「ふふふ……ですがトバリさん、これ以上の人員を望むのは正直厳しいでしょう」
    白巻トバリ:「クレタちゃん、一般的に罪を友達に擦り付けるのもその上でダブルスコアして捕まるのも多分極悪人ですよー?」それじゃ外に出た時に苦労しちゃうよって面で
    不発ナカズ:「人員は難しい〜……なら、さらなる〜理事会兵器を〜?」
    キャロル・ホプキンス:「私達は行動の時までキングダムに叛意を知られる訳にはいきません。秘密を知る人員は最小限にする必要があります」
    キャロル・ホプキンス:「はい。そちらは、コノカさんに心当たりがあるようですし……」
    マリガル・ノルトル:「やったなエルフィン。仲間が増えるぞ」
    『エルフィンミスチーフ』:「別に嬉しくはないけどな。大抵は意志とかねえだろうし」
    キャロル・ホプキンス:「エルフィンさんのお陰で、思い付いたこともあります」
    白巻トバリ:「あ、クレタちゃんのおかげの思い付きといってらした奴ですかー」
    キャロル・ホプキンス:「私達がキングダムと戦う以上、王との戦いは避けられません」
    キャロル・ホプキンス:「王は何故強いと思いますか?」
    不発ナカズ:「王鍵を〜持ってるから〜……というのは〜違うよねぇ」
    キャロル・ホプキンス:「いえ! その通りです! ナカズさん正解です!」
    不発ナカズ:「あら〜、期せずして〜」
    白巻トバリ:「ナカズちゃんすごーい」拍手ー
    キャロル・ホプキンス:「王と呼ばれていても、私達と皆さんは共に生徒。年端も行かぬ小娘に過ぎません」
    キャロル・ホプキンス:「このノヴァリスにおいて、真の王は至上王陛下だけなのですから」
    キャロル・ホプキンス:「ならば、私達も武装すればいいのです」
    キャロル・ホプキンス:「クレタさんとエルフィンさんのように、それぞれに最適な理事会兵器で」
    キャロル・ホプキンス:「コノカさん、これからは性能よりも、皆さんとの相性を重視して情報を探っていただけますか?」
    黒田コノカ:「……………相性、ですか。これはまた大役ですなあ」
    黒田コノカ:内心でげんなりしつつ、頷く。
    不発ナカズ:「コノカさま〜、おねがいします〜」なにとぞなにとぞ〜
    マリガル・ノルトル:「ザコ様たちにお似合いの品を見繕ってくれよな」
    白巻トバリ:「レガリアみたいな理事会兵器ですかーそれはそれで怖いですねー…」
    黒田コノカ:「まあ、名のある王がここまで堕ちてくるのを待つよりは現実的な案ですな。留意して情報を集めましょう」
    キャロル・ホプキンス:「それと、いくつかは別ルートで戦力が手に入るかもしれません」
    不発ナカズ:「おぉ〜、別ルート?」
    キャロル・ホプキンス:「これもエルフィンさんのお陰ですね。実際動かせるのは数ヶ月かかるそうですが」
    『エルフィンミスチーフ』:「オレサマは微生物を生産して、そいつらを介して土壌に養分を送る」
    『エルフィンミスチーフ』:「どうも今の意識を得た時点で、その微生物と感覚を共有できるようになったみてえなんだ」
    『エルフィンミスチーフ』:「そいつらが活動できるのは地中だけだが、時間をかければかなり深くまで進める」
    黒田コノカ:「それは……………また…………はは」頭の中で広がった盤面を握りつぶしつつ、乾いた笑みを零す
    キャロル・ホプキンス:「未だ大半が地中に埋まったまま、理事会すら封印した未知の領域」
    キャロル・ホプキンス:「大ノヴァリス博物館地下の都市遺跡、その全容をいち早く把握することも可能です」
    マリガル・ノルトル:「地形把握それがあれば黒田の大将。作戦立ほうだいじゃね〜の」
    マリガル・ノルトル:「お手柄だなおい」
    マリガル・ノルトル:本人の思考とかどこ吹く風の発言
    白巻トバリ:「おお……面白いアドバンテージを得られましたねーエルフィンとクレタちゃんえらーい」それによる面白いものがきっとみられる期待は胸が躍る
    月海クレタ:「ふふん」得意げ
    『エルフィンミスチーフ』:「俺の手柄の割合が多い気がするんだけどなあ」
    キャロル・ホプキンス:「みなさん専用の理事会兵器と、地下に眠る未発見の戦力」
    キャロル・ホプキンス:「そして、みなさんの力で、まずは」
    キャロル・ホプキンス:「――大ノヴァリス博物館を手に入れます」

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    エンディング2


    GM:シーンプレイヤー:不発ナカズ

    不発ナカズ:不発ナカズ。罪状:外観誘致
    不発ナカズ:八月革命時、キングダムに理事会の人員を招き入れた罪。
    不発ナカズ:……本当に、罪はそれだけなのだろうか? キングダムに侵略してきた理事会の人間の半数が、”まるで精神を抜き取られたかのように”心神喪失状態であったとしても?
    不発ナカズ:不発の自室。ぬいぐるみや人形がところ狭しと並ぶ。同室のサイロには苦言を呈されるたびにおやつを譲って事なきを得ていた。
    不発ナカズ:「ただいま。良い子にしてたかな?」かたかた、かたかた、かたかた。
    不発ナカズ:「静かに」ぴたり。震えていたぬいぐるみたちが動きを止める。
    不発ナカズ:「けっこう。毒吐き釜スピンドルストンを作ってたのは……君だったかな?」不発がぬいぐるみに視線を下ろしていくと、ひときわ大きく震えるものが一つ。
    不発ナカズ:「たしかに作り方は役に立ったけど……再現率が半分以下の時点で、ねぇ?」がたがた、がたがた、がたがた。
    不発ナカズ:「おめでとう。君は”釈放”だよ」ぬいぐるみの震えが大きくなる。まるで何かを懇願するように。

    不発ナカズ:不発の師事する流派において、精神は揮発するものである。
    不発ナカズ:抜き取った状態を維持することは難しく、何らかの容れ物に宿しておくのが望ましい。
    不発ナカズ:精神を抜き取られた肉体はがらんどうである。生命活動は緩やかに低減し、やがて死に至る。
    不発ナカズ:戻るべき肉体を失った精神に帰る場所はない。精神が揮発していく痛みに耐えながら、自我が摩耗する恐怖に震えながら、その震えるための自我すらやがて消失する。
    不発ナカズ:精神が揮発していく事象は、凌遅刑のごとき痛みと苦しみがあるそうだ。およそ耐えられる人間はいないだろう。

    不発ナカズ:「”アルカトラズ逃れ得ぬ監獄”から出られる喜びを来世で味わってね?」不発がぬいぐるみに触れると同時、そのぬいぐるみの震えは止まった。
    不発ナカズ:(ノドス学区は”遠い”。一度目は何とか繋げられたけど、二度目は無理だ。相手も対策するだろうから、今後はできないと考えた方が良い)
    不発ナカズ:(十字冠の加護には抜け道がある。神聖二重冠がそうだ。現に、トバリの精神には触れることができた)
    不発ナカズ:(……とはいえ、抜き取る余裕はないわね。生徒の精神を抜き取るには、もっと別の抜け道を探さないといけない)
    不発ナカズ:「……アッハッ。平和な世界には、まだまだだなぁ」くすり、と一人笑う
    不発ナカズ:不発ナカズは心の底から人類皆兄弟だと信じている。
    不発ナカズ:他人の苦しみを自分のもののように受け止めることができる。
    不発ナカズ:……その上で、彼女は他人を傷付けることに躊躇や迷いがない。
    不発ナカズ:「──大切なものを全部無くしてから、人は本当に仲良くできる」
    不発ナカズ:「ねえ、そうでしょう? お父様、お母様?」
    不発ナカズ:彼女の言葉に……槍と小太刀は沈黙を貫くのみだった
    不発ナカズ:「……あぁ、サイロちゃんおかえり〜」
    不発ナカズ:くるりと表情を変えて同室のサイロを迎え入れる
    糖蔵院サイロ:「ん、また『お話』してたのカ」
    糖蔵院サイロ:「そろそろ飯の時間だゾ。早く行かねえと食いっぱぐれるゾ」
    糖蔵院サイロ:「午後からの刑務作業もあるんだから食っとけヨ」
    不発ナカズ:「教えてくれてありがとう〜、サイロちゃん〜」
    不発ナカズ:「お礼にデザートは譲るねぇ〜」不発はサイロに付いて部屋を出る。その前に少しだけ部屋に視線を向け
    不発ナカズ:(きっと上手くいくよ。夢は諦めない限り必ず叶うんだから)
    不発ナカズ:内心でそう呟いて食堂へ向かった

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    エンディング3


    GM:シーンプレイヤー:マリガル・ノルトル

    GM:とある日の懲罰奉仕部の活動において、理事会兵器の情報を得て向かった先でノドスチルドレン“ホワイトロット”と遭遇。
    GM:免罪王率いる本隊が囮となって引き付けている間に、あなたと黒田コノカの二人で回収に向かっていた。
    マリガル・ノルトル:「うっひゃ〜アイツもなかなかしつこいなオイ」ゾロゾロと従者を引き連れながら兵器の元に向かっている
    従者の群れ:走り疲れた黒田さんを従者でワッショイワッショイ運びながら
    黒田コノカ:「あちらも全く同じ感想でしょうな。全く巡り合わせの悪い事だ」ぐったり運ばれつつ空を見つめる
    マリガル・ノルトル:「たく、こんな感じで目的達成できんのかねぇ。キャロルもザコ様も」この二人の最終利害が反発するのは置いて置いて
    マリガル・ノルトル:「黒田の大将も」
    マリガル・ノルトル:「先が思いやられるぜ」
    黒田コノカ:「今になって何を仰る。私たちは最初の一歩から思いやる先など無いでしょうに」
    マリガル・ノルトル:「ハハハッ!ちげーねー」笑って走る。喋りながらでも体力はさほど消耗しないようだ
    マリガル・ノルトル:「なあ、覚えてるか?あいつらと最初に会った後、ザコ様が聞いたこと」
    黒田コノカ:「さあ?物覚えの良い方ではありませんので」
    マリガル・ノルトル:「ザコ様と違って頭ザコじゃ〜ねーんだから。そうでもないだろーよ。ま、いいわ」
    マリガル・ノルトル:「大体聞けたし多少は見えたしな」
    黒田コノカ:「はぁ」
    黒田コノカ:怪訝そうに肩眉を上げる。
    マリガル・ノルトル:「黒田の大将よぉ。あんま抑えんなよ?」
    マリガル・ノルトル:「やる気とか疼きとか……本性とか」
    マリガル・ノルトル:「そういうの全部潰したまま。終わる・・・なよ?」
    マリガル・ノルトル:「全部全部出し切ってやりきらねーと。最期にゃ」
    マリガル・ノルトル:「こーなるぞ」真っ黒に染まった双眼を見せる
    黒田コノカ:「………ご忠告感謝します。やる気だの疼きだの本性だの」
    黒田コノカ:黒く染まった瞳を、笑顔で見つめる。
    黒田コノカ:「そういったものが私に残っているのなら、是非。ええ、ぜひとも大切にしたいと思います」
    黒田コノカ:「ありがたいお言葉の礼に一つだけ」
    黒田コノカ:従者に持ち上げられたまま器用に寝返りを打って欠伸。
    黒田コノカ:「人間というものは表と裏、あるいは二層構造。そういう単純なものでもありません」
    黒田コノカ:「コインを裏返したくらいで全てを理解した気になるのは大変危険ですよ」
    マリガル・ノルトル:「まだ先があるって示すなら理解させてくれる気があるって解釈するぜ。ま、なんにせよ」
    マリガル・ノルトル:「全てが終わる時。”怨み”は残して去るなよ」
    黒田コノカ:「ええ、勿論。常日頃、そうあるように努めていますとも」
    マリガル・ノルトル:「そんならいーけどな。オラ、スピード上げるぞ」神輿と共に速度を上げて風を受けていく
    マリガル・ノルトル
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルはとあるFHセルで生まれた一般的なFHチルドレンだった。
    マリガル・ノルトル:多分に漏れず、彼女はセルにおける一つの目的の為に生み出された存在である。
    マリガル・ノルトル:そのセルは。レネゲイドは感情をエネルギーにしていると考えた。では、一つの肉体に複数の感情を、エネルギーを発生させる人格を同時に詰め込めば……
    マリガル・ノルトル:詰め込むものが最も強く害として他人に働きかける恨み、怨念の類であれば?
    マリガル・ノルトル:呪い
    マリガル・ノルトル:恨み嘆き怒り。数十万の死した人間の負の残留思念。彼女はその”器”として選ばれた。
    マリガル・ノルトル:彼らは、マリガルがどうなるか。などということは考えていなかった。体が耐えらなければ呪いを次の日検体に引きうつすだけであるし。耐えれたのであれば。怨念の中の最も強い意志が表に出てくるか。それともジャームとして生まれ出るか。
    マリガル・ノルトル:いずれにせよ彼らは強大な”個”の誕生を望んでいた。それを制御するための備えをしてきた。しかし。
    マリガル・ノルトル:15のマリガル・ノルトルは小国を滅ぼして余りある呪いをその身に入れてなお。記憶と連続性を、少なくとも、外から見て有しているような振る舞いをみせ。
    マリガル・ノルトル:そして彼女は自らと同胞たちを”支配”していたセルを”群”として潰し。姿を消した。
    マリガル・ノルトル:ここで二つの疑問ある。
    マリガル・ノルトル:マリガル・ノルトルはその後各地を放浪し。いさかいを起こしつつも武装集団に支配される現地の人々に対しよりそい。助けを求める手をとってきた。
    マリガル・ノルトル:彼女は確かに今も怨念の塊ともいえる存在である。そんな存在がなぜそのような善行とも捉えられる行為に及ぶのか?
    マリガル・ノルトル:もう一つ。過去のマリガル・ノルトルを知る者は彼女は変わらずと認識したが。
    マリガル・ノルトル:果たして本当にそうなのだろうか?幾千幾万の思念を受けて。本当になにも変化がなかったのか?そんなことがあり得るのか?
    マリガル・ノルトル:いま”器”として黒田コノカと話したこの存在は
    マリガル・ノルトル:本当にマリガル・ノルトル・・・・・・・・・と呼べる存在なのか?
    マリガル・ノルトル:その答えは。
    マリガル・ノルトル:ザコ様しか知らない。
    マリガル・ノルトル:ザコ様は政治がわからぬ
    マリガル・ノルトル:されど支配というものに対して誰よりも憤りを感じていた
    マリガル・ノルトル:ノヴァリスを訪れ。キングダムの学籍を取得して即刻騒ぎを起こし牢にぶち込まれたこの存在が
    マリガル・ノルトル:次に巻き起こすのは。さて、なんであろうか
    “サプロファイト”:「――おっと、やっぱり別働隊がいたな」
    マリガル・ノルトル:「うおぉぉぉぉぉぉぉぉい!!いるじゃねぇか!!別の奴が!!」
    “サプロファイト”:戦闘用ドローン複数体を伴って進路を阻む。
    マリガル・ノルトル:「またホワイトロットと一緒に来たのかよ!仲良しか!いいことだな!!」
    “サプロファイト”:「そっちの尺度で語るの、あんまり行儀よくないと思うよ」
    “サプロファイト”:「ま、とりあえず今日はそれを負け犬の捨て台詞ってことにしてもらえるかな?」
    マリガル・ノルトル:「か〜、しょーぶの前から勝ち負け決めんのはフェアじゃね〜だろ。なあ、黒田の大将よ」神輿から黒田さんを地面に降ろし
    黒田コノカ:「はぁ…………………」深く、深くため息を吐く
    マリガル・ノルトル:「今回はどうする?どうすんだぁ〜?」
    黒田コノカ:「1つの戦いにおいて勝ちだの負けだの何の意味もない話ですな。というか貴方はそろそろ自分で考えなさい」
    黒田コノカ:「せっかく頭があるのですから。そちらのガラクタドローンと同じレベルでは困りますな」
    黒田コノカ:ホルスターからピストルを抜く。
    マリガル・ノルトル:「そーいうなよ」「ま、長くて短い付き合いだ。どつきどつかれやっていこうぜ」
    マリガル・ノルトル:「かかってきやがれサプロファイト支配者!その体。また取り返してやんよ!」

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    エンディング4


    GM:シーンプレイヤー:白巻トバリ

    GM:キングダム内刑務所
    GM:午後の刑務作業は中庭の草むしりだ。自由時間には囚人生徒達が運動に利用する場所だが、そのメンテナンスも囚人生徒の仕事だ。
    GM:近頃は心なしか雑草が伸びる速度も速い。いつも以上に力を入れなければ規定時間までに作業が終わらず、罰則を受けることもあり得る。
    月海クレタ:(『エルフィンミスチーフ』の影響なんじゃないのこれ……)
    月海クレタ:「はあ……」溜め息を吐きながら端の方でむしっている。
    白巻トバリ:「……土壌改良されてません?」ひょこっとクレタちゃんの背後から毟った束をもって声をかける
    月海クレタ:「……話しかけないでよ」
    白巻トバリ:「えーなんでですかー、うつむいて作業してるだけだと気がめいりません?」隣にしゃがみこんで作業する
    月海クレタ:「あんたと会話するよりマシ」
    白巻トバリ:「そんな、ショックですー、友達のクレタちゃんにそんな風に言われるなんて―」
    月海クレタ:「いちいち友達って強調するの本当やめてくれない?」
    白巻トバリ:「だってそうありたいですしー…?」くすくす笑いながら毟る手は止めない、草を、ぶちぶちとひきぬいて
    月海クレタ:「あんたの願望を押し付けられる側は毎回めちゃくちゃ迷惑してるのよ」
    白巻トバリ:「……そんな、私がクレタちゃんの重荷になっていたなんて、ショック」
    白巻トバリ:「でもでも、今は結局は同類じゃないですか、疎まれ蔑まれ、ただこんな端っこで、草を毟るしかできない」同じに堕ちた相手を見る目はじっとり優しく笑みを浮かべて
    月海クレタ:「……笑いながら言ってんじゃないわよ」
    月海クレタ:「今は、でしょ」反面、不機嫌な表情のまま。
    月海クレタ:具体的なことは語らない。キングダムの中では、会話は聞かれている。
    白巻トバリ:「そうですね、そのためには真面目に”頑張りましょう”ね?」
    白巻トバリ:はたから聞けば奉仕作業を、そして意味が伝わる相手ならば、何をかいわんや
    白巻トバリ:「私は、応援してます、傍にいますから、ね?」笑みは崩れない、とてもうれしそうに
    月海クレタ:「最悪……」
    月海クレタ:「もっとそっち行きなさいよ。そっちの方が草生えてるわよ」
    白巻トバリ:「えーじゃあ一緒にこっちやりましょうよー、クレタちゃんが頑張った成果を見せつけられますよ?」
    白巻トバリ:「他の人より上に、褒められる、いいことですよね?」マウントとりましょう、って誘って
    月海クレタ:「こんな泥臭いことで褒められても何も嬉しくないわよ」
    月海クレタ:「私はよくやったって褒められたいんじゃなくて」
    月海クレタ:「もっとキラキラして、憧れられて、ちやほやされたいの」
    白巻トバリ:「……ふふ、そうですね、そうですよね」
    白巻トバリ:「私も、キラキラして、みんなに囲まれているようなクレタちゃん、好きですし」
    白巻トバリ:「そうあれるよう、見守っていますからね、傍で、しっかりと」
    牢名主野オバ:「あんた達……喋りながらだらだらやってんじゃないよ」
    牢名主野オバ:「終わらなかったらこっちまで罰受けるんだからね」
    白巻トバリ:「はっ申し訳ありませんでしたーオバさん……!」きびっきび!
    月海クレタ:「こいつが勝手に話しかけてくるだけだっての……」ぶつくさ
    白巻トバリ:「まぁまぁそういわずに、楽しくしっかりやりましょー」
    白巻トバリ:そう笑って、誰かさんのせいで蔓延る草を抜くのでした

    白巻トバリ:――深夜、己の定められた牢内で、星明りを頼りに
    白巻トバリ:ペンを走らせる、今日までのこと、それはただの日記。
    白巻トバリ:友達が堕ちてきた、なんとも悲しいこと。だけれど、今後はまた一緒だから、がんばって”見守ろう”
    白巻トバリ:ペンを回し描く、これからのこと、それはただの欲望。
    白巻トバリ:楽しみで仕方ない、挫折、奮起、絶頂、転落、失意、再起、絶望。彼女だけじゃない、みんなの欲望はどこに向かい、何をなすのか。
    白巻トバリ:ペンの飾りを外す、それは可愛らしいクラゲのマスコット。
    白巻トバリ:”逆さまにした”それを自然に口に含む。
    白巻トバリ:舌を伸ばす、舐め上げても、感じるのはプラスチックの味気ない風味。
    白巻トバリ:カリっ――歯を立てる。パキり――少し欠ける。
    白巻トバリ:「ふふっ……」声を潜めて笑う、楽しそうに、思い上がり、叩き潰され、それでもすぐにまた足掻く、大事な子の思い出を、そしてこれから藻掻く皆に夢想を抱いて。
    白巻トバリ:「コノカちゃん70てーん、ナカズちゃん80てーん、マリガルちゃん40てーん、サイロちゃん50てーんー、キャロル様100てーん、クレタちゃん…120てーん」カリッ……パキッ
    白巻トバリ:今日のみんなも、素敵でした、明日ももっと素敵になりますよね。
    白巻トバリ:「……ノドスの仔たち、100てーん」カリッ……パキッ
    白巻トバリ:夢に向かって頑張る子達が大好きです、願いを抱くみんなが大好きです。それを失い失意に沈むのは何より愉悦を産みます。
    白巻トバリ:……自分には誰かに依存した歪な欲望願いしか持てないから。
    白巻トバリ:カリッガリッ
    白巻トバリ:羨ましい妬ましい欲しい憎い好き嫌い異なりい欲しい踏み躙りたい嗤いたい、愛しい欲しい美しいみたい欲しいみたい見たいみたい見たい、ナゲキガミタイ
    白巻トバリ:ガリ……ザリッ
    白巻トバリ:巣穴に引きこもる悪兎は穴の底から、ただ星を見上げるだけ……堕ちてくるように祈って手を伸ばすだけ。
    白巻トバリ:見栄っ張りで、意地っ張りで、卑屈で悲観的でも、自分本位を手放さない、必死で足掻く、愛しいそんな子にはなれない
    白巻トバリ:ジャリ……ジャリ……
    白巻トバリ:コクン、と気づけば磨り潰したものを飲み込んで
    白巻トバリ:「――ああ、明日からも頑張りましょう」なんでもなかったように、日記を閉じて鍵をかけ、横になった

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    エンディング5


    GM:シーンプレイヤー:黒田コノカ

    GM:キングダム近郊 懲罰奉仕部セーフハウス
    ヘンリー・ホプキンス:「――顛末は免罪王の記憶から把握している」
    ヘンリー・ホプキンス:少女の口から、その少女のものではない声が放たれる。
    ヘンリー・ホプキンス:鍵となる言霊を聞いた瞬間、免罪王の意識は理事会の亡霊ヘンリー・ホプキンスのものに切り替わる。
    ヘンリー・ホプキンス:「『毒吐き釜スピンドルストン』は破壊されたが、『エルフィンミスチーフ』の獲得には成功した」
    ヘンリー・ホプキンス:「ノドスチルドレンと遭遇したこと、『エルフィンミスチーフ』の有効活用法まで見出したことを踏まえて」
    ヘンリー・ホプキンス:「一先ずは合格と言っていいだろう」
    黒田コノカ:「それはどうも。権威ある"大人"からお褒めの言葉を頂けて大変恐縮です」
    黒田コノカ:肩を竦めて言葉を返す。
    ヘンリー・ホプキンス:「私に権威などない。かつてあったとしても、既に失墜している」
    ヘンリー・ホプキンス:「だが、追従にせよ嫌味にせよ、君のそういった態度は好印象だ」
    ヘンリー・ホプキンス:「王でない者は、部を弁えなければならない」
    黒田コノカ:「それはそうでしょうなあ。何の間違いか私がこうして貴方と話す立場となったのもただの偶然に過ぎない」
    黒田コノカ:僅かに体重を預けた事でぎし、と椅子が軋みを上げる。
    黒田コノカ:「私は、私の部を弁えているつもりです。それをご理解いただけているようで一安心ですよ」
    ヘンリー・ホプキンス:「君が望むものについても、理解しているつもりだ」
    ヘンリー・ホプキンス:「更なる理事会兵器の情報」
    黒田コノカ:「……ふむ。ご教授いただけるので?」
    ヘンリー・ホプキンス:「とはいえ、今の私ができることなどそれ以外にはない」
    ヘンリー・ホプキンス:「ああ、試練をくぐり抜けた者には、報酬を与えるべきだ」
    ヘンリー・ホプキンス:「それは、王であろうとなかろうと変わりはしない」
    ヘンリー・ホプキンス:「そして、君達の状況も理解している」
    ヘンリー・ホプキンス:「今年度中に行動を起こすのなら、ゆっくりはしていられまい」
    黒田コノカ:「仰る通り。この窮屈な王国でこれ以上の人手を募ることができない以上、個の"質"については無視できない要素です」
    黒田コノカ:「相性の良い、と条件が付いてしまった事に関しては頭痛の種ですが……貴方の協力が得られるならそれも多少和らぎましょう」
    ヘンリー・ホプキンス:「いくつか心当たりはあるとも」
    ヘンリー・ホプキンス:「私としても、君達の革命は少なくとも成功の一歩手前までは言ってもらわねば困る」
    ヘンリー・ホプキンス:「そこまでの助力はしよう」
    ヘンリー・ホプキンス:「その先は、君や免罪王達次第だが」
    ヘンリー・ホプキンス:「いや……至上王次第、と言うべきかな」
    黒田コノカ:「………………」
    黒田コノカ:「至上王の動きに関しては。予測するだけ無駄でしょうな」
    黒田コノカ:「我々は橋の渡り方は知っていても橋を架ける術はない。そこまで助力いただけるだけで充分です」
    黒田コノカ:(果たして本当に無意味なのか。いや、今は……考えるべきではないな)
    ヘンリー・ホプキンス:「ああ。私の知る限りの理事会兵器の情報を授けよう」
    ヘンリー・ホプキンス:「……いや、一つ訂正する」
    黒田コノカ:「……?」
    ヘンリー・ホプキンス:「私にできることは、理事会兵器の情報を渡すだけだと言ったが」
    ヘンリー・ホプキンス:「もう一つ、情報を渡しておこう」
    ヘンリー・ホプキンス:「これは、君が既に知る情報の補足だが」
    ヘンリー・ホプキンス:「大ノヴァリス博物館地下に眠る古代都市」
    ヘンリー・ホプキンス:「そこにあるとされる『殉葬棺』のオリジナル」
    ヘンリー・ホプキンス:「――それに封印された神を解放する手段を」

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    マスターシーン3


    GM:漂流学区ノドス
    GM:いくつものケーブルが繋がったカプセルが開き、中で横たわっていた少年が起き上がる。
    ???:「は……ぁ、がッ……ぅ」
    グレイ・ギブソン
    ???:左半身を包帯で保護した少年が、脂汗を流しながら、苦悶に喘ぐ。
    ???:「クソ……ッ」カプセルを殴り付ける。
    ???:「おいおーい、物に当たるなよ“ホワイトロット”。資材は貴重なんだからよ」
    ラーヒズヤ・アサーヴ
    ???:「ラーヒズヤ……」
    ラーヒズヤ・アサーヴ:「“サプロファイト”じゃないくていいのか? グレイ」
    ラーヒズヤ・アサーヴ:「俺の名前呼ぶなんて珍しいじゃん。やっぱあの子らとやり合ったのは結構響いたか?」
    グレイ・ギブソン:「……単なる言い間違いだ」
    ラーヒズヤ・アサーヴ:「はいはい」
    ラーヒズヤ・アサーヴ:「――で、これからどうすんの?」
    ラーヒズヤ・アサーヴ:「俺からキングダムに通報しちゃえば多分身動き封じられると思うぜ」
    ラーヒズヤ・アサーヴ:「即座に罰則とはいかなくとも、上から睨まれちゃ動きにくいだろ」
    グレイ・ギブソン:「……いや、あいつらは泳がせる」
    グレイ・ギブソン:「あいつらは、俺達も知らない理事会兵器の情報を持っている」
    グレイ・ギブソン:「その動きを追っていけば、必然的に破壊すべき兵器に行き着く」
    ラーヒズヤ・アサーヴ:「徹底的にやり合おうって訳ね」
    ラーヒズヤ・アサーヴ:「まあ、俺も賛成だよ。借りもあるしな」
    ラーヒズヤ・アサーヴ:「それに、懲罰奉仕部の狙いは大博物館だ」
    ラーヒズヤ・アサーヴ:「あそこは俺達だけで落とすのはちょっと骨が折れるからな」
    グレイ・ギブソン:「ああ。あいつらの作戦に合わせて俺達も動く」
    グレイ・ギブソン:「大博物館には、運用次第でいくらでも悪用できるEXレネゲイドや遺産が大量に所蔵されている」
    グレイ・ギブソン:「当然懲罰奉仕部には渡さない」
    グレイ・ギブソン:「大博物館に死蔵している限り、どこかの勢力に狙われ続ける」
    グレイ・ギブソン:「俺達の手で」
    グレイ・ギブソン:「――大ノヴァリス博物館を破壊する」

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    GM:『敗者達のタイバーン・ジグ』
    GM:これにて全行程終了です! ありがとうございました!
    白巻トバリ:お疲れ様でしたー!
    不発ナカズ:お疲れ様でした〜!
    黒田コノカ:お疲れ様でした!!
    マリガル・ノルトル:お疲れ様でした!